「あきらく〜ん、部屋入っていい〜?」
「いいよ…」
「お布団敷くね、あきらくんは横になってていいよ〜」
「ありがと…来てくれたんだ…」
「うんっあきらくんが元気無いから来たよ」
「ごめん…疲れてて…」
「このまま寝ちゃってもいいように、着替えと歯磨きとトイレは済ませてね〜」
「うん………」
「敷けたよぉ〜。終わった〜?」
「ひこたんほんとありがとう〜」
「ちょっとでもあきらくんの役に立ちたいもん。マスク持ってきたよ〜」
「今全然無いんだろ?何か変な病気流行ってて」
「うん。風邪みたいに伝染して、高熱が何日も続くらしいよぉ?」
「俺今身体弱ってそうだからヤバいな…」
「だからマスク、あんまり効かないらしいけど…」
「ありがとう〜。店並んだの?ネットで高いの買ったの?」
「高いのだよ〜。ひこたんの服にふさわしいほどは高くなかったよ〜」
「はっはは。外でマスクせずに咳したら睨まれるとか聞いたぞ〜」
「うん…ピリピリしてる人達もいるからね…」
「怖いな〜。俺の鼻水は違うからな〜」
「はい、ティッシュとアルコールのティッシュも持ってきたよ〜」
「では早速、チチーン」