【マルカム】火山の下【ラウリー】
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面白かった。
ある程度の時間集中して読んだほうがいいよ。 >>2
まだ200ページくらいだけど、正直俺は楽しめてないなぁ。
つか大江やマルケスが評価してる意味が分からん。
お前らの小説のが面白いよ、と言いたいわ。 まあ、読書にも旬があるからね
最初読んだときは糞ツマンねってのが数年後に読んだら面白かったりその逆もあるし
一生嵌まらんままって事もある
高いし図書館にリクエスト出してみればいいんじゃないでしょうか
この手の本は多分すんなり入れてくれると思う 俺は前スレをたまたま見てこの本の存在を知ったんだけど、みんなは
どうやってこんなマイナー(いや、マイナーでしょ?)な本を知ったの? >>7
スーザン・ソンタグの書評。ソンタグが書評する本は今
ほとんど絶版か未訳だから「火山の下」が手に入って超嬉しい。 >>8
お手数ですがどんな感じの書評でした?
あとソンダクが書評した本で、絶版未訳じゃないのがあれば、紹介して下さい。
何年も前に読んで本も手元にないので曖昧な記憶しかないけど、ほぼ大絶賛状態だったと思う。
本人も「火山に恋して」なんてタイトルの小説書いてるくらいだし。
わりと最近出たソンタグ書評本だとレオニード・ツィプキンの
「バーデン・バーデンの夏」とかどうでしょう? 良く海外のランキングにのってるじゃん
俺も良さは分からんけど >>7
ドゥルーズが『差異と反復』『意味の論理学』で言及してたからかな っていうレスを他板で見たんだよ
2冊ともまだ読んだことないっすw ドゥルーズ読んだことあるけど
最初はワクワクしてたけど段々ノリについて行けなくなったw ジョン・ヒューストンの映画を見て、とても気に入ったので、原作を探したら
どの古本屋にもなかった。手に入れたのは、映画公開から11年後だった。 前スレは白水社の新訳刊行に多少の影響を与えたのではないか。
装丁や袖の文章などに。前スレを立てた者として嬉しく思う。 リークじゃないよ。
書きこんだ俺が言うのだから間違いない。 ジョルジュ・ペレック経由でたどりついた人はいないの? 『物の時代』のエピグラフは『火山の下』から取られているね。
しかしペレックも日本では読者が少ないから、たぶんいないんじゃね。 酩酊の描写か幻想的な描写かの区別がつき辛かったよ。 俺も白水社の社員さんが復刊見越して立てたんだと思ってた。 光文社の社員はよく出没しているが、白水社はそんなことないね。 >>31
今度見かけたら、新訳古典文庫で「百年の孤独」と「収容所群島」出して下さいって
頼んどいてね。 男女の愛、メキシコ、意識と酩酊、文学的引用、それらを総合する文体の魅力。 前スレはどう考えても白水社の社員が建てたスレだろw 俺が立てた。白水社の社員ではない。白水社だと考える根拠は? ジョン・ヒューストンの映画見た奴いるか?
どう思った? みんな読み終えるのにどれくらいかかった?俺毎日読んで20日くらいかかったわ。
めちゃくちゃ読みにくいってわけじゃないのに全然進まず、全一巻の本では最長記録だ…。
俺は二日だが二十日っていうのもわからんではない・・・。
そしてこの本の良さがイマイチわかってない。 >>45
> 俺は二日だが・・・
早っ!よくもまぁ…。速読出来るの?それとも頭がいいだけ?
ちなみに俺は10日くらいかかったかなぁ。 丸1日読書に充てておkなら、2日で読める・・はずだ >>48
頭の出来というか集中力とかが俺とは違うんだろなぁ 領事が飲用しているストリキニーネってアルコールの銘柄?
