本田は棋王戦予選3回戦で光瑠.準決勝で永瀬.決勝で増田に勝ち.本戦でも行方、天彦、村山、丸山に勝ち9連勝中
明日迎える本戦決勝の相手が広瀬だ

王位戦で深浦、増田にも勝っているので自分よりレートが上の棋士に11勝6敗だ(6敗は勇気、黒沢、大地、八代、橋本、青嶋)
本田自身はレート1633で53位だから自分よりレート上位の棋士でまだ一度も対戦していない棋士が36名いることになる
A級棋士ではまだ天彦としか当たっていない
つまり、本田の強さは実証済みとはまだ言い切れない
今期は下位棋士に多い振り飛車党に苦戦していて(対抗形の戦型では8勝6敗)、順位戦も竜王戦も昇級は来期以降となる
一発が入りやすい力戦形の相居飛車を得意としているが、広瀬のレートは1920なのでまず勝ち目がない相手とみるのが自然だ

しかし、換算レートでは広瀬が1901で本田は1666(31位)なので差は縮まっている
C1以上に適用している換算式をC2レート上位の大地、大橋、高見、三枚堂、八代、高野、光瑠、黒沢、本田にも適用すると本田の換算レートは深浦と同じ1726(25位)となり25歳未満では藤井、近藤、大地、増田に次いで5番手となる
よって、飛び抜けてポテンシャルが高いわけではないが、B1級に成長する実力は秘めているといってよい
広瀬に勝つとしたら意外なようだが後手をもったときかもしれない