内田百閒 第六阿房列車
【作家紹介】内田百閒（1889～1971）
小説家・隨筆家。岡山の造り酒屋の一人息子として生れる。
東大獨文科在學中に夏目漱石門下となる。
陸軍士官學校、海軍機關學校、法政大學などでドイツ語を教へた。
『冥途』『旅順入城式』『百鬼園隨筆』『阿房列車』など著書多數。
1967年、藝術院會員推薦を辭退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。
本名、内田榮造。別號、百鬼園。
【前スレ】内田百閒 第五阿房列車
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1276084264/
【第四スレ】内田百閒先生の第三阿房列車
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1106390689/
【第三スレ】内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
【第二スレ】【百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
【第一スレ】 内田百閒先生について語り倒したいのだった。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
>>346
お知らせ難有いが
一週目を聞き逃してしまったのが口惜しくてならない >>349
>348ではないが乙 早速保存させていただきますた うわ～こんな番組やってたんだ・・・
百閒だけじゃなくて志賀直哉、久保万とか聴きたかった 荷風、谷崎、とか色々あったのか もっと早く知ってれば >354
百鬼園先生、歌う！に大笑いw
妙にかわいいww 映画チゴイネルワイゼンがきっかけ
読むようになったのは ゆっくり過ごすこの時期、百閒先生の全集を引っ張り出したい気分になってきました
何となく百閒先生の随筆は年末年始というか寒い時期のものが多い印象があったのですが
今時分にぴったりのおすすめタイトルといえば、なんでしょう
大晦日の夜は取り立てをやり過ごしてやれやれといった心地だったのかな BSJAPANで、まあだだよ・・・・
内容については何も言うまい。
せめてスポンサーにサラ金会社を持ってくる位の配慮が欲しかった >>359
なかなか借金を返してくれない人の作品のスポンサーに
サラ金会社がなってくれると思うか？ 百間先生は、プロの金貸しからしたら 超優良顧客だろ？
元本の他に 法外な利息迄払ってくれるんだから。
過払い金返還請求に苦しむ今のサラ金からしたら、古き良き時代の 優良顧客だと思うが。 >>359
在日企業にユーモアは望むべくもない
日本人ならそういう文化的ユーモアのある経営者もいてそうだが 百間の読者によるユーモアっていうと、大分前だけどダイヤモンドだかザイだか、何かの経済紙の表紙に
でかでかと｢金づまり｣って書いてあるのを見た。
バブル後の不況のころだったと思うが、絶妙なタイミングに、ニヤニヤが止まらなかったわ。
編集者、ぜったいに百間の読者だと思ったよw ウイスキー、どの銘柄を好んで飲んでたのかな
自分は読んでない作品が多くて人となりを掘り下げたりとかしてないんだけど
今朝のNHK朝ドラ「カーネーション」で深護謨の靴がフィーチャー
昭和21年夏岸和田「変わった靴ですね？」
「舶来もので、妻が持ち出してくれたおかげで焼けずにすみました」
こひさん… >>366
有難う。そうでしたか。舶来じゃないんだね
鉄ヲタなんで、東京駅の精養軒で何飲んだんだろうって思って 尊大な言動やなりふりをしていて、それでいて同時に、しゃっきんやひょうきん。
いっけん、相反することが、同居している。
こういうタイプって、今なら、強いてあげれば、たとえば、誰を想像すればいいのかな？
（もちろん、先生には到底比較にならないのは承知で） 知らない人のとっかかりになればと思って訊ねたのだが
そうにべもないと残念だ たとえば部分的に鉄道紀行文とか幻想文学とかは後に続く人はいるかも
