内田百閒　第六阿房列車

**吾輩は名無しである** · 2010/10/27(水) 10:31:48

俺名古屋出身だけど名古屋市の中砂町は「なかすなちょう」
苗字にも中砂ってのはあるけど読みはたいてい「なかすな」

**吾輩は名無しである** · 2010/10/27(水) 22:34:02

だから「どっちもあるの」。
どっちが正しいとかどっちが多いとかの議論自体不毛。

**吾輩は名無しである** · 2010/10/28(木) 07:27:42

どっちもあったって言われても
「サラサーテ」は「なかさご」やん！！

67 · 2010/10/28(木) 19:34:38

おちつけ。
俺は>>66に言ってるんだが？

**吾輩は名無しである** · 2010/10/29(金) 07:54:52

お前はもいいよ。現実にはなかさごなんてない。作者がどう読ませたいかは別。

**吾輩は名無しである** · 2010/10/29(金) 10:37:09

最初から同じ人かな、落ち着けよ
今現在「なかさご」のルビ振ってる本が出版されてるんだよね
作者はどう読ませたいかについてそこまでいうなら、初版その他で例証を挙げないと話にならない

それとも「現実にはなかさごなんてない」けど百閒は「なかさご」って読ませてるという話か。すまん

**吾輩は名無しである** · 2010/10/30(土) 00:49:41

俺は67と69しか書き込んでないが？
IPとか調べるなら好きにしろよ。

俺は>>66が「すな」にこだわっててまるで「さご」を認めないようなレスに
感じたから67を書いたんだが、なんでここまで言われるの？
ここの人の側でレスしてるんだけど・・

**吾輩は名無しである** · 2010/10/30(土) 00:51:10

現実にはなかさごなんてない
現実にはなかさごなんてない
現実にはなかさごなんてない

こいつバカ？

71 · 2010/10/30(土) 09:39:46

>>72
>>70あてのレスのつもりだったんだが…不快に思わせて悪かった

百閒はそれほど創作人物に人名出してこないけど、なんとなく不思議な語感の人名が多いよね
青地しかり中砂しかり
甘木さんは言葉遊びだってわかるけど、何かそういう意図があるのかね

**吾輩は名無しである** · 2010/10/31(日) 09:28:00

>>74
「青地豊二郎」という名前は阿呆の鳥飼だった
百閒が「ほおじろ」からつけたものだったはず

**吾輩は名無しである** · 2010/10/31(日) 14:39:41

古川ロッパ主演の頬白先生をもじったんじゃなかったっけ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/02(火) 01:40:36

小説全部、朗読版で出してもらいたいもんだ。
車中や布団の中でも聞けるし。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/02(火) 06:27:25

ぞぉぅとして眠れなくなるよ・・・・

**吾輩は名無しである** · 2010/11/03(水) 03:14:31

そんな夜もあってもいいんｓ
実際、朗読版で出してくれないと車中で聞く、寝ながら聞くなんて体験できないもんな
出してくれたらいいんだが
短編ばかりだから収録も楽なんじゃないかなぁ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/03(水) 12:22:13

そういやひゃっけん先生の随筆で
点字の本なら夜の暗闇で本を読みながら眠りにつけると友人に聞いて
試してみたけど全然読めなくてがっかりしたっていうのなかったっけ
仰向けで布団をかぶって目を瞑り、お腹のあたりに点字本をおいて読むの

**吾輩は名無しである** · 2010/11/04(木) 20:16:38

>>80
何だったっけそれ・・・自分も読んだ記憶がある
その友人というのは確か宮城道雄だったっけ？
気になるのでage

**吾輩は名無しである** · 2010/11/04(木) 22:55:39

点字だと布団だか炬燵だかにもぐっていても読めるから冬でも便利
みたいなことを宮城が言っていた、という話なら読んだことがあるけど
百閒が試してみた、というのは未読だな

**吾輩は名無しである** · 2010/11/06(土) 17:38:17

秋の夜長の土曜日です、また読み返して見ましょうかね。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/07(日) 02:03:43

>>63
有島武郎
妻と死別するまでは妻一筋だったと思う。
その後は人妻と不倫、心中だが

**吾輩は名無しである** · 2010/11/07(日) 02:05:12

>>63
あとは泉鏡花
妻と夫婦二人で死ぬまで仲良く暮らしたらしい
互いの名を彫った指輪だか腕輪だかつけていたみたいだし

**吾輩は名無しである** · 2010/11/07(日) 14:39:52

>>83
東京日記とか。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/07(日) 20:41:36

変なおん長立っていて

**吾輩は名無しである** · 2010/11/08(月) 08:10:51

>>79
普通の社会人なら仕事や付き合いで忙しいから読書なんかしてられないわな。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/08(月) 22:12:25

>>81
『東海道刈谷駅』
宮城道雄検校でOK！

>>82
『御慶五年』
新年会の挨拶の中で「目が邪魔をして物に出来なかった」…っと、旨の記述があります。

百閒先生って、あちらこちらに同じ事を書き散らしているので他にあるかもしれませんが…
取り急ぎ参考まで、失礼いたします。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/12(金) 16:48:41

私事で申し訳ありませんが、とうとう買いました！　「新輯内田百閒全集全33巻」揃。
8万2000円。。。　半年、本は買えませんね（笑）

**吾輩は名無しである** · 2010/11/12(金) 21:32:01

私事で申し訳ありませんが・・・
昨日の木曜日の午後からの話で、急遽来週中に日帰りですが岡山出張になりそうです！
思わず顔の筋肉が緩んでしまい、社内でその始末に困っています。

去年の夏は自腹で百閒先生の生家跡と三光荘の百閒コーナーを見たあとに倉敷、広島と
抱き合わせで行ってきましたが、岡山の百閒先生の事をあまり下調べをしないまま出かけ
てしまったので、後から思えばあそこにもここにも行ってないと・・・後悔の念が残っていました。
今回は百閒先生記念公園にも寄ってみて、京橋の「大手饅頭」も食してこようと考えています。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/12(金) 22:36:59

>>90-91
いいなあ！
充実した百閒先生ライフを堪能してますね。
私は講談社版全集持ってますが、新輯版もいつか買いたいものです。
岡山も未踏の地なので、うらやましいお話ですなあ。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/13(土) 09:18:20

結局、こういう掲示板に常駐してるやつっていうのはマニアなんだろうな。
普通の百閒ファンの来るところじゃなくて。
普通の百閒ファンのほうが作品自体を楽しめてるだろう。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/13(土) 14:11:52

