★☆色川武大☆★
>>98
ナルコレプシーで大事な会議に限って眠ってしまうエリート社員を描いた
ドラマがあったよ。
主演は風間杜夫で一応シリアスドラマだったが・・・苦笑するしかないような出来栄えだった。 蛇足休題。
れつだん先生、ちがった(失礼)。「いねむり先生」作中のKさんって
ずっとワダのことかとおもっていたら、クロガネだったのね。 文豪は近視の人が多いというイメージがあるが色川さんはどうだったのかな?
オレの好きな作家は色川武大、安部譲二、団鬼六
弱者に優しいってのが共通点 60歳で逝ってしまったとは残念、早すぎる。もっと知りたかった。 しかしそれがまた色川らしいところかな。
色川作品に出会ったのは没後だけれど作品は繰り返し読んでもその度新鮮な感動を覚える。
「黒い布」で色川の素質を見抜いた大物審査員がやはりスゴイ。「怪しい来客簿」中の「墓」「たすけておくれ」、
「百」中の「連笑」「永日」、などで父親、弟等との心情表現では泣かされる。
他人(ことに立派な俗人)に対する目が鋭くて、きっとこの手の人は色川を恐れるだろうね。そこが面白い。
NHK他のラジオ局で文学作品を朗読する番組がある。そこらあたりで色川の
「百」「永日」なんかやってくれないかな、低いうまい読み手で。 年末の阿佐田哲也杯はいいよな
グランプリよりいいレースするときある
阿佐田哲也杯はあっても伊集院静杯ができるかは微妙 「いねむり先生」に出てくる釣り宿、モデルになった所があるなら行ってみたい 色川先生を人生の師としていた談志師匠が亡くなりましたね。。
文庫版「怪しい交友録」の解説や「談志百選」での色川先生への文章が本当に良いので、未読の方は是非。 陽水さんが寄せた追悼文が好きだった。
あれ? あの本どうしちゃったのかな…。
阿佐田さんから入り色川さんにいってもう一度阿佐田さんを見つめ直した。
優しそうな眼差しの奥底に横たわる冴えきった冬の月。
一生の作家になっちまった。 「狂人日記」「生家へ」「小さな部屋・明日泣く」「遠景・雀・復活」読了 孝子さんの本読むと
本当に全く肉体関係はなかったみたいね。
イロさんを知らないままだったなら、と考えてみた。
安っぽい権威主義の教条主義の気取り屋がポツンと。
本当の恥はそれを恥とは知らぬまま、思わぬままに生きている事だと。
「小さきは小さきままに折れたるは折れたるままにコスモスの花咲く」
地元の偉人、f知三郎さんのこの和歌にふれるとイロさんを思う。
イロさんを偲ぶとこの和歌が滲み出る。
少々感傷的になってしまいました。申し訳ない。 伊集院静とかいうコリアンはいちいち気に食わない野郎だわ >>121
本物の変態はセックスなんて興味がない。
舞台に出てきて、一切ペニスに手を触れずに射精する男の話とか
ドサ健バクチ地獄の水責めプレイとかの描写から察するに
色川武大って真の変態なんだろうな。
そういえば…
家畜人ヤプー≠ノかなりの衝撃を受けて、本格的なSM小説を書く夢を諦めたって記述があったね。 孝子さん美人すぎワロタ
若いときは どれ程美しかったのだろう 麻雀好きだったから阿佐田哲也は大体読んだ。
色川のほうはなんとなく敬遠していたけど
狂人日記が衝撃的でハマった。
その後「生家へ」を読んで、今は「うらおもて人生録」を読んでる。
「うらおもて〜」は大人になった今読んでも面白いけど、
中高生の頃に読みたかったなぁ。
亡くなってから好きになったけど、まだ読んでいないのが
沢山あるからこれから少しずつ読むのが楽しみ。
>>21
亀レスだけど、
自分も車谷長吉が好きなので同じ趣味の人がいてうれしい。
麻雀放浪記の解説に、牌活字のために読まれないのがもったいない、
みたいなことが書いてあったけど自分もそう思う。
麻雀を知らなくても楽しめるからおすすめ。 伊集院静って人に寄生して成り立ってる感じがする。
夏目雅子との事も、彼に独特な影をさして、深い悲しみを抱えている男・・・みたいなイメージになってるし、
色川と仲良かった・・ってのも彼の値段をあげてる。
よかったな伊集院w