しれないけどね。
週刊現代の福田和也の連載、今週百閒先生の回だった。 百閒先生のラジオ番組の音声、youtubeにうｐされてる。 お前らの好きな一節は何？
俺は第一阿房列車のこれ
「気ちがいと神経衰弱とは違う。極度の近眼でも目くらではない。吃りと唖を一緒くたにしてはいかん」 >>376
だれでも判ることじゃないか。
百閒にしては平凡だ。 阿房列車読むと旅の先々で新聞社の取材が来てるけど
阿房列車当時、先生は文壇の大家と言った存在感だったんだろうか
文学史の教科書に出てくる芥川・志賀・谷崎といった作家に比べると
現代での知名度は及ばないけど 各地での扱い、自分も気になっていた。大先生の待遇だと思う。
当人は構って欲しくないばっかりだろうが。 ダ・ヴィンチの編集長、百閒ファンなんだってね。
TBSのラジオでいってた。 【読む辞典】内田百閒 我楽多箱/備仲臣道著/皓星社/1600円
>>365
遅レスだけど、ウィスキーの銘柄へのこだわりは無かったんじゃないかな
高橋義孝いわく、日本酒やビールも飽きず常用するためにあまりおいしくない銘柄だったそうだし
（ビールはおそらく当時不味いので有名だったアサヒビールだと思う）
ましてやそもそもあまり好きじゃなかったらしいウィスキーだしね
>>376
「ダナさんわかつたか」
最晩年のボケる寸前みたいな駄作随筆だらけの中で、
絶筆の「猫が口を利いた」だけは最後の輝きというか、先生ならではの凄みを感じてゾクッとした 百鬼園長夜聴いたわ
先生の声、想像してたのと大分印象違った
もっと甲高い声かと思ってたが、割と普通のおっさんのねちっこい声だった 先生って何気に、相当体が丈夫じゃない？
喘息と神経性の心臓病と、あと腎臓も悪かったみたいだけど、言い換えればそれだけ。
2歳から死ぬまで1日40本、80年間タバコ吸い続けて、あれだけ毎晩欠かさず晩酌続けて、
ヒッキー生活のあげく危険な太り方をしたり、足腰弱ってからは再度ヒッキー状態というか半分寝たきりだし
その割に糖尿にも痛風にも中風にもガンにもならず、82歳まで生きてる。
なんだかんだ言って驚くべき頑丈さだと思う。 一度も入院する羽目にはならなかったみたいだしな
自宅で大往生ってのはうらやましい 内田百閒「百鬼園長夜」（1） 百鬼園先生の肉声！
http://www.youtube.com/watch?v=LkiSzWq_NtM
内田百閒「百鬼園長夜」（２） 百鬼園先生、歌う！
http://www.youtube.com/watch?v=3ijgD4AoCRk
俺がお気に入りにしてたNHKの番組全部著作権侵害で削除されてるんだがラジオはいいのか？ 他のが全部削除されてるのにこれだけ削除されないとしたら不公平だ
これをこのままにしておくなら以前に削除された他のNHK関係も元に戻してくれ ただの偏屈じじいだろ、興味ないな。
おれと共通するのはうなぎ好きなこと、毎日昼、近所のうなぎやに自動的に
うなぎを持ってこさせるようにしてることくらい。 たしか百閒先生は二十日以上連続で鰻丼食ったことあるんだっけ >>402
「興味ないな」と言ってる割に、晩年のそんなエピソードよく知ってるなｗ
俺は鰻重毎日食う経済力ないけど、昼の蕎麦に関してなら一時期先生と同じ状態になってた
しまいに昼が来ると早く蕎麦食べたくてイライラ 「文章世界入選文」は17歳の時の作品と知って驚愕した
「筐底稺稿」の時期は技巧に走り過ぎの感があるけどな うっかりしてて命日過ぎちゃった・・・・
先生、申し訳ありません・・・
黒い緋鯉の話って今売ってるどの文庫に入ってますかね？ >>408
黒い緋鯉の話は、「東北本線阿房列車」の中に出て来るから、
「第一阿房列車」に収録されてる。 さっきテレビで丸眼鏡を掛けた水谷豊を見たんだけど
どことなく百閒先生に似てた
>>408
豊島与志雄の飼ってた黒い緋鯉の文章だよね？
だったらちくま文庫の『うつつにぞ見る』だ
鉄道人身事故の描写がかなり印象的で覚えてる 赤いから緋鯉である可きなのに拘わらず、
