大山が長考が苦手な棋士であるなら消費時間だけではわからないが、元々は大山の長考は有名だった
木村名人との名人戦では10時間の持ち時間を目一杯使って指しているし、升田との対局となると明らかに時間の使い方が違うのが端から見てもわかるので、「大山さんが本気を出してくるのは升田さんのときだけ」と囁かれてもいた