作品自体ではなく百閒本人のほうに興味を持つマニアども
とか言いたいの？
むしろ作品自体を楽しんで、それに飽き足らないから
こういう所に書き込んでいるんだが

**吾輩は名無しである** · 2010/11/15(月) 21:05:17

ちらちら入る変なレスはスルーしたほうが…
自分も百閒が気になるばかりに岡山に旅行に行ってみた
東京近郊の出身なので水路と鳥に驚いたｗ
全然下調べしてなかったので公園とかしらなかったよ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/17(水) 01:54:56

>>91
私も前に岡山行ったけど三光荘と生家跡の碑は見ましたが公園は知りませんでした。
大手饅頭は路面電車の角のお店で大きくない方だったかな。駅でも売ってますね。
中学前の道とかも行ってみたけど全く面影なさそうでした。
そりゃ明治前半と平成じゃ面影ある方がおかしいですね。戦争もあったし。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/20(土) 02:15:13

岡山の街は空襲で7割焼けたんです。
出石町という辺りは焼けなかったので昔の面影があるそうです。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/21(日) 11:48:45

>>90
『新輯全集』ご購入おめでとうございます。

私が思っている値段よりも、安く購入されて羨ましい限りです。

>半年、本が・・・　半年の間、読みまくって下さい。
私はいつも、近くの図書館ではなくてチョッと遠い大きな図書館を利用して『新輯全集』と
「ちくま」の文庫を何度も繰り返し借りて読み倒しています。

阿房列車ってわけでは無いのですが、列車で旅行によく出かけて、行く先々で時間があれば
出来る限りその土地の古本屋さんに行ったりして、あちらこちらで『新輯全集』を探してはいる
のですが、なかなか手頃な値段で見つけることが、いまだに出来てません。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/22(月) 16:27:16

>>90
おお、それはおめでとうございます。
自分も新輯は欲しいがやはり高いし、本棚もそろそろ限界に近い上に部屋も狭い、とくるから
旺文社文庫をコツコツ揃えるするつもりです（平山三郎による雑記もついていますもんね）。

ところで文庫というと中公文庫の「ノラや」の表紙、いつの間に猫の写真に変わっちゃったの？
この間書店で中公文庫の書棚を見て愕然としたよ。
角川文庫の夢野久作は復刊されても表紙はちゃんと三十数年前と同じく米倉斉加年で再現されたのに。

そりゃ、自社の売れ筋の週刊少年雑誌の売れっ子漫画家（伊豆の踊子の表紙を手がけたのはベテラン、
且つ定評のある漫画家だから”売れっ子”とは呼べないかな）を表紙に起用する某社よりマシかもしれんが・・・。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/23(火) 22:08:21

この人の琴って、音残ってます？
聴いたことある人、いますか？

**吾輩は名無しである** · 2010/11/23(火) 22:32:14

百閒の演奏をレコードに録音したなんて話は聞いたことも読んだこともないけど
岡山の真さんからもらって愛用した箏なら宮城道雄記念館にあるよ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/23(火) 22:43:04

動く百閒って、どこかで見られるのかな？

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 00:13:29

先に発見された映像しかない筈。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 10:14:48

>>100
SP盤ヲタの自分から言わせれば、SP盤の事態に演奏家や流行歌手でもなんでもない人の演奏が
レコード化されるというのは滅多にないことで、オープンリールやカセットテープが普及し、
誰でも自分の声や演奏が録音できるようになるのは戦後になってからなんだよね。

そういや作中で百閒が度々インタビューを受けている記述をよく見かけるけれど、演奏は残って
いなくとも”肉声”は残っているんでしょうか？　どんな声であったのか、一度聞いては見たいんだが・・・。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 10:15:51

×事態
○時代
です、スマン

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 19:17:50

摩阿陀会に出席できなくなったあとは
テープレコーダーに挨拶を吹き込んで会場で流したらしいけど
一度百閒の肉声も聞いてみたい

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 19:24:11

テレビ出演とかしなかったのかな？

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 19:39:34

あと10年長生きしていれば、「徹子の部屋」に出ていたかもしれなかった

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 20:51:49

>>106
時代的にオープンリールのテープだろうね
どこかに残ってるだろうか

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 20:52:08

テレビになんぞ死んでも出演しなかっただろう

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 21:12:32

>>108
仮に出演できたとするなら百閒は黒柳徹子の髪型を随筆でどう描くか、実に興味深いw

ところで古い話で悪いのだが、『サラサーテの盤』におけるナカスナ、ナカサゴがどうしても
気になり、実説草平記の初版本を図書館で借りて来たよ。
昭和２６年６月１５日新潮社発行、定価弐百拾圓、地方売価弐百五圓。
確認すると”中砂”にルビは無く、『サラサーテの盤』の他の箇所を見てもルビは振られていない。
ただし、同じ単行本に収められている他の作品にはルビのあるものも存在する。
市立図書館の窓口に依頼して大阪府立図書館から取り寄せた本なのだが、残念ながら
初出時の「新潮」は府立図書館に蔵書はあっても取り寄せは不可との事。

今私情で府立図書館に直接出向く時間がないから初出時がどうであったかはわからないけれど、
少なくとも初版を読む限りでは
「中砂という字に正しい読み方は用意されていないので、読者は自分の思った通り読めば良い」
と解釈した。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/24(水) 21:13:44

>>108
なんか急に身近な人に感じられたｗｗｗ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/26(金) 23:49:10

ファンの鑑だな

**吾輩は名無しである** · 2010/11/27(土) 00:15:39

年代順に著作を読んでいくと面白いね
いま百鬼園が焼け出されたところだ

**吾輩は名無しである** · 2010/11/27(土) 11:31:30

まだ下の子が４～５歳のときに家を出たんですね。
それからご長男が亡くなり、母上が亡くなられて
奥様が亡くなったその年（かなりの高齢、７６ぐらいでしょうか・・）に
こひさんを入籍、その６年後かに他界。（かなり、曖昧ですみません）

女からするとなんと複雑な人間模様でしょう・・奥様（一番目）は
幸せだったのでしょうか。物書きの妻ですから・・とおっしゃるかしら。
こひさんとの間にお子様はいらしたのかしら・・こひさんも
物書きの・・・と得心していらっしゃったのかしら・・いずれにしても
現代の私には理解不能です。まだまだ、読み込みが足りませんね。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/27(土) 15:30:27

こひさんとの間に子はいなかったはず
それにしても百閒先生はこひさんについてはほとんど書いてないような
こひさんの生い立ちやご家族についても詳しく書かれたものがない

