>>472
そんなややこしく考えずに、スポーツの女性枠と同じようなものと考えていいんじゃないかなあ。
将棋の内容とするならばCOMが人を凌駕している現在としては、人間の将棋の価値は棋士も女流もたいして差がないともいえてしまう。
そして頭脳競技なので男女差がないはずだからーあーだあこーだらのクソ議論とも同じになる。
そもそもの人間同士の競技にしても、人間ならではのミスや駆け引きがあった上でのしのぎあいに魅力がある。

仮の話になってしまうんだけど、例えばボクシングの世界で1Rで絶対KOしてしまうほどのスーパー強豪が現れたら、その人がそのプロ興行を潰してしまう人になる、という。
だって99.99%ほどに勝ってしまう側がいるのなら、誰もそれを観ようとは思わなくなるのでコンテンツとして死んでしまうのね。(将棋ソフトvs人間がそうなったわけで)

女流同士の対局って互いにわが道をゆく感じで、そのぶつかり合いにいい意味での「我・個性」の魅力があって、そういうキャットファイト的な内容がアマに近くて楽しめるというのもあるから興行としての需要があるのかもしれない。
もしかしたら棋士の最先端研究勝負よりも(それはそれで超越の世界なので魅力だが)、力のぶつかり合いみたいな魅力を感じる。

ちなみに女流棋士の収入だけど、対局料や収入だけではなくコミコミで2018年前後で藤田・中村桃・旧山口・香川などは8桁せまるらしいね。
将棋に限らないけど今のご時勢、その競技で成績よければ稼げるとかではなくなったんだわなあ。
いいことなのか悪いことなのかはわからないが、将棋興行の存続のためには避けられないと思う。