>>52続き
藤井は更に自己を客観的に見る事が大事である事と、
3年以上かけて対局(棋譜)を分析するためにコンピュータを自作したと語った。
将棋ソフトの分析に影響するCPU(中央処理装置)について
藤井がとった選択が思いがけない出会いにつながった。
米半導体製造会社AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の会長リサ・スーが
2年前に藤井がAMD商品ユーザーと知りツイッターでその旨に言及した時
両者間のつながりが生まれた。
後藤井がタイトルを獲得した時スーはお祝いの手紙を送っている。

その10代(藤井)は思いを明かす、スーが「英語は得意ではない」けれども
「CPUの技術について尋ねるため」一番会ってみたい人物であると。
藤井は専ら将棋のためにコンピュータを使うが彼の献身的で探究心の強い心は
将棋を超えて彼の知識を拡げ、他者との交流もまたそれに貢献した。