**吾輩は名無しである** · 2010/11/27(土) 18:54:17

妹にち江さんというかたがいて
そのかたとも姉ともども同居していたとか

**吾輩は名無しである** · 2010/11/28(日) 03:54:03

読んでないけど「恋日記」とか出していいのかね。
死んだ後に別れた妻に出した恋文とか出版されたらさすがに嫌だろうw

それはそうとポプラ社の「百年文庫」に「とおぼえ」が収録されているが、
そんなに名作だったかな？

**吾輩は名無しである** · 2010/11/28(日) 08:48:24

嫌かもしれないけど、人間は死ぬものだし、
当然、死んだら口出しできないから、
そのへんは苦笑いしながら見守っているのではないかとも思う。

**吾輩は名無しである** · 2010/11/30(火) 21:27:31

>>114
私の方は、まだ焼け出されていません。

百閒先生、連日連夜の警戒警報の影響でかなり気疲れのご様子です。その上、ラヂオが
壊れていて、警戒警報のたびに夜間でも外に出て、情勢の行方の確認を取っています。
あとは、アルコールが切れたせいなのかは、解かりませんがお腹の調子も今ひとつ。
・・・どうやら、ラヂオの故障の原因は真空管のようです。

平日の仕事終わりの時は帰宅中の地下鉄で読んでいますが、途中から座れた時などは
多少残業した後でも、電車の乗り越しをしてまでも読み続けたくなります。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/02(木) 18:41:42

谷中安規が挿し絵（表紙のみでも可）を描いている
内田百先生の本が欲しいのですが、
1万円位で神田の古書店等で手に入りますか？
もう素人が入手するのはむずかしいでしょうか？

**吾輩は名無しである** · 2010/12/02(木) 22:27:45

>>121
ちくま文庫の「居候匆々」なら今でも新刊書店で入手可能。
”古書”であることに拘るなら、旺文社文庫の「居候匆々」と「王様の背中」、
六興愛蔵文庫の「居候匆々」「王様の背中」「狐の裁判」なら神田の古書街を
くまなく探せば手に入るんじゃないかな。
「王様の背中」の初版（普及版）の復刻本も40年ほど前に出ている。

ちなみに旺文社文庫版の平山三郎による雑記を読む限りでは「王様の背中」の特装版は
復刻が難しいらしく（一頁一頁手刷りなんだからそりゃそうだよね）、中古値は
出版された翌年関東大震災で版が焼けてしまった「冥途」の初版本よりもずっと高い。

以上、参考になれば幸いです。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/03(金) 18:24:18

>>122
ありがとうございます！とても参考になりました！
新書から手に入れていきたいとおもいます。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/03(金) 22:11:28

俺なんか旧漢字・旧仮名遣いとか全くこだわらないもんなぁ・・安く済むわ
媒体もこだわらない。音だろうが文字だろうがどっちでもいい
違いによって作品そのものの自分にとっての魅力が薄れるわけでもないし

目はそんなもの（本に書かれた文字）を見るためのものじゃないような気がするとか
手は字を書くのに使うものじゃないような気がするとかどこかで読んだ気がする。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/04(土) 03:14:23

>>122
ちくま文庫の「王様の背中」が最も安く入手しやすいのでは？

**122** · 2010/12/04(土) 08:12:31

>>125
単行本は単行本として価値があり、文庫本は文庫本なりに意味があると考えてるから、
復刻本が出ているのであれば両方持っていたっていいんじゃないかと。
これも主観にすぎないが、やっぱり旧字旧かなで書かれた作品はなるべく旧字旧かなで読みたいし。

・・・しかしこうエラソーに言う自分は実は旺文社文庫しか持ってないよ
復刻本ですら結構高いのに、ましてやオリジナルなんて手が届かないorz

**吾輩は名無しである** · 2010/12/04(土) 15:06:45

百閒先生自身、最後まで旧字旧かなを貫かれたかただから
それをいじった形の文章というのはどうも本当でないというか何というか・・・
だからってオリジナルを探すなんて雲を掴むような話だし、いつ読めるかわかったもんじゃない
そういうわけで俺も旺文社文庫で妥協してます

**吾輩は名無しである** · 2010/12/04(土) 15:53:08

>>121は風船画伯の絵が見たいのではないですか？
挿絵つきで素人でも安く手軽に入手できると思うから
ちくまの「王様の背中」を勧めたのですが

そりゃ旧かな旧字体のが良いけれど
挿絵を見たい人に入手が難しい本を薦めるよりも
まずは手に入りやすいもので絵を楽しんで後で手に入ったら文章も
てことでも良いと思うのですがね

**吾輩は名無しである** · 2010/12/04(土) 17:43:19

まあ一般的なファンはあまりこだわりを持たないほうがいいと思うよ
時間と金の浪費だと思うから
今の世代の人にとっては旧字体は百害あって一利なしだから

**吾輩は名無しである** · 2010/12/05(日) 10:16:12

一部の閉鎖的なファンの慣れ合いはここだけにしてくださいよ。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/05(日) 10:33:29

ファンとは閉鎖的なものだ

**吾輩は名無しである** · 2010/12/05(日) 19:42:07

＞今の世代の人にとっては旧字体は百害あって一利なしだから

wwww

**吾輩は名無しである** · 2010/12/06(月) 10:04:16

釣られるなよ

百閒、ときどきブームが来るような気がするんだけどなんなんだろう？
最近になってムックとかも出たし、恋日記も出たしｗ
阿房列車は漫画化されたし

逆柱いみり？のイラスト良かったなあ

**吾輩は名無しである** · 2010/12/06(月) 23:46:55

そういえば、酒井順子の「女流阿房列車」というタイトルの本も最近本屋で見たな。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/07(火) 13:50:09

阿川弘之は『南蛮阿房列車』ってのを書いてるよ
このかたは実際に百閒先生とかすかな縁がおありです

**吾輩は名無しである** · 2010/12/08(水) 14:59:38

収集なんてまだまだその域ではありません。
文庫本を手元にいつでも読み返せるように
しています。奥が深い・・・何度読んでも
わからないことがあるし、ここに書き込まれたことで
理解できたこともありで収穫の多いＨ.22でした。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/10(金) 22:27:23

漫画版阿房列車３号、今月の２２日に発売だとさ
しかし１号も２号も（自分の地元では）店頭に並ぶのが数日遅れたからどうなることやら・・・

**吾輩は名無しである** · 2010/12/11(土) 15:11:27

百閒先生がつけていた家計簿ならぬ錬金簿
ぜひ見てみたいが、こればっかりは永遠に無理だろうな

**吾輩は名無しである** · 2010/12/14(火) 22:03:13

投稿動画を宣伝
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13025112
宮城道雄の「レコード夜話」に出てくるハイフェッツの『妖精の踊り』の旧吹込盤だけど、
百閒の随筆の中にも確か酔った勢いでレコードを持って帰る話、無かったっけ？

