マジレスすると、渡辺 明 四冠王(棋王、王将、棋聖、JT杯覇者)は天皇賞の予想をすることはできてもプレゼンターを務めることはできない。

天皇賞の優勝馬主には「天皇盾」が授与される。 これは、木製の盾に金属で菊の紋章と「競馬恩賞」の文字が彫り込まれたもの。
授与される馬主は、このとき白手袋を着用することが慣例となっている。
授与者は芸能人やスポーツ選手等の「プレゼンター」ではなく、JRAのエライさんが務めることが多い。(なお、授与者も白手袋を着用する)
近年は理事長自らが来場して授与している。

したがって、渡辺 明 四冠王が将棋の象徴であり将棋連盟統合の象徴だとしても、天皇賞のプレゼンターを務めることはできないと思われる。

ついでに付記すると、天皇盾は大相撲の天皇賜杯と同じ扱いで、優勝者(優勝馬主)がそのままもらえる訳ではない。
記念撮影が終わったら返還し、後日レプリカが授与されることになっている。