光速の読みがなせる技で通常ならば何故この手が評価値が高いのかといった
手に関しても読み筋を総合して優先順位を絡めて最善手評価をできるようになって
きたと思われる。69玉で駆け引きして仕掛けのタイミングを図るなどは他の棋士も
感心してるのではないだろうか? あれを見せつけられたら先手を持たれると勝てる
気がしないような気がする。

(69玉の理由は豊島陣の陣形のベストから揺らいだ時に仕掛けるため)

藤井 

中盤の形勢判断の改善に重点的に取り組み、その成果が出ています。
ソフトの形勢判断を参考にしながら、感覚だけでなく理由や解釈も考えています。
中盤で以前より広い手を読んで踏み込むだけではなく、自陣に手を入れたり
相手の狙いを消したりするような緩やかな手も指せるようになりました。