ほんの一部をご紹介
是非、原文を
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20200709-00187381/
王者渡辺明棋聖(36)完璧な指し回しで藤井聡太七段(17)を降しカド番をしのいで1勝目 棋聖戦第3局
松本博文 | 将棋ライター 7/9(木) 20:45 yahoo

藤井「その後、△9九飛車と打たれて対応がわからなかったです。その後、いくつかミスが出てしまったかなと思います」

藤井「△9九飛車がちょっと読みにない手で。形勢としてはいい勝負というか、難しいのかなと思ったんですけど。端玉で、あまりない形なので、そのあと、まとめ方がわからなかったです」

 おそるべきことに、渡辺棋聖はそのあたりまでも研究でカバーしていました。

渡辺「△9九飛車打ったあたりまで考えたことはあったんですけど。ただ、ちょっと、変化が広いんであんまり・・・きちんと調べている・・・(わけではない)。ちょっと変化が多いんで」

 藤井七段は1時間23分の長考で銀を打って合駒をしました。対して渡辺棋聖は10分考えて馬を逃げます。

渡辺「予定としてやってるんで。合駒なら馬逃げて、っていうか」

対応を間違えると、あっという間に逆転します。