>>66
ある時将棋をさしたら卑怯な待駒をして、おれが困ると嬉しさうに冷やかした。
あんまり腹が立つたから、手に在つた飛車を眉間へ叩きつけてやつた。
眉間が割れて少々血が出た。
侍従が皇嗣殿下に言ひ付けた。
皇嗣殿下がおれを廃嫡すると言ひ出した。
これが本当の敗着である