ふだん小・中学生に接していて思うこと。
大人も含めてだが今の若い人たちの精神を汚染している2つの害毒は、
漫画とゲームだと思っている。

・活字(小説)と漫画のちがい
漫画 → 読者の劣情や欲情など、プリミティブな感情に直接訴えようとするメディア。
  絵だけで刺激的な部分をつまみ喰いできるので、まったく頭を使わなくて済む
  影響を受けやすい精神の持ち主、また良書・悪書の区別の付かない人には
  大量に摂取することをあまり奨めない。中には本当に低俗で酷い内容のものもある。

小説 → 文字を使った表現のため、表現が間接的。
  読み解くには想像力が必要であり、頭を使う。人間の英知の結晶。
  ただ、活字媒体でも露骨な言葉や直接的な表現を使って直情に訴えるものもあり
  そういうもののレベルは漫画と大差ないと言える。