でも本物じゃないから、最近のエッセイは底の浅さが隠しきれずとんでもない暴言ばっかですね。 >>128
あのなあ、人間てのはなあ、
本物じゃない、とか、浅さがどうの、とか
関係ねえんだよう、わかるかあ? >>128
伊集院が異常なまでに過大評価される理由ってまさにそれだよな。
虚心坦懐に伊集院の文章を読んでみて、高い評価を下す人間なんて稀にしかいないんじゃないの? 色川氏の作品は語り継がれていく名作として残る。 伊集院は 夏目雅子をダシに食い繋いでいた くだらん朝鮮人がいたらしいよ というくらいしか残らないだろう。 畑正憲は麻雀新撰組の連中を阿佐田氏に比べたら屑同然の連中と喝破したけど
伊集院も色川氏に比べたら屑同然だよなあ。 父親からの強い抑圧
ギャンブル狂
精神疾患に生涯苦しんだこと
デビュー作が高く評価されるがその後低迷期が長く続く・・・等々
ドストエフスキーとの共通点が多い、というか、同じ体質だったんじゃないだろうか、という気がする。
愛(おおきな意味での愛)を希求していた、というか、それを信じていた、ことなども。 名無しで書くのは負け猿だよ。俺のHNドロがお前にきまってるだろう、
いつお前がAA戦車の俺のHnドロ批判した?しないなら共犯だろう。
俺はミエコの盗作証拠だせといったら、なぜHNドロする?盗作
されてないんだろうが、弘美は。弘美は盗作しかしていない、
いくらまたHnとカネをとるつもりだ?
津原とツクダニとピースとカギ(全員石原憎悪)=島田雅彦=左翼テロリスト
が「ここでマサオミからHNドロしながら、自分こそが
マサオミ本物だ!とさけび、HNドロされた
被害者ぶってカネをよこせ(だれがだれに会話してるのか
そこのキチガイにはわかってるのか?)と遠吠えしてる」負け猿だろうが。
かならず朝日と日経が盗作した証拠もHNドロした証拠も
被害妄想で攻撃した証拠もあるんだから25億円よこせよ。佃煮が逮捕されたら
俺と別人だし無関係だとわかるわけだ。じゃ、
佃煮ピースとグルのHNドロなりすましを
支援してきた津原が俺に土下座して
切腹する未来は覚悟できてんだろな?
お前はHNドロをしながらカネをよこせといっている。
それだから加害者として払うべきは25億円。わかるだろ。
あ、ビンボーだからはらえない?じゃ自殺しろよ、佃煮と津原とピースが。
俺からHNドロしたし俺に殺人恐喝して
詩のスレを潰したんだからそんぐらい当然。
改めて本棚見たら、持ってないぜ・・・。
図書館の全集で読んだのだったかな。 怪しい来客簿って十代の頃から何度読んだかわからないわ。
最初は麻雀小説ばかり読んでたけど、年を取ると色川名義の作品しか読まなくなった。 四十代の女性です。若い頃色川名義の『狂人日記』を読み、その唯一無二の世界観に打ちのめされました。その後、阿佐田名義の『麻雀放浪記』を読み、ひとりの作家にこんなに才能を与えた文学の神様に感謝しましたね。 >>142
自分も「怪しい来客簿」は一番好き。
それぞれのエピソードでフィーチャーされている人物の行く末が凄まじいよね。
それをあくまで淡々と(?)最後まで見つめ続ける著者の視点が底なしに恐ろしいよ。
中でも…
作家志望の元編集者、二村定一、休み無しで飯屋を切り盛りする寡婦、ピストン堀口、賭場の帰りに野垂れ死する同級生、、
このあたりのエピソードを淡々と綴る筆致がとりわけ恐ろしい…… このスレ立てたの、おれなのだが、放置しといても生き残ってるな。
良き傾向。
『狂人日記』『怪しい来客簿』もいいが、『雀』とか『復活』『風と灯とけむりたち』なんぞもいいぜよ。 ここの住人は阿佐田哲也名義の作品はどう評価してるんですかね なんにせよ色川先生の作なんだし どちらの名義かなんて気にしてないよ
『無職無宿虫の息』おもろい
アゲチンならぬ、ふくちん
俺も伊集院の書き物が好きではないので、期待してなかったんだけど、最近遅まきながら、いねむり先生読んだら、思ったより面白かった。
