ヘンリー・ミラー Part 2
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新潮社のはマイナーな作品もカバーしてあったな。宇宙的な目とか 水声社の何冊か読んだけど、フォントとかすっきりしてるし
装丁も綺麗で読みやすい 訳もかなりいいと思う
でも上のレスの通りカバーしきれてない作品がいくつかある
続刊で収録してくれないかな、、、
我が読書、宇宙的な目 あと書簡集とかもいれてほしいな
エッセイとか評論もまだいろいろあるよね
未翻訳の作品とかも是非 ビグ・サーは米アマゾンでも割とコメントがついている。ビートニクとかエコと絡めて、もう一度売り出そう 米谷って人が書いた『けったいなアメリカ人』にメイラー・ミラー会見傍聴記ってエッセイがあるんだけど、ミラーの放談が読めて面白いよ。同時代の作家たちにチンピラ扱いされた話とか >>99
別にそこまでランボーだけ好きって訳でもないだろw ヘンリーミラー 南回帰船で女押し倒したりしてる。
そんなの自分がしたとか平気で書いてたりする。
女の性器を蛤とか言ったり。南回帰船は、ビッコで親に甘やかされてる
ピアノ弾く男が出てくる。そいつが最後宗教家になってる。
普通の牧師とかクリスチャンとかそういうミラーの嫌いな意味の宗教家じゃなくて
一種キリストの弟子みたいな聖人になってる。
あんなやつ本当に現実にいたのかと思えてくる。 ヘンリーミラーの独創性はどんなところか。
こんな正直な自分に不利になるような事書いた私小説はないだろう。
あれが最初読んだ時面白かった。フィクションも交じってるのか。
セックスの描写もエロくない。
汚いの。汚いって言うか、何か、きれいだったり、カッコいいのとか
狙ってないんだよな。グロテスクというか、滑稽だ。女を馬鹿にしてるかといえば
そういう面もあるかも。
下品かといえばどうだろう。 >>107
>南回帰船は、ビッコで親に甘やかされてる
>ピアノ弾く男が出てくる。そいつが最後宗教家になってる。
>普通の牧師とかクリスチャンとかそういうミラーの嫌いな意味の宗教家じゃなくて
>一種キリストの弟子みたいな聖人になってる。
>あんなやつ本当に現実にいたのかと思えてくる。
南回帰線のグローバー・ワトラスの話は俺もほんと好きだ。
あの部分は何回も読んでしまう。 ネットサーフィンしてると、北回帰線は小説の体をなしてない、なんて小馬鹿な書き込みが多いな。
読解力のなさが高じると小説というものの本源すら見落とすのな。
いやあ馬鹿ばっかりだわ。 ここにちょっと前、ビグ・サー復刊したらいいのにと書いたら、文遊社から復刊されていたという。今日本屋行ったら平積みになっておりました ttp://www.youtube.com/watch?v=XPJmm4_rcSU 奥さんいっぱいいたけど、こどもはいないんだよね?
律儀に避妊するタイプだったのかな? ホキ徳田って、何か知らんが読んだときの響きが面白い。 ミラーの小説は現実を超えようとしますね。
意図的に超えるのではなくて、不意に訪れる瞬間を爆破点までもっていこうとする。
その後のカポーティだとかサリンジャーだとかオースターなんかよりも、ずっと新鮮に感じる。 北回帰線読み始めてみたけど頭おかしくなりそう。セリーヌやジュネと全然違う。 ミラーは『北回帰線』を書くにあたって『夜の果てへの旅』の影響を受けててセリーヌの評価を
気にしたらしいですね。
『北回帰線』出版後献本したんだか面談したんだかは忘れました。 ヘンリー・ミラーコレクション、第2期突入です
ttp://www.suiseisha.net/blog/?p=2953 「セクサス 薔薇色の十字架刑」を読み始めたとこだけど、これもいいかも知れない。
ヘンリー・ミラー独特の言い回し、例えば
−生まれ変われるものなら、腐肉をあさる禿鷲になってやりたい。死臭を嗅ぎつけるや、高層ビルの屋上から銃弾のように急降下するのだ。いまぼくは陽気に口笛を吹いて、胸のむかつきもおさまっている。やあ、マーラ。元気かい?−
のような一節が、しょっぱなからあってなかなか愉しい。
追々プレクサス、ネクサスと読むつもりだけど、しかし、一冊一冊が分厚いし、たけー、、、と思った。 水声社でバルザックの「神秘の書」を出してるが
『追放者』と『ルイ・ランベール』と『セラフィタ』が収録されててお得
ヘンリー・ミラーを追いかけてる人は読んどくべきだろうな
ミラー自身、特にセラフィタに関しては読書体験の頂点だと言っている セクサスでは、日系人の話から、日本の風俗店を絶賛しているね!
西洋では突っ込んだ後のテクニック重視だが、日本は入れる前のゼンギを念入りにするってね! >>140
孤高の鬼才の癖に、「新訳文庫化希望」とは,軟弱な。
新潮文庫で十分。 新潮は訳がわかりにくい上に削除された箇所があるらしいから水声社が良い チャタレイと同じだね。
チャタレイは完全版が出たけど。 アンダーグランド文学を読もうとするものが、わかりやすいとは、なにごとか。
毒のない、お子様ランチのごときものか。(笑) 初めて読んだのが、『愛と笑いの日々』。
いい短編品集だったな。今も好きだ。ヒューマニスト、ミラー。
こういうミラーの一面もいい。 >>146
吉行淳之介が訳した本だな
良い本だった 夜と昼では大違い(笑)
ついでに、『クリシーの静かな日々』もよい。 小説の書き出しが上手いね。最初のパラグラフで読者の心をグッとつかんでしまう。
例えば、「セクサス」。短編も、エッセイもそう。 評伝では、アルフレッド・ベルレスの「我が友 ヘンリー・ミラー」が良いね!