敢えてsage

**吾輩は名無しである** · 2010/12/21(火) 17:39:11

異国阿房列車ってのも出てたんだね

**吾輩は名無しである** · 2010/12/21(火) 21:14:17

中学生のとき、旺文社文庫の『北冥』という本を万引きした。
どうせ万引きしたのだから、とこっそり読んでみた。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/21(火) 23:46:32

犯罪自慢ですか

**ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介** ◆m0yPyqc5MQ · 2010/12/22(水) 20:39:51

俺も万引きした本は多いなあ。中学生の頃は教材とか色んな本屋に行って大量に盗んで塾のクラスメートに売ってたよ。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/22(水) 22:36:50

どこかのエッセイで「百閒が今生きてたらブログとかやってそう」とあるのを見たが
飼ってた鳥を死なせてしまった話とか書いたりして一度くらい炎上してそうな気がする
今だったらtwitterかね

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 13:24:16

＞「百閒が今生きてたらブログとかやってそう」とあるのを見たが
それを聞いて、誰が編集したのだか解らないがアンサイクロペディアの
「内田百閒」の項目が面白すぎる件を思い出したわ

そういえば漫画版の阿房列車の最新刊をもう入手した人はいる？
書店に問い合わせたら２２日発売予定のところが入荷は２５日と
言われたんだが・・・。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 14:44:50

百閒先生がブログやツイッターなんて想像できん
頑固な人だから原稿用紙とペンに死ぬまでこだわったに違いない

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 19:43:19

先生ならPCやケータイ買う金があったら三鞭酒を買うだろうな。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 20:44:12

確かにｗ
じゃああれだ、ヒマラヤ山系さんが百閒先生の偏屈なつぶやきを代理で投稿して話題になるとかだな

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 21:46:09

ラジオでさえ捨てちまうような先生だったから
山系さんがそんなことするのも許さないと思う

**吾輩は名無しである** · 2010/12/23(木) 22:55:38

とか言いながら実は内心すごく気になる百閒先生

**吾輩は名無しである** · 2010/12/24(金) 02:38:20

奥さんはどうだったんでしょう、ラジオもテレビもない生活って。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/24(金) 09:23:03

こひさんのことについてもうちょっと書いてほしかった

**吾輩は名無しである** · 2010/12/29(水) 13:56:44

今夜BSで『まあだだよ』放映だね。

**吾輩は名無しである** · 2010/12/29(水) 22:49:09

新潮文庫の「百鬼園随筆」と講談社文芸文庫の「百間随筆」の収録内容はかぶってますか？
新潮の続百鬼園随筆が入手しにくいので、かぶっているなら文芸文庫の方を買おうかと思ってます。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/01(土) 11:02:49

あけましておめでとうございます。
>>154
参考に、百閒の本をほぼ網羅している某有名サイトからどうぞ。
「百鬼園随筆」
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/3700/3757.html
「続百鬼園随筆」
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/3700/3758.html
「百閒随筆Ⅰ」
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/3500/3634.htm
「百閒随筆Ⅱ」
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/3500/3673.htm

新潮社もこういう本を増刷してくれたらなあ・・・。

話題は変わるが、このスレ住人は百閒がよく使う言葉を日常会話や文章に取り入れて
しまったってことはある？
自分は恐れ多くも「そら」と口走ったり「何だかよく解らない」と表記したりするｗ

**吾輩は名無しである** · 2011/01/01(土) 11:20:24

これから自分の乗る特急列車の先頭から後尾まで見て歩いたことならあるw

**吾輩は名無しである** · 2011/01/01(土) 17:39:53

文章を書くとき、「～だが」というところを「～だけれど」
と書くようになってしまった。
何となく子供っぽく響くのだけれど、やむを得ない。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/02(日) 18:21:30

百閒先生を敬愛してた高峰秀子さん死去
謹んでご冥福を

**吾輩は名無しである** · 2011/01/02(日) 19:16:52

>>155
返信ありがとうございます
全然違うんですね……。悩んで決めたいと思います！

**吾輩は名無しである** · 2011/01/03(月) 13:52:33

>>158
そういえば高峰さんは百閒先生のファンでしたね
百閒先生からもらったお手紙一通を携えて逝かれたのだろうか

**吾輩は名無しである** · 2011/01/07(金) 16:01:38

新しいファンを取り込むにはまず頭のおかしいマニアを一掃する必要があるな

**吾輩は名無しである** · 2011/01/07(金) 22:07:53

>>161
百閒を正しく理解できる真の”ファン”と頭のおかしい”マニア”の違いは何だい？
勿論、君は頭のおかしくない方の”ファン”なんだろうね？

**吾輩は名無しである** · 2011/01/08(土) 00:06:37

それ前からいるっぽい人

「東京日記」をＣＭとかショートムービーにしたら面白そうだなと思う

**吾輩は名無しである** · 2011/01/08(土) 10:36:57

旧字旧仮名遣いにこだわる奴は問答無用でバカ

**吾輩は名無しである** · 2011/01/08(土) 18:58:11

バカでないと百閒は楽しめない

**吾輩は名無しである** · 2011/01/08(土) 21:10:10

阿房と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、
自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/08(土) 22:00:24

> 旧字旧仮名遣いに、こだわる・・・

一番、旧字旧仮名遣いに拘ったのは、百閒先生本人だと思うのですが。

何の著書かは覚えていませんが、出版される際にわがままを言って旧字旧仮名遣いに拘り、
活字を拾う職人さんに対して迷惑をかけてしまい、その労をねぎらう随筆を残しているぐらい
ですから。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/09(日) 00:44:25

『旧仮名使い変換スクリプト』
http://isweb31.infoseek.co.jp/novel/qkana/

**吾輩は名無しである** · 2011/01/09(日) 02:19:12

面白そう！と飛んでみたらサービス終了してた
infoseek…

**吾輩は名無しである** · 2011/01/09(日) 14:52:13

>>169
有名どころだとこんなのもあるが。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022533/tate/komono/Maruyaruma.html

**吾輩は名無しである** · 2011/01/09(日) 20:44:04

>>167
『東海道刈谷驛』所収の「驛の歩廊の見える窓」です。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/10(月) 19:43:14

法政はよく火事にならずに済んだもんだな

**吾輩は名無しである** · 2011/01/17(月) 15:42:43

>>118
「とおぼえ」は好きだけど、朗読を夜聴くのはやだな。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/17(月) 22:17:57

今日古本屋で旺文社文庫が２０冊くらいや漱石、芥川の雑記帖やら大量にハケーン。
しかし沢山ありすぎて何を最初に買うべきかわからなくなったのとお金がなかったのあで
厳選して明日買いに行く。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/18(火) 20:23:12

