1年分の解析を本日をもって終了した
とりあえず基礎データを貼っとくのでじっくり見ていただきたい
公式戦だけでも全部で1594局、棋士ごとのデータとしてはその倍の3188個のデータになった
プロ棋士平均と比較できるように奨励会三段、女流トップ、アマトップの公式戦での平均も出してみた
女流トップの一致率が意外に高いのは里見や西山の局が多いためで、女流トップは奨励会三段やアマトップと実力的に互角といってよい
これらと女流棋戦の一致率が遜色ないのは対局相手がプロ棋士か同じ女流棋士かの違いによる
当然女流棋戦の勝率は50%になるが、プロ棋士相手の公式戦の勝率は40%とか37%になっている
また、プロ棋士の公式戦と非公式戦で一致率に大きな差が生じていないのは、非公式戦の対局がトップ棋士中心になっているからで、実際には数字以上に非公式戦(超早指し戦が多い)の数字は厳しい
非公式戦60(30局)のうち藤井聡太が12局(一致率82.8%)で平均を押し上げていて、藤井聡太を除くと一致率は70.1%(データ数60)から66.9%(データ数48)に落ちる
なお、棋士平均より全公式戦の一致率が高いのは、強い棋士ほどデータ数が多くなっているからである(対局数が多いので)

https://i.imgur.com/sGre7n2.png