歴代のタイトル2期以上の人はほとんど25歳以下で七段に昇段している。
郷田・高橋・深浦は当時の昇段規定が厳しくて昇段が遅れたが、
現行規定に換算すると25歳以下で七段昇段していた計算になる。

そして、現行規定に換算しても25歳以下での七段昇段ができないのは、
30人中2人(丸山と藤井猛)しかいない。

つまり、「25歳以下で七段昇段」というのが、
若手強豪の1つの目安になると考えられる。

これを今の20代以下の棋士に当てはめるとこうなる。

有望若手(25歳七段を満たす)
15歳七段・・・藤井
21歳七段・・・豊島
23歳七段・・・菅井、斎藤
24歳七段・・・勇気、千田、高見
25歳七段・・・八代、永瀬

惜しい(26歳以上になってから七段になった)
大石(28歳七段)

手遅れ(現在26歳を超えてまだ六段)
澤田(27歳)、三枚堂(まだ25歳だが数ヶ月以内の昇段は絶望的)

まだわからない(現在六段でまだ25歳以下)
増田(21歳)、近藤(22歳)、光瑠(24歳)

話にならない(まだ五段以下)
その他大勢