2016年6月

──最近、若手の活躍が目立ちますが、ライバルと思っている人はいますか?

永瀬 うーん、難しいですね。思いつきません。自分が強くなることで頭がいっぱいで、ほかの人を意識することがないので。ちょっとうぬぼれて聞こえるかもしれませんが、あえて言えば、自分がライバルになるでしょうか。昨日の自分よりは、今日の自分は強くありたいと、いつも思っています。


2017年春藤井聡太と出会う

将棋世界2020年1月号 

自分にはまだまだ課題がある。持ち時間6時間の将棋の対応もその一つ。
さっきも言いましたが、藤井聡太さんのライバルとしてやっていくためには、もっともっとレベルを上げなくてはいけない。
レベルをあと4つ上げればなんとかなると思うけれど、最低でも3つは上げないといけない。
1つレベルを上げるのも大変なんですが、3つ上げなくては勝負にならないという気持ちはあります。
今後10年間、渡辺3冠や藤井さんと張り合ってやっていくのが最大の目標です。


今年1月の将棋フォーカス
Q.1番意識している棋士は?

A.藤井聡太さんが今後必ず台頭してくると思うんですけど
藤井聡太さんと良い勝負をしたい
藤井さん別格中の別格なので将棋を教わればこちらが得ることばかり
彼は絶対止まってくれないのでこちらも一生懸命走り続けなければいけない
それをプラスの材料に変えて一生懸命走っていきたいなと思ってます