まともなソースはないだろな。
だって辻褄あわねーもん。

仮に皮脂とまったく混ざらない、皮脂に弾かれちゃうほどの油があったと考えよう。
この油でクレンジングすれば、皮脂はその油には溶けないんだから皮膚についたまま残って脱脂されずに済む。
裏を返せば、皮脂と混ざりやすい油でクレンジングすると皮脂はその油によく溶けて洗い流されて(脱脂されて)しまう。
つまり皮脂と混ざりやすい油ほど脱脂力が高いってこと。

大前提として、皮脂は炭化水素油にも油脂にもよく混ざるから、どんぐりの背比べでどっちがどうとか考えること自体が無意味だ。
ということを確認した上で、それでも無理やりどっちなの?って聞かれたら油脂のほうが脱脂力が高いって答えしか出ない。

トリグリセリド構造の極性油を主成分とする皮脂が、
・トリグリセリド構造の極性油である油脂と
・炭化水素構造の非極性油である炭化水素油
のどっちと混ざりやすいかなんて実験するまでもないよ。

繰り返すが、そうは言ってもどっちも皮脂と混ざりやすい油だから、実際には差なんてない。

しかし、どこをどうひねったら分子構造も極性も違う炭化水素油が、分子構造も極性も同じ油脂より脱脂力高いって謎理論が出てくんだか、さっぱりわからん。