色川武大が小説の鬼で、交友関係も金の貸し借りも、ヤクザとの手本引きも、すべては小説のためのフィールドワークなんだという凄みが、よく表現されてたと思う。
それと、黒鉄ヒロシはその事をわかってて、こいつはネタになるかもと思って伊集院を色川に引き合わせたと思われる。 若い頃、結城昌治と一緒に文学の勉強会に出席した時に
「なんで博打打ちがこんな所にいるんだ」と吐かしたのは
一体誰だったのか。長谷川伸の門下生やその他、着物を着てくるタイプの
人が集まる会だったと言うが・・・
色川に「帰ろう」と言って一緒に帰っちゃった結城、なかなか男らしい。 >>157
再び色川名義で小説を書き出してからは、文壇の偉いさんへの付け届けは欠かさず、それが「怪しい来客簿」以降、悉く賞レースに勝ち残る事に繋がった一因。
色川はそういう所で極めてドライに、自分が文学で食っていくためには何が必要か、良い小説を書くだけでは足らないものは何かを見定めていたと思われる。博打のシノギと同じように考えていたのだろう。 知らなかった。
そういう話ってどこで読むのですか。 >>157の出典は、色川武大vs阿佐田哲也11頁の村松友視と伊集院静の対談。
>>158
初耳。藤原審爾に私淑し尊敬する先輩たちと付き合う一方、小説家としての身の処し方をドライに考えていたとすれば面白い。
純文学を志していたのに直木賞をもらっちゃった時も「この際もらえるものは何でももらっておこう」なんて畑正憲に言ってたらしいし。
志を曲げるとは、と井上光晴に殴られたんでしょ、もらった時に。 もっとも畑正憲は「なんで阿佐田哲也じゃなくて色川武大での受賞なのか」という点で立腹していたらしいけど。
連投失礼。
>>161
麻雀放浪記は飛び抜けた傑作だからねぇ。
畑氏が立腹したのもわからないでもない。 牌活字が出てくるだけで当時は色物扱いだからね。
まぁ、今もそうだけど。 色川先生はエッセイも絶品だよなぁ〜。
怪しい交友録∞喰いたい放題≠たり、何度も繰り返し読んだ。 小林信彦が確か「唐獅子株式会社」で直木賞にノミネートされた時に、対抗馬が「離婚」だと聞いて、「その小説いいの?」と編集者に尋ねたら、
「いいとか悪いとかじゃなくて、この人は別格なんです」
と言われ、そうしているうちに、「色川武大を励ます会」の案内が文壇の偉い人の連名で送られて来た…
という話を「唄えば天国ジャズソング」の文庫版解説に書いてたねw
で、頭に来た小林さんは「悪魔の下回り」で文学賞の選考委員をDisる事になるわけだが… 小林信彦って頭に血がのぼるとメチャクチャになっちゃうんだよ。
色川武大のみならず渥美清や立川談志に対しても相当辛辣。一方で気に入ると神様にしちゃう、
古今亭志ん朝なんかまさにそう。まあ熱い人なんでしょうよ、その血ののぼり具合が面白い。 『日本の喜劇人』の解説書いてるのが色川先生なんだよなぁ。
完成度の高さに同業者として悔しい思いをした…という趣旨のことを記述してるけど、
色川先生がこういった心情を吐露するのは本当に珍しい。 >>167
当然、小林信彦が指名して色川武大に書いてもらっているから、仲が悪いはずはない。
色川さんは人の文庫の解説で褒めちぎるのは結構あるよ。武田百合子の犬が星見たとか。 小説はあまり読まないけどエッセイとかたまに読む私ですが
吉行淳之介の対談本で何度か出てきて気になり読んだ。二十歳すぎごろ。
麻雀関係はルール覚えてから、といまだ読めてない。
孤独な人間はナルシストにならざるを得ない。でないと自殺してしまう。
みたいな言葉が印象に残ってます。
売ろうかと思ったけど10年ぶりに色々読み返してみよ。 >>168
小林信彦と井上ひさしに対しては、なかなか素直にスゴいとは言えない複雑な思いはあったように思う。
麻雀関係だと清水一行とかね。
武田百合子と大相撲を見に行って、大関や横綱が出てくる頃には
いねむり先生になっていたらしい。 何故かふ寂しいんだらう。己には如何にしてもその訳が分からない。唯寂しくて堪らないのだ。唯寂しいから酔はないのだ。 近くにあるラーメン屋兼居酒屋にいったら、阿佐田哲也の文庫本が一冊
