春と秋に特別公開される麻生大浦荘は、「筑豊御三家」のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、
太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつで、数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しい
邸宅は大正末期に建てられたと云われています。1階773.4平方メートル(約234坪)2階62.7平方メートル
(約19坪)の広さを持つ大浦荘の建材は主に桧と杉、柱は四方柾に製材されており非常に高価な木材が使用
されています。また欄間にも精緻細工が施されており、贅を尽くして建築されたことが伺えます。

■アクセス
 西鉄バス「笠松陸橋」バス停より徒歩約3分
 JR福北ゆたか線「新飯塚駅」東口より徒歩約10分
 国道201号線バイパス(八木山バイパス〜飯塚庄内田川バイパス)「上三緒第二
 団地入口」より県道402号線を新飯塚方面へ約2km