買いしめれ

**吾輩は名無しである** · 2011/01/18(火) 22:45:33

>>174
収穫はどうだった？

**吾輩は名無しである** · 2011/01/18(火) 23:35:30

去年の夏ごろ、大阪の古本屋に
旺文社文庫の百閒作品が30冊以上入荷されてた
二か月ほどしてから知って、あわてて買いに行ったな

**174** · 2011/01/18(火) 23:39:19

旺文社　１５０円
阿房列車　１～３、夜明けの稲妻、麗らかや、馬は丸顔、波のうねうね、戻り道・新方丈記、鶴
続百鬼園随筆、有頂天、凸凹道、無紘琴、菊の雨、鬼苑横談、丘の橋、北冥

福武　２００円
百鬼園遠征言行録、百閒座談

河出　２００円
芥川龍之介雑記帖、漱石先生雑記帖

中公　３００円
ノラや、東京燃尽、御馳走帖

とあったけど線が沢山ひいてあったり、買った文庫チェックらしきもの、赤いしみがあったりで触りたくない系と
既に持ってるのは↑リスト書いたけど買わなかった。
馬は丸顔は表紙が好きだ。

**吾輩は名無しである** · 2011/01/19(水) 06:57:20

>>174
おめでとう！
旺文社文庫が一冊１５０円とは随分安くて良い物がゲットできたじゃないか

>>177
まさか、難波にある某大手私鉄系列のビルに入っている古書街？

**吾輩は名無しである** · 2011/01/19(水) 15:44:43

>>179
そうです。
残念ながら半分ほど売り切れてましたが
それでも10冊以上買うことができました。
>>174さんに比べればずいぶん高い買い物になりましたが

**179** · 2011/01/19(水) 21:38:22

>>180
お、やっぱりあの店でしたか。
自分も去年の夏あすこで旺文社文庫の百閒を何冊か買いましたから、
>>180さんと自分はある意味同じ釜の飯を食ったことになりますなｗ

**吾輩は名無しである** · 2011/01/20(木) 23:32:46

百けんの『冥途』、英訳があったから
勉強がてら読んでる。

英語力がないからかもしれないが
楽しめない。

ちなみにタイトルは"REALM OF THE DEAD"-UCHIDA HYAKKEN

**吾輩は名無しである** · 2011/01/22(土) 00:16:09

そういや、辰野隆からせしめたロンジンの骸骨時計ってどうなったんだろう
持つ人が皆死ぬから先生が縁起直しで持ってたとか
宮城道雄がすごく欲しがったとか、晩年の高橋義孝との対談とかで触れられてたけど
どんな時計だったのか時計オタ的に気になる

**過去ログhosyu** · 2011/01/28(金) 18:06:38

903：復活！千丁の柳：2009/07/04(土) 00:57:27
八代の柳はかなり昔に枯れてしまったそうなので、同じ場所に苗を植えてみました。
育つかな？
http://up.2chan.net/r/res/187595.htm

904：吾輩は名無しである：2009/07/04(土) 21:05:44
>>903
おまい凄い。凄すぎ。
俺は何回か探しに行ったが見つけるとこが出来なかった。
鹿児島線の運転士に聞いても知らなかった。
百鬼園写真週で見ただけだけど、場所まで特定できなかった。
新八代開業のときに伐採されたという説もあったけど、
少なくとも１０年前にはすでに無かった。

柳は枯れたのなら仕方ないですね。
お地蔵さんはまだあるんですね。
さすが日本。柳が枯れたから取っ払うなどと言う
罰当たりなことはしなかったんですね。

905：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：2009/07/05(日) 03:53:52
>>903
千丁の柳の現場が特定出来たなんて凄過ぎます！
有佐・新八代間の線路東側ということが判っただけでも収穫です。

柳を植えているうちに暗くなったという記述から、
午後と推定できるので、画像の影から方角も判りました。
あとは田んぼ周辺（ただし稲の水田だけではなく、
八代特産のイグサ畑の可能性もありますが）を探してみます。

うp主（兼植林者）様、ありがとうございました。

**過去ログhosyu** · 2011/01/28(金) 18:08:01

906：903　千丁の柳：2009/07/05(日) 13:54:08
レスありが㌧！！

場所は、新八代駅のリレーつばめ用ホームから降りてくる線路と
鹿児島本線が合流する地点の西側（北西側）です。

新八代から歩いて12～3分、千丁から15分といったところでしょうか。
新八代からは最初の踏切（だったと思う）なので、すぐ分かると思います。

私も場所が分からず、事前に八代市役所にメールで尋ねたのですが、
千丁支所を通じて地元の方に話を聞いてくれたようで
詳しい情報を教えてもらいました。

それによると、柳が枯れた年ははっきりしませんが、
「千丁の柳」が発表されてから何年もたたない頃のようです。
その後、鹿児島本線の線増や、道路拡張があったりして、
お地蔵さんは何メートルか動かされたようです。
ですから、厳密に言うと、植えた場所は昔と同位置ではありませんが。

お地蔵さんにはお線香が供えられていて、地元の方に大切にされているようです。

907：吾輩は名無しである：2009/07/05(日) 14:01:56
ここかな？
http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E130.38.29.784N32.31.18.409&ZM=12&W=0

908：903　千丁の柳：2009/07/05(日) 14:13:19
その通りでやんす

**佐敷太郎** · 2011/01/28(金) 19:37:42

hoshuサンクス！
小石氏が撮影された柳は、なくなっていたんですね。
リレーつばめのDVDで場所だけでも確認出来っかな。

**吾輩は名無しである** · 2011/02/08(火) 22:24:28

もっと多くの阿房列車を走らせて、その旅行の行程を随筆としてもっと残して欲しかったと
思うのですが、やはり常宿である八代の『松浜軒』の閉鎖がきっかけとなって阿房列車の
旅に出かけなくなってしまったのでしょうか？

**吾輩は名無しである** · 2011/02/08(火) 22:39:38

そんな>>187さんには百閒最後の著作「日没閉門」所収の『逆撫での阿房列車』がオススメ。
現在ちくま文庫集成第2巻、「立腹帖」で読めます。
冒頭からして”迎えの汽車がホームに滑り込んで来た”と言った感じの雰囲気が漂っています。

**吾輩は名無しである** · 2011/02/23(水) 13:53:08.70

百閒周辺の人々が百閒について書いた本も集めてるけど、本人以上に難航するな
平山、中村両氏の著作は当然として、雑賀進氏の本は偶然手に入れた
まだまだ道は遠い

**吾輩は名無しである** · 2011/02/26(土) 21:58:51.25

>本人以上に難航するな

まあ、当然でしょうね。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/03(木) 08:59:55.12

age

**吾輩は名無しである** · 2011/03/10(木) 06:32:35.63

松ヤニの話が好き

**吾輩は名無しである** · 2011/03/10(木) 18:16:07.37

3月10日東京大空襲・・・以前に百閒先生が居住していた高田老松町の自宅で
独逸語を教えていた長野初さんの命日ですね。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/10(木) 23:54:32.41

初さんが亡くなられたのは関東大震災では？

「長春香」でしたっけ？
一輪挿しのところでは読んでるこちらも泣けてきた

**吾輩は名無しである** · 2011/03/12(土) 21:20:59.09

今回の東北の大火事には内田百閒大喜びだろうな

**吾輩は名無しである** · 2011/03/13(日) 00:20:51.56

いや、直接見られないからあんまり興味ないのでは。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/13(日) 10:20:19.75

やさしい方ですから情報収集、分析はしても喜ぶことはないかと。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/14(月) 13:03:03.44

都内で罹災して百閒がぐらぐらしたり歩き回ったりしてたのを思い出した

**吾輩は名無しである** · 2011/03/15(火) 00:47:56.00

雑誌太陽の夏目漱石号を見てたんですが
ゆかりの人物の似顔絵の中で百閒先生の存在感が飛びぬけていました。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/16(水) 00:56:08.96

>>199
誰が描いた誰の似顔絵なんでしょうか？

**吾輩は名無しである** · 2011/03/19(土) 01:59:59.86

先日図書館でこの人の本見て、興味が出てこのスレにきたら>>195のレス読んでドン引きし、
>>197のレス読んでほっとした。
戦争のさなかでも毎日日記つけててすごいなー。
見習いたい。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/21(月) 03:03:21.62

けっこう読んでいるのに、自分自身にちっともユーモアが身に付かないのが悲しい。

**吾輩は名無しである** · 2011/03/21(月) 11:15:22.72

ユーモアセンスは勉強して身につけられる性質のことではないからなあ

**吾輩は名無しである** · 2011/03/29(火) 16:10:06.52

百閒先生の死後、借金はどうなったのかな
あと、こひ未亡人の生活とか

**吾輩は名無しである** · 2011/04/04(月) 12:59:11.83

うろ憶えだけど、死んだとき借金はほとんど無かった、というのを読んだ記憶
がある。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/06(金) 02:05:24.25

>>205
しかし遺した財産は数千円だとかも見た覚えが
戦前クラスの洒落になってない借金が無いだけマシか
あの当時、債務が普通にトヨタの国産最高級車を自家用として買えるレベルだったのが
いつの間にかほぼ消滅してるのはさすがというか

まあ三畳御殿のあの土地代だけでも、死後かなりのもんになったろうな
まさに錬金術

**吾輩は名無しである** · 2011/05/11(水) 13:57:02.91

豹が一番好き

**吾輩は名無しである** · 2011/05/12(木) 19:25:55.32

阿房列車時代は特急を使っても東京大阪間で8時間半もかかっていたというのに驚いた。
果たして内田百閒が現代に生きていたら電車に乗る趣味なんて持っていただろうか。
車内でのんびり食堂車なんて行ってる暇もなく、大阪なんて3時間もかからず着いてしまう。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/14(土) 23:07:16.39

両親が迷い込んできた猫を飼い始め、久しぶりに『ノラや』を読んでみた。

以前読んだときにも
いなくなったノラと死んでしまったクルツへの百閒先生の想いがせまってきて
涙なしには読めなかったのだけれど
実家に猫がいる環境で読み直すと（ちなみに自分もﾒﾛﾒﾛになっていますw）
猫達の些細な仕草、些細な行動の可愛らしさと
それに対する百閒先生の愛おしさの念の描写が、なんと言うか、堪らなく……。

そうそう、こういう事するよね
そうそう、こうされたら可愛くて愛おしくてヒャーってなるよね
……家のミーコがいなくなったら／死んじゃったら（私含め）家族一同大丈夫だろうか
と、以前以上に読むのが苦しいw

**吾輩は名無しである** · 2011/05/14(土) 23:47:52.25

あの本読むと言葉は悪いけどキチガイみたいに見える。
まともな精神状態じゃない。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/15(日) 19:28:38.02

そりゃまともな精神状態じゃなかったろうよ

**吾輩は名無しである** · 2011/05/17(火) 01:34:51.56

>>208
ビジネス特急151系のパーラーカーとコムパアト（現存せず）は百閒が乗ることが
出来たのなら是非阿房列車で書いて欲しかったけれど、最後の阿房列車の発表が
昭和30年で、151系のデビューが昭和33年だからなあ・・・。

はやぶさのグランクラスなんて百閒の趣味には合いそうにもないが、もし乗ったら
アテンダントの言葉の遣い方が気に入らないとか、そんな目くじらを立てるかもｗ

**吾輩は名無しである** · 2011/05/19(木) 14:26:38.93

百閒先生のお子様でまだ御存命なのは三女の菊美さんだけか

**吾輩は名無しである** · 2011/05/21(土) 04:18:54.90

>>205
電話代の下に小額のお金があるだけだったんだっけか

でも最終的な収支がマイナスじゃなくプラスになってるのはさすが錬金術師

**吾輩は名無しである** · 2011/05/24(火) 00:45:55.48

>>208
そういう事書いた随筆があったような

平山三郎いわく、先生は新幹線はお好きじゃなかったようだ
速いばかりで、窓にへばりついて移り変わる風光を楽しむって余裕が無いせいだろうな
長っ尻の一献も出来ないし

**吾輩は名無しである** · 2011/05/24(火) 10:35:25.49

「汽車ポッポ」が好きなのであって電車はそれほどでもない‥‥と
どれだったかの随筆に書いてあったような曖昧な記憶がある

**吾輩は名無しである** · 2011/05/25(水) 03:30:21.41

>>216
でもそのうちチンチンゴーの「阿房電車」もやってみたいと書いてたような
あれは東京市電もとい都電のほうの電車だけど

**吾輩は名無しである** · 2011/05/25(水) 14:22:11.76

>>216
>>217
最寄の市ヶ谷駅から乗るのは「電車」、都電も「電車」、
そして「機関車が客車を牽引する列車」＝「汽車」であって、
電気機関車でも蒸気機関車でも百閒は「汽車」と表記していた・・・
と思っていたけど、違うの？

