藤井聡太は来年度に歴代最高年度勝率を更新することができるのか?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
現在(2023年度)の歴代最高年度勝率は中原誠が1967年度(20歳)C1、五段時代に打ち立てた0.8545(47-8)
藤井聡太の現在の最高勝率は2023年度(21歳)名人、八冠に記録した0.8518(46-8) 中原の記録を更新するためには
8敗の場合、中原の記録より1勝多い48勝以上
(48勝8敗 勝率0.8571)
7敗の場合、42勝以上
(42勝7敗 勝率0.8571)
6敗の場合、36勝以上
(36勝6敗 勝率0.8571)
これを見ていたらわかるかもしれないが、6勝1敗(勝率0.8571)のペースで勝つと、記録を更新する。 無いとは思うが、
5敗の場合、30勝以上
(30勝5敗 勝率0.8571)
4敗の場合、24勝以上
(24勝4敗 勝率0.8571)
ちなみに24勝4敗は福間(里見)香奈の記録した女流棋士の歴代最高勝率でもある。 藤井聡太が来年度に取ることができる最高勝数はタイトル戦28勝と一般棋戦17勝の合計45勝
もしタイトルを全て防衛し、一般棋戦で全て優勝してグランドスラムを果たした場合、タイトル戦の番勝負で、合計7敗まですることができる
その場合、年度成績は45勝7敗となり勝率が0.8653となって最高勝率を更新する タイトル戦全部防衛 4×4+3×4 28勝
一般棋戦全部優勝 5+5+4+3 17勝
最大でも45勝?
48勝することはなさそう つまり、藤井聡太が来年度8敗した時点で最高勝率の更新の可能性は無くなる より詳しく考えてみる
ややこしくなる上に藤井聡太が失冠するとは考えにくいので、タイトル戦は全て防衛したとしとする
その場合タイトル戦で28勝、その上で一般棋戦全てで初戦負けとした場合勝数が30を超えることは無くなるので年度成績を4敗以下にしなければならない
しかし4つの一般棋戦全てで敗退しているのでもう4敗していることになる
つまりこの場合で最高勝率を超えるには、大山康晴のタイトル戦17連勝記録を大きく超える八大タイトル無敗で28連勝を達成しなくてはならない
しかしこれは現実味が無いので、3つ以上の一般棋戦で初戦敗退した場合最高勝率の記録更新は諦めた方が良いだろう さらに藤井聡太が八冠を維持した上で、一般棋戦で2〜7勝しているときを考える
2勝していた場合、年度成績は30勝を超えるのでタイトル戦を1敗することはできる
しかしこれも現実味が無い
では3〜7勝したときはどうなるのかというと、これは少し複雑になる
JT杯は3連勝、朝日杯は4連勝、銀河戦、NHK杯は5連勝で一度も負けずに優勝できるのである
つまり、JT杯と朝日杯で優勝し、銀河戦とNHK杯で初戦敗退した時はタイトル戦で3敗することができ、
JT杯、朝日杯、銀河戦、NHK杯のどれか一つで優勝し、他の棋戦の勝数の合計が0〜4勝で敗退した場合、タイトル戦で2敗することができる では藤井聡太が八冠を維持した上で、一般棋戦を8〜13勝した場合はどうなるのだろうか?
これも複雑で難しく、先程と同じように一般棋戦のどこかで優勝する可能性を考えなくてはならない
JT杯で優勝した上で他の棋戦で敗退し、他の棋戦の勝数の合計が5〜10勝のときと、
朝日杯で優勝した上で他の棋戦で敗退し、ほかの棋戦の勝数の合計が4〜9勝のとき、
銀河戦、またはNHK杯で優勝した上で他の棋戦で敗退し、ほかの棋戦の勝数の合計が5〜8勝のときの、
上記3つはタイトル戦で3敗することができる
さらに他のパターンによってはタイトル戦で4敗することもできるが、それについては割愛する ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています