>>546
解析棋譜は保存しているから平均悪手はわかるが、平均悪手の元にあるのが一致率で一致率が100%なら平均悪手が0になるように、この二つは独立変数ではない
このため説明変数にできるのはどちらか一つだけということになる
そこで、一致率(を採る)か平均悪手(を採る)かという議論になっている
これは、2個以上の説明変数を用いて重回帰分析するときには互いに独立性が高い変数であることが求められ説明変数同士に相関があると回帰式の信頼性が極度に低下するので避けることになっているからだ
一致率を選んだのは平均悪手より一致率のほうが有効と判断できたからで、その理由は何度も言及してきた通り

とは言ってはみたものの、
初手からの前半40手(50手)は平均悪手と相手平均悪手
後半(41手以降または51手以降)は一致率と相手一致率
といったデータを2個以上おそらく全部組み合わせた重回帰分析なら面白い結果が出る可能性は極めて高い
その発想をもてなかったのは悔いるしかない
今からやるとしたら、棋譜を取り直して前半だけの平均悪手を追加してデータベースを再構築してということになる
自分には無理なので誰かの今後に期待したい