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(推定選択率)

29手目☗3五歩 43→23 互角 最善☗3五歩
(☗4七銀69.7% ☗9五歩15.8% ☗3五歩9.3%)
後手が9筋の端歩を受けず☖7三桂とした場合に☗3五歩がBestになるのを永瀬九段は知っていたと思われるがそれはおそらく八冠の罠だった

30手目☖7五歩 23→92 互角 最善☖6二金
(☖同歩98.2% ☖7五歩0.5% ☖6二金0.5%)
☗3五歩に☖7五歩を突き返して攻めるのが八冠の研究手だった 永瀬九段はこの筋を研究していなかったようだ

47手目☗4七銀 73→-38 互角 最善☗4八金
(☗2二歩28.3%...☗4七銀20.2% ☗4八金11.9%)
3筋の突き捨てで生じた桂頭の傷を守る☗4七銀は自然に見えるがここが本局のターニングポイントになった 金銀の連結が外れたこの瞬間に☖8八歩〜☖6六飛〜☖7九角の攻めが成立した

48手目☖8八歩 -38→-57 互角 最善☖8八歩
(☖6二金24.7% ☖7六角17.7% ☖8八歩17.5%)
八冠は積極的に攻めるチャンスを逃さなかった