<畠山鎮談>
 僕が平成13年4月に(奨励会)幹事になったとき、
佐藤天彦さんが13歳1級、豊島さんが11歳3級、
糸谷さんが12歳4級、稲葉さんが12歳5級でした。
佐藤天さんと豊島さんは将棋も態度もそつがなくて、
絶対に四段になると思いました。
 その点、糸谷さんは広島の天才少年といわれなが
ら、6級で2年もふらふらしていたし、稲葉さんは
いつも早指しで負けてもにこにこしている。この二
人はどうなるのかと心配になりました。