赤くなくても、何色でも、黒くさえなければ緋鯉だ 「土手の松に 月大いなる 猫の恋」
…なんだかんだ言って先生ってロマンチストだよなｗ こんな梅雨の走りは先生の東京物語を
もう一度読み直そう。
増水した町の情景とかが浮かんできそうだ 先生の童話も読んでみたいな
今日徹子さんの部屋で草笛光子さんが
先生の童話の朗読していた。
おばあさんが髪を結っていたらその影が
障子に大猫のように写る、それを見たねずみどもが
なんという大猫だと惧れをなすという。 あったね、童話集にそんな話
どういう経緯で草笛さんが先生の童話をＴＶで朗読することになったんだろう？ 「老猫物語」って現存してる？
随筆のどれかで、本に収録せず原稿も空襲で焼けたって話を読んだ覚えがあるが
先生の最初期作品だし読んでみたい 「老猫物語」は『東炎』の昭和十一年九月号に掲載された
他には、今は全集にしか収録されてないんじゃないか >>422-423
了解、その辺あたってみるわ
一応現存してるみたいで安心した
ああ岡山に行きたい 「なんでエロ漫画の相手役って汚い親父が多いんでしょう、萎えるなあ」
草平さん「内田くん、そこが趣じゃないか」 今日、第一阿呆列車買った
内田先生のを読むのは初めてだから楽しみだ(^^) サンケイじゃないのかな？
平山三郎のもじりだし、ヒマラヤサンケイ・ヒラヤマサブロウで。
清子夫人との関係が悪化してこいさんと同居するに至る経緯が
よく分からないのだけれど、その辺が書かれている物ってありますか？ 「蜻蛉眠る（相剋記）」と「南山寿」かな
前者は清子夫人との不和、後者はこいさんとの馴れ初めを書いてる
ただしどちらも創作として書かれているので
結局詳しいことは分からない 大手まんぢゅうウマー
『清さんが、「夫が家に寄り付かないのは私が食事に毒を仕込んでいると疑っているから」
と周囲に漏らしたのを聞いて、
「もうだめぽ」と思った』
と云うのをどこかで読んだ。 「蜻蛉眠る」はなあ…別居しつつも交流が続いてた家庭が
これの発表で完全に崩壊したそうな
娘さんが清子さんに離婚したほうがいいと詰め寄ったが
「それをしたらあの人は書けなくなってしまう」と泣きながら突っぱねたそうだ 『百鬼園戰後日記』なんかを読むと
次女の美野さんは割とちょくちょく掘立小屋を訪れてるし、摩阿陀会にも出席してる
三女の菊美さんも父について語ったりしてる
でも長女の多美野さんだけは何も書いてないし言ってない
多美野さんは百閒のことを心底嫌悪していたようで
百閒が佐藤春夫と絶縁した遠因にもなってる 11月3日放送らしい
ttp://www.nhk.or.jp/kamado/
内田百閒のシュークリーム
ストーリー・予告編
さくっとした皮に、とろ～りなめらかなカスタードクリームといえば、シュークリーム！このスイーツをこよなく愛した人物がいた。
明治生まれの風変わりな作家、内田百閒である！
百閒とは、夏目漱石の弟子であり、鳥を50羽以上飼い、猫を愛し、食への頑ななまでの固執など、奇想天外な逸話は数知らず・・・
ある随筆では自分に７つの名を与え「シュークリームの皮か中身か」を討論させたことも。
そんな百閒が愛したシュークリームとは一体どんな味わいだったのか？シュークリームを通してみえてくる百閒の魅力を、数々の逸話と共にユーモアを交えて描く。 >>436
半年前にこのスレをブックマークしてたが積ん読。今半年ぶりに眺めてみたら、そんな情報。居間に走って録画予約してきました。
情報ありがとう 山川直人「澄江堂主人」の百鬼園先生がﾒﾌｨｽﾄ二世みたいで不気味ｶﾜｲｲ件 ばーちゃんに頼んで文房具屋に買いに行ってもらってたらしいね
仲田定之助の『明治商売往来』では駄菓子屋で本格洋菓子を買ってた記述があるし
明治時代は変なとこに洋菓子職人が生息してたらしいな >>440
・・・・・・・・・芥川くう～ん(ﾇｳ～・・・ッ) 井上安治
http://www12.ocn.ne.jp/~kyubun/inoue1.jpg >>445
それにしても手は使うから、冷たいよね・・
目が冷たい じゃないんだけどな・・ｗｗ 
