>>760
>――今回の棋聖戦では、第2局で藤井棋聖が指した、守りの要の駒を繰り出した△5四金や、攻め駒を手放して自陣を固めた△3一銀が「AI(人工知能)超えの一手」と話題になりました。
>「△5四金は定跡です。個人的には、プロでこれを知らないのは勉強不足だと思います。△5三歩型の後手としては当然の選択肢です。△3一銀は気づかない手で、(時間を使って)考えてこの手を指せるのが素晴らしい。時間を使って考えると次善手とかになることが多いんですが、そこで最善を指せるのはさすが」

"△5四金は定跡です"は、多分ない
よく、この局面は、データベースに◯局ある なんて解説が出たりする。多分、公式戦では初だろうし
当人が、”「この局面になればやってみたかった手だった」と藤井”とあるから、新手のつもりでしょうし

でも、永瀬二冠の研究範囲だったかもしれないですね

http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/91/kisei202006280101.html
棋譜中継
2020年6月28日 第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負 第2局
渡辺明棋聖 対 藤井聡太七段

42手目 △54金の棋譜コメント

「ええーっ」と佐藤康九段が絶叫。「意外というか、1秒も考えませんでした。あまり説得力がないでしょうけど」と続ける。なんとも力強い金上がりだ。△5四金は4五桂を取りきってしまおうとしている。▲4九飛で受かるようだが、そこで△4二飛と数を足すのかもしれない。
ABEMAでは藤井猛九段と阿部健治郎七段が解説中。ふたりは西村一義九段門の兄弟弟子だ。
藤井猛九段は「渡辺棋聖も戸惑っているかもね。『あれ? 今日はずいぶん前にくるじゃん』って」とユーモラスに△5四金に対しての印象を語っている。

【意表の一手】
https://kifulog.shogi.or.jp/kisei/2020/06/post-a792.html

※局後の感想※
「この局面になればやってみたかった手だった」と藤井。
渡辺は「前例もあまりない将棋だったので……互角くらいの手を探していたんですけれど」とコメント。