ググっても不穏な情報しか出てこなくて混乱しているんだけどわかる人助けてhelp ストリキニーネには強壮作用があるので精力増強剤として使われた歴史がありますよ >>52
あの時代のキニーネと言ったら、今で言うトニックウォーターだよ。
PGウッドハウスのユーモア小説に「スープの中のストリキニーネ」という
短編があるが、それでは毒薬として扱われている。
翻訳者が注をつけるべき項目だな。 >>53,54
成る程。キニーネは読んでる本によくでてきた気がしたので覚えてましたがやっぱりマメに調べなきゃね。
参考になりました。ありがとうございます。 地下鉄のホームでスーツ姿の中年のサラリーマンがカバーをかけず
にこの本を小脇に抱えて立っていた。とってもかっこよかったわ❤ ああ、悪いね、57は俺だよ。
よくかっこいいと言われるんだ。
女子社員に。 冷たくあしらっているよ。
女子から差し入れくれるけど、
俺からはまったくあげないんだ。
こんな男が稀にいてもいいと思ってね。 クソ・・・!文学版にこんなリア充がいるなんて・・・! 面白いと思ってるんだろうな>>60-63
低級な自演だ 中身について言及のないスレだな。
頻出するスペイン語はどういう意図があるんだ?広告やら、ちょっとした
言い回しだとか、規則性がわからんしその都度注釈があるわけでも
最後に解説があるわけでもなし、よく分からん ペーパーバック版で少しずつ読んでるけど、確かにスペイン語が結構な頻度で出てくる
fiestaやzócaloみたいなスペイン語特有の単語は英語や日本語にするとまわりくどくなるからだろうし、
日常の挨拶やちょっとした会話なども、領事との離別やその死の影の下にあると読みえる小説だと思うので、
スペイン語を用いた箇所はそうした(登場人物どうしの)情感を醸し出そうとしていると、個人的には受け取っているな
広告の文句やNo se puede vivir sin amarみたいな隻句も領事の救いがたさを煽っているようで、いちいち棘が刺さるように感じられる
結局領事が酒浸りになったのはイヴォンヌの不貞が原因? 実際の殺人事件や精神病とかも、かなり多くが男女関係に起因するんだぜ えっ、領事アル中の原因ってイヴォンヌと別れたからじゃなかったっけ? 感想投稿サイトやお偉いさんのブログでも中身についての解説はほぼ皆無だね。
アルコールが〜、メキシコの乾いた気候が〜みたいな事しか書かれてないね
ヒューって、イヴォンヌと不倫関係だったの?ヒューの視点の章で、
そんな風に読めるとこがあったような…。それとも言明されてたっけ? それにジェフリーは気付いてた描写あったっけ?細部はもう忘れちまった よくわかんない箇所があったけど、ナントカさんが教えてくれて疑問が解けたよ^p^
って解説に書かれてて、原語で読めない不幸にため息が漏れた…。
大江が「雨の木を聴く女たち」を書くとき、ラウリーの比喩を
参考にしたんだよな 比喩が巧みな印象は受けなかったがなぁ。ところで、同じ翻訳元から出てる
ロベルト・何ともの「野生の探偵たち」のエピグラフに、火山の下が引用されてるね。
>「メキシコの幸せとキリストの即位を願いますか(うろ覚え)?」「いや。」
ってとこ。
ラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演で再映画化してくれ。
監督はベルナルド・ベルトルッチで。 映画『浅間山の下』
ジェフリー(次郎):渡部篤郎
イヴォンヌ(伊織):中谷美紀
ヒュー(裕太):松田龍平
ラリュエル(隆一):浅野忠信
監督:黒沢清 浅間山ではダメ。異国で外国語が飛び交う土地でないと。
異国情緒のなかで、三角関係の微妙な男女の心理が交錯し、
そこに豊穣な文学的引用がはさまっていくのが、
この作品の醍醐味だから。 映画『雪岳山(ソクラサン)の下』
ジェフリー(次郎):渡部篤郎
イヴォンヌ(伊織):中谷美紀
ヒュー (裕太):松田龍平
ラリュエル(李) :イ・ビョンホン
監督:李相日 渡部嫌い。色気ない。中谷は悪くないが、男嫌いのイメージが邪魔。
豊川悦史と松雪泰子の「フラガール」コンビがいい。 渡部はアル中役がハマりそう。トヨエツはラリュエルか医者っぽい。 あと松雪は適役。夢破れた女優の風情がある。篠原涼子もいいかもだけど。 最近の松雪はとてもいい。「沈まぬ太陽」も良かった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています