>>938
>なぜなら全体が弱いと皆本来あるべき一致率より高くなって、逆に全体が強いと皆が低くなってしまう

この理由で大山の一致率(相手一致率)は信用できないというのは当たらない
1964年にはプロ棋士は69人しかいなかった(11,15,15,13,15)
今は160名いる
今は倍以上に水増しされている
昔はプロは今でいうとC級1組の上位10位くらいまででそれより下はプロ棋士になりなかったのだ
「全体が弱いと皆本来あるべき一致率より高くなる」というのは、仮にその通りだとしても昔より今にあてはまる指摘ではないのか
現に昔より勝率7割以上の棋士が増えている
勝率8割台の棋士も珍しくなくなっている
64年の69棋士の人名は次のサイトページの通りだ
http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/juni/juni19.htm

それと、個々の棋士の一致率は勝率と不可分だが、棋士の一致率の高さと勝率が比例しているわけではない
同じ勝率でも棋士によって一致率は異なっている
なぜそうなるのかは明らかだ
現在の最強クラスの同じソフトとの一致率だからだ
だから、強い棋士ほど勝局の一致率(最善手率と見なせてもよい)が高いし、負けは負けなりに強い棋士ほど負けても一致率で善戦している
こうした仮説を覆さないとあなたの反論は有効でない
たとえば、64年の大山は勝局一致率の比較でも、敗局一致率の比較でも95年の羽生より一致率が高い
その違いを相手レベルのせいにするのは相当無理がある
藤井七段を見ると対局相手が強化された現在でも勝局86%敗局68%だ
対局相手が劣る2017年(81%63%)より上がっている