タイトル総数101期、名人竜王を10期務めるなど数々の殊勲を手にしてきた藤井聡太九段(58)が引退を表明した。
藤井九段はA級順位戦最終局で敗戦したことで降級が決定。
B級1組で引き続き指すかどうか動向が注目されていたが、
まさかの「引退」表明に将棋界は動揺を隠せない模様だ
藤井九段は史上最年少タイトルを2020年に獲得したことを皮切りに数々の記録を塗り替えてきた。
2025年には前人未到の八冠を達成。積み上げたタイトルは102、
特に最高賞金タイトルの竜王の20期は不滅の大記録だ。
長きにわたり将棋界のスーパースターとして君臨しつづけてきたレジェンドが棋界を去ることとなる。

中村太一連盟会長(71)
まだまだ将棋界を盛り上げてくれる大きな存在だと思っていただけに大変驚いております。藤井さんご自身の考えた上でのことですのでお気持ちを尊重してあげたいと思っております

渡辺明初代永世竜王(75)
藤井さんが10代の頃からタイトル戦を初めとして何度も対局できたことを誇りに思います。これだけの功績を上げてきた方なんで、今後も将棋界に多くの影響を与える存在になっていただけると思います。

羽生善治三冠(90)
突然のことに大変驚いております。まだまだお力を存分に発揮されることかと思っておりました。大変な功績を積まれた方なので、今はお疲れ様でしたと言いたいと思っております。