おいてあった。ラーメンを注文して、それ食いながら読んでいたら、ママさんに
「阿佐田哲也好きなんですか?私も大好きなんです〜」っていわれたな。
またそこにいこうかと思うんだけど、いく前に何か一冊阿佐田哲也を読んでから
いくとしたら、何がいいだろう? 練馬の冷やしワンタンとか目白の生玉子が食ってみたかったw
現存するとこだと、荻窪のビストロと静岡の親子丼は行ってみたいな。
>>176->>177
おー、提示サンキュー。まずは「食いたい放題」かな。ラーメン屋兼居酒屋に
いくんだから。次に読むなら、「浅草ゼロ年」がよさそうだ。 手前等にできることは長生きだけだ。
糞ォたれて我慢して生きてくんだ。
ざまァみやがれ、この生まれぞこない野郎 米長邦雄氏の訃報で、芹沢博文氏の事が書かれた
「男の花道」を思い出した。
体を壊した芹沢氏に後輩の米長氏は断酒を進言して絶交されたとか。合掌。 狂人日記読み終わった。
自分の感受性が鈍いのか 太宰の人間失格のような 一度読んですぐに深みまでわかる というものではないみたいですね。 それこそ読み手の感覚だと思う。
報告書のような文体は読み手の感情移入を許さないところがあるから うちの市の図書館で阿佐田哲也が何冊かヒットした
取りあえず以前はまだ読んでなかった(出てなかった)色川武大・阿佐田哲也エッセイズを3冊借りてきた
いやあ、やっぱりすごいねこの人。まだ放浪編しか読んでないが、なんだか随分気落ちが楽になったというか励まされたような気がする
ちなみにやはり故人となった田山幸憲のパチプロ日記も借りたけど、闘病記もある刊で泣けてくる 小説・麻雀新選組がブックオフにあったので購入
小島武夫について書いた「おおまらこまら」がいいね
内面にある不充足の塊の掘り下げ方がいつもながら深い 「狂人日記」を読んで感銘を受けたが、次には何読めばいい?
できたら麻雀小説以外で。 有名どころから読めばいいんじゃないかな
小説なら『百』、エッセイなら『うらおもて人生録』
どっちも新潮文庫から出てる >>190
他の作品に狂人日記のテイストを求めると違和感あるかも知れない。
>>191さんがあげた作品に追加して『生家へ』もお勧めする 文庫の『百』の中の『連笑』や『永日』も捨てがたい
屈託がたまって色川テイスト満喫w 短編集『引越貧乏』もお奨めしたいけど、絶版なんだよなぁ 自分もそう思ってたんだけど絶版なんだ
じゃあ『怪しい来客簿』…ってこれじゃきりがないけど 『花のさかりは地下道で』もいいね。
軽妙だけど、凄みを感じる。 ☆阿佐田哲也
↓
麻雀小説でカリスマ的な人気。
当人も「しばらくは阿佐田哲也君に頑張ってもらって」と書いていた様に
こっちで生活を支えていた。
☆色川武大
↓
中間小説で編集者や小説家仲間が絶賛。
コアな読者は存在するが売上はそこそこ。
田中小美昌をライバルと目していた。
ヒットばかり狙う現今の出版業界の状況では、色川さんの作風では
取り上げてもらうのは難しいのでは。
とかなんとか、村松具視さんが言ってた。 読めりゃ良いやとアマゾンで検索したら、1円のがいっぱいあったから取りあえず200円以下の色々買ったけど、本体1円で送料250円ってww
「百」なんか立派な単行本なのに5円しかしない
その他
離婚 1円
怪しい来客簿 5円
食いたい放題 121円
うらおもて人生録 100円(以上色川武大)
ギャンブル人生論 1円
怪しい交友録 1円
無芸大食大睡眠 195円(以上阿佐田哲也)
どういう訳か「宿六」という奥さんが書いた本が文庫と単行の両方家にあった
それと買ったはずのがないのは誰かに貸したままになってるんだな。今となってはもったいない 絶版が多いんだよね。
Amazonは猛烈に重宝なのだが
あんまり簡単に欲しいモノがさがせるので物足りない(わがまま)。
なるべく古書店で探すが、近隣のめぼしい店は
みんな買いつくしちゃった。入荷もほとんどない。
しかも品ぞろえの良かった一軒が先月閉店orz
神田では文庫は殆どゴミ扱いだし
…「恐婚」ホスイ。