**吾輩は名無しである** · 2011/05/25(水) 19:47:26.90

冥途が好きだなあ。百けんで初めて読んだ作品だけど衝撃だった

**吾輩は名無しである** · 2011/05/25(水) 22:30:35.93

>>215
長っ尻の一献も出来ないし

北斗星やカシオペアのパブタイムもお呼びじゃないね

**吾輩は名無しである** · 2011/05/26(木) 08:51:40.10

北斗星やカシオペアの個室、はやぶさのグランクラスなんかは（切符の入手は難しくても）
一般人が決して手を出せない値段ではないけど、百閒が阿房列車を運転していた当時の一等車は
作中にもあるとおり三等車の3倍の運賃だったし、特急の三等車ですら庶民にはそもそも
高値の花だったからね。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/27(金) 15:57:29.19

東京から大阪まで8時間半って、今だと18きっぷ使って行くのとあんまり変わらない。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/31(火) 18:24:55.05

>>208
「富士はやぶさ」の廃止で嘆いていただろうに・・
因みに俺は最終下り「富士」のA寝台個室に乗ったぞ。
往時なら間違いなく一等寝台。
先生のことを心に秘めて乗ったよ。
そんなこと思って乗ってたのは俺くらいだと思う
（洗面台付個室は昭和30年の一等廃止時で二等A、
昭和35年の2等級時代で一等寝台に相当）

**吾輩は名無しである** · 2011/05/31(火) 18:27:52.58

　戦前～　　　　　昭和30年　　　昭和35年　　　昭和44年

　一等寝台　→
　　　　　　　　　　　二等寝台　→　一等寝台　→　Ａ寝台
　二等寝台　→

　三等寝台　→　三等寝台　→　二等寝台　→　Ｂ寝台

三等級制下における寝台の最優等格である一等寝台は昭和三十年七月廃止、
それまでの一等寝台車はすべて格下げのうえ二等寝台に組み込まれる。
ただしそのため二等寝台内で新たな区分が生れる。
すなわち旧一等寝台区分室を「二等Ａ寝台」旧一等開放式を「二等Ｂ寝台」

**吾輩は名無しである** · 2011/05/31(火) 22:11:33.94

百閒先生なら、その列車で最上等の座席でしょ。
だから、富士／はやぶさならＡ個室だろうね。

**吾輩は名無しである** · 2011/05/31(火) 22:33:43.15

なんだかんだ言いながらも、（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしながら新幹線に乗ったと思うよ。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/01(水) 00:03:05.88

今の東海道新幹線のG車は完全ビジネスライクで旅情もへったくれも全く無い
100系のＧ個室が登場したときは喜んで、その後は乗っただろうが
引退後の新幹線は乗ってないだろうと思う

**吾輩は名無しである** · 2011/06/02(木) 00:26:23.48

銀河のA寝台乗ったときは個室の味わいこそなかったものの
デッキのクロスシートで気分を楽しむのは出来た
宮城先生の事故知ってると、銀河で刈谷駅通過時の感慨もひとしお
でもあの乗車率じゃ廃止されるだろうなと思ってたら案の定…

最近登山のために乗ってるきたぐに号自由席で、体の寝かせ方に四苦八苦してると
先生の著作にある、窓から脚出して寝てた明治の三等客を羨ましく思ったり

**吾輩は名無しである** · 2011/06/02(木) 22:54:46.95

>>213
多美野さんが亡くなってるのは知ってたが、美野さんも亡くなってたのか…
まあ亡くなっても全然おかしくない歳だが。

しかし先生は死に方が見事だ。
最後の著書は題名からして『日没閉門』と人生の終わりを予感させるし、
絶筆の「猫が口を利いた」はヨレヨレの最晩年作の中では際立った出来。
しかも真骨頂の不気味な小説でもあるし、死の床を思わせる。
そして最期に煙草一服とシャンパン一杯やってから老衰で逝ったんだろ。
老いて死ぬならかくが如くありたいな。

**223** · 2011/06/03(金) 19:23:23.58

>>228氏
銀河は仕事の関係で数限りなく乗ってたんですが、
（新大阪通過時代から乗ってました。実は最終下りA寝台も乗りました）
先入観とかを差し引いても車両は（JR九州所属とJR西日本所属での
モケット等の大きくない違いはあっても）国鉄由来でほぼ同じはずなのに
九州行寝台と銀河とはあきらかに車内の空気・雰囲気が違ってたんですよ。
戦後ずっと東海道本線だけを行き来してきた、独特の、
銀河だけの歴史ある不思議な空気がありました
その歴史あった列車を愛用できたのはわたくしの財産です

**吾輩は名無しである** · 2011/06/04(土) 01:42:45.58

「青炎抄」二桑屋敷の、大きな光が東北の方角の空から西に抜けたという部分。
ここって丸で後のハリウッドのSF映画みたい。
特に、雨戸の隙間から水が迸る様に流れ入った光り～の部分とか。
何でこんな映像が内田百間の中にあったんだろう。不思議だ。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/04(土) 14:54:34.34

>>229
唐助氏　1980年没
こひ夫人　1987年没
多美野さん　1988年没
美野さん　2004年没

別冊太陽によります
しかし美野さんと菊美さんの御父君回想はあるけど
長女の多美野さんだけは百閒先生に対して何もお書きになっていないような
先生を忌避していたというのは本当だったのか

**吾輩は名無しである** · 2011/06/05(日) 10:14:34.96

>>231
夢の中で映画を観る話なら「旅順入城式」と言うのがあってだな・・・。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/06(月) 20:20:29.04

【文芸】愛猫が行方不明になり泣き暮らす内田百けんに
「今頃は三味線の胴で突っ張っていらあ」と酔って電話　独文学者の告白書簡見つかる
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1307343991/

**吾輩は名無しである** · 2011/06/07(火) 02:21:45.74

チャップリンよりキートンが好きだという文章を読んだが、予想どおりで
つまらない。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/20(月) 13:37:47.22

「雷九州阿房列車　前章」より

　その海の見えるトンネルは、単線型であって、一つの穴に上リ下リが一線ずつ別別に
這入っている。だから上リ下リでトンネルの穴が一対あり、その間に海が見えるから
途切れて二対、つまり四本ある。（中略）焼津寄りの磯浜隧道は上下一対二本の長さが
九七〇米、用宗寄りの石部隧道は二本の内、上リの穴、つまり山ぞいの方は九二〇米、
海ぞいの下リ線は八八一米、そうしてその各の間に、海が見える区間が一三○米、その
百三十米の海波の光が目に残っている。
　もうあすこは通らないのかと尋ねると、あすこを通る代りに、今こうしてこの
日本坂隧道をくぐっているのだから、勿論あすこは通りません。
　さあ私は気になり出した。それではあすこに、もとの所に不要になったトンネルが
四本ころがっている。

