>>663続き

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64手目☖7五歩 93→111 互角 最善☖3三銀
時間の使い方から見てここまでは広瀬八段の研究範囲と思われる 藤井竜王はここで研究を外された

67手目☗3四歩 90→-177 互角 最善☗3五金
誰もが☗3五金の1手だと思っていたところに指された衝撃の手 評価値は落としたが咎めるのは難しかった

68手目☖2七歩 -177→141 互角 最善☖3二玉
疑問手?判定されたがこれも読みの入った手 ☗3四歩に☖3二玉☗4四角☖3四金☗1一角成☖2五歩☗同金☖同金☗7四歩と進んだ局面で妙手☖2三玉が見えなかったが☖2七歩☗同飛の交換を入れてから同様に進行すると☖2六歩が飛車取りの先手で入る

76手目☖3四金 3→296 互角 最善☖3六金
☖3六金は☗2四歩が詰めろになるのが嫌だったか

85手目☗3五歩 705→196 互角 最善☗2六桂
悪手?判定 自然な攻めの手だが後手からの8筋の攻めで先手に振れていた評価値が互角に 飛車角の効きを遮る☗2六桂は打ちにくかったか

86手目☖2四金 196→685 先手有利 最善☖2五金
疑問手?判定 これも自然な金寄りで再び先手有利に 金を斜めに上げる手は指しにくい

92手目☖2五角 613→594 先手有利 最善☖2五角
藤井竜王に見えていなかった広瀬の絶妙手 先手は評価値が有利でもアクロバティックな受けを続ける必要が出てきた

93手目☗3四桂 594→8 互角 最善☗2四桂
悪手?判定 単に☗2四桂は自信が持てなかったか 詰将棋によくある王手で玉の逃げ場所を打診する手筋 結果的にこれが広瀬八段の敗着を誘った

94手目☖1三玉 8→972 先手優勢 最善☖3二玉
悪手?判定 広瀬八段の敗着 自然な☖3二玉は自信がなかったか ☖3一桂を打っても自玉が耐えている間に先手玉を寄せ切れると錯覚したか

100手目☖8五桂 787→1507 先手勝勢 最善☖5八角成
悪手?判定 角を成り込む前に歩切れを解消する☖8五桂は解説の八代七段も検討していた自然な手に見えたが

115手目☗3七桂 2688→2684 先手勝勢 最善☗3七桂
見えにくい後手玉の急所を付いた絶妙手 後手の馬がずれると後手玉が寄ってしまうので後手の攻め手がなくなった