＞不要になったトンネルが四本ころがっている
＞不要になったトンネルが四本ころがっている
＞不要になったトンネルが四本ころがっている

東海道本線石部（せきべ）隧道現況↓
http://daigo5234.at.webry.info/200903/article_10.html

**吾輩は名無しである** · 2011/06/20(月) 22:39:51.81

>>223
俺、多摩川でお見送りしたけど見てくれた？

**吾輩は名無しである** · 2011/06/20(月) 23:44:23.91

>>237氏
もちろん！
最後部から展望していたから角度の関係でよく見ることは
できなかったけど通過するのをたのしみにしていたのと同時に
真っ暗な中にかなりの光源だったのですぐわかったよ
横浜駅が見えなくなってから自室に行った
ちなみに貫通扉窓の左下で手を振ってるのが俺
さすがに12両目だからあの印象的な汽笛は聞こえなかったけど

**吾輩は名無しである** · 2011/06/21(火) 19:45:33.37

>>238さんお久しぶり。
http://www.youtube.com/watch?v=ktn9_2tnBH8
確かに最後尾で手を振っている人がいますね。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/21(火) 23:07:33.16

>>233
あれは夢の中じゃないと思うが。

http://www.youtube.com/watch?v=sF52fmUMW_o
これにも映像が断片的に紹介されてるが
作品と現存する日露戦争の記録映画とほぼ内容が一致するし
夢でなく、現実の法政大学での上映会で着想しただけだと思う。

**233** · 2011/06/22(水) 09:34:48.84

>>240
233の説明がちょっとまずかった。

百閒が法政大学で日露戦争の映画を観たのは事実かもしれないけれど、
『冥途』『旅順入城式』の連作はあくまでも「夢を描いた小説」だと思っているから、
あの作品は「夢の中で映画を観ている」と言う意味で言ったんだ。

かく言う自分だって映画やテレビを見る夢を見ることが時々あるんだよね・・・。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/22(水) 20:31:41.35

ちなみに「青炎抄」二桑屋敷は夢の中で映画を見る話ではありません。
まるで映画「未知との遭遇」のようなイメージが、あの時代の百閒の中にあったのが不思議。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/26(日) 09:51:04.43

ＢＳで百閒さんのドラマやるみたいですよ。
猫が出てくるの、ノラですね。何日かに分けて猫好きの作家の
特集だそうですよ。百閒さんは石橋れいじ（どんな漢字かな）さん。
別宅のようでしたね。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/26(日) 10:18:42.46

石橋蓮司でしょ。
http://image.eiga.k-img.com/images/person/16221/300x.jpg?2900.jpg

**吾輩は名無しである** · 2011/06/26(日) 21:10:33.34

金曜日、NHKEテレで宮城道雄さんの特集をやってましたね。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/26(日) 21:48:05.81

>>243
うわー情報ありがとう。クルツの話もちょっと出てくるかな？
日時の情報貼っておきます

おまえなしでは生きていけない
猫を愛した芸術家の物語
第2回　内田百閒
ノラを探した14年の孤独　内田百閒
放送日：6/28（火）
BSプレミアム　後8：00～9：00

**吾輩は名無しである** · 2011/06/27(月) 23:51:10.79

また感想、聞かせてやってくださいまし

**吾輩は名無しである** · 2011/06/28(火) 15:55:43.02

８時からヒャッケン、10時からtvkでショーケン（傷だらけの天使）か今日は

**吾輩は名無しである** · 2011/06/28(火) 21:30:40.21

ノラやは中公とちくまどっちがオススメですか？

**吾輩は名無しである** · 2011/06/28(火) 23:10:53.90

中公かな

**吾輩は名無しである** · 2011/06/29(水) 11:48:58.67

蓮司さん、毬谷さん演技良かった
町田は(ﾟ⊿ﾟ)ｲﾗﾈ

３０日は漱石先生だよ

**吾輩は名無しである** · 2011/06/29(水) 12:12:20.11

>>249
旺文社文庫でもいいんじゃない
そのときどきによるけど、それほどベラボーな値段はしない

**吾輩は名無しである** · 2011/06/29(水) 16:03:12.80

旺文社文庫は古書店でもなかなか見かけなくて入手困難
中公ならたしか旧かなのはず

**吾輩は名無しである** · 2011/06/29(水) 21:56:38.40

旺文社文庫はセットで3万円くらいじゃないか？
よく出回っているよ。

**吾輩は名無しである** · 2011/06/29(水) 22:49:55.48

東京日記こそヒャッケン最高の小説です

**(＠∀＠)** 株価【E】 ◆ANOSADJXD6 · 2011/06/30(木) 23:31:41.94

交日新書の『汽笛一声』なんかはよく百円ﾜｺﾞﾝで見ますね。

**吾輩は名無しである** · 2011/07/01(金) 00:24:25.49

>>256
ほう？と思ってググッたら、アマゾンでとんでもない値段が付いてる件

古書店巡りは思わぬ邂逅を期待してると楽しいんだけど
明確に求める本があるときなんぞはもどかしくて…

**(＠∀＠)** 株価【E】 ◆ANOSADJXD6 · 2011/07/01(金) 01:17:56.77

>>257
さんぜんえん…恐ろしく強気な世界を見ました。
わたくしは30年近く前に30円か50円で手に入れました。
奥付には、汽車ぽっぽの印紙に朱々と（写真はﾎﾞｹてますがw）百鬼園の印が。
http://imepic.jp/20110701/041890
じつに阿房列車気分な組み合わせです。

**吾輩は名無しである** · 2011/07/01(金) 17:59:21.12

>>254
高いな
というかセットって話なのか？

**吾輩は名無しである** · 2011/07/02(土) 14:47:09.96

遅くなったけど、録画していた「おまえなしでは生きていけない」見たよ
演技も良かったし、家は想像より綺麗というか豪華だったけど面会謝絶の札もしっかりかかっていたｗ
ドラマの合間に本人の写真やラジオ放送を聞けたのもよかった
肉声は短かったけど、話し方や言葉の繰り出し方は随筆から想像していた通りでした
ペンネームの由来は故郷の川だったんだなあ

**吾輩は名無しである** · 2011/07/04(月) 02:35:00.92

「おまえなしでは生きていけない」私も見ました。

百閒先生の喪失感・・・。
石橋連司さん（の声が際立って）見事だと思いました。

**吾輩は名無しである** · 2011/07/04(月) 10:49:36.83

↑
固有名詞、とくに人名の漢字に無頓着なのはクソぶた野郎ですね。

**吾輩は名無しである** · 2011/07/04(月) 10:53:04.08

2ちゃん程度でいちいち誤字に突っ込む奴も知れてるけどな

**吾輩は名無しである** · 2011/07/04(月) 11:11:51.35

誤字がわからない奴に限って「2ちゃん程度」と言い出すのは何故？

**吾輩は名無しである** · 2011/07/04(月) 11:13:15.60

>>263
正論ですな