ミラーの親友でないと、書き得ないようなことが満載! 上野千鶴子bot
性的な行為が冒険や求道になるということ自体が、すさまじく近代的な思い込みでしょう。
ロマンって近代の産物ですからね。近代小説は、フーコーの図式にそっくりあてはまります。『男流文学論』(1992) >フーコーの図式
興味深い指摘ですね。
フーコーの本は、「言葉と物」「監獄の誕生」「性の歴史」しか読んでいないのだが、
そんな図式は見当たりませんでした。出典を教えてくれれば当っていみます。
しかし、ミラーは特に性に焦点を当てている訳ではなく、食い物だとか排泄と同列に扱っている
気がする。性に焦点を当てているのは、読む側なんじゃないか?って思う。
60年代はそんな読まれ方がしたのかもしれないが、今は性の文学として読む人もいないし。 カップルのセックスレスが増えているらしい。
少子化とかの政策以前の、種としての日本人の衰退を感じる。
ミラーの小説に、「ホットドッグを食べるようにセックスをする」
みたいな表現があったが、欧米人にはこの点では及ばない。
「左手にペニス、右手にペン」と言っていた大江健三郎も年老いたし。 ケバくてうざいな、訳文が悪いのかな
画家になったほうが良かったんじゃないのこの人 >>157
そういう下品な大人達をみて、今の10代20代はセックス嫌悪してる。 女優・黒柳徹子のエッセー『トットひとり』や『トットチャンネル』を原作に、NHKの専属テレビ女優第1号となった黒柳の半生を、
テレビの歴史とともに描くNHKのドラマ『トットてれび』(30日スタート、毎週土曜 後8:15)に、関ジャニ∞の錦戸亮が、
「上を向いて歩こう」などのヒット曲で知られる坂本九役で出演することがわかった。
同ドラマで黒柳徹子を演じるのは、女優の満島ひかり。昭和28年、NHKがテレビ放送開始のため専属俳優を募集していると知り
受験するところから始まる。錦戸が演じる坂本は第2回から登場し、『夢であいましょう』『若い季節』で黒柳と共演し、親しくなる。
ほかに、中村獅童が渥美清、ミムラが向田邦子、吉田鋼太郎が森繁久彌に扮し、テレビの創成期を駆け抜けていった人々を
生き生きと描いていく。武田鉄矢、濱田岳、大森南朋、吉田栄作、安田成美、岸本加世子、松重豊らが共演。
黒柳本人も「百歳の徹子」として登場する。語りは、小泉今日子。
第2回の放送で『夢であいましょう』に出演するアイドルグループ「スリーバブルス」役で元モーニング娘。の高橋愛、田中れいな、久住小春、
第3回では生ドラマ『若い季節』に出演するクレージーキャッツの植木等、ハナ肇、谷啓をお笑いグループの我が家、また三木のり平に小松和重、
第4回では写真家・篠山紀信に青木崇高、行商のおばさん役で木野花らが登場する。
スリー・バブルスはNHKの「夢で逢いましょう」の準レギュラーだったにもかかわらず、一度も紅白歌合戦には出ていないんですねぇ。
渋谷じゃんじゃんの大晦日コンサートで人気を集めた松岡計以子(当時は松岡圭子)や
ヘンリー・ミラー夫人となって話題をまいたホキ・徳田なんかの3人組で人気も実力もあったグループでしたが、
もう一人のメンバーが結婚のため引退してグループは解散してしまいました。
そのの引退した彼女は40歳そこそこで病気で亡くなっています。
たしか文学座の新人女優が3人で内輪の余興で歌を歌ったところ評判になって、そのままグループ歌手として売り出してしまったということでした。
松岡計以子の声は、ひょっこりひょうたん島の魔女役でユーチューブにたくさん残っています。 Kim, Yi-Chul
ヘンリー・ミラーの小説というのは饒舌な独り語りという形式で視点はひとつなのだけれども、
私小説ではないというのは、彼の言葉の向きを気にしていればわかる。
記憶のなかにある出来事を描写していたはずなのに、いつのまにか、読者に向かって話しかけてくる。
ヘンリー・ミラーの小説を読んでいて、ぎょっとする瞬間があるのは、
小説のなかで描写されている世界とこの小説を読んでいる人間の世界との境界が消え失せるから。
こういう部分はセリーヌにも多少あるけれど、そこが強化された感じ。
2016年8月17日 アメリカの中でも有数の大自然に恵まれるカリフォルニア。
サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶ沿岸線に位置するビッグサーは、
太平洋岸からサンタルシア山脈が急に立ち上がったようなドラマティックな地形のエリアです。
カリフォルニア州道1号線の普及以降、
その大自然が人々の心を魅了しカリフォルニアが誇る保養地として成長を遂げた一方で、
20世紀半ばからヘンリー・ミラーやジャック・ケルアックなどの作家や芸術家たちが集い、
アメリカの文化を育んできた歴史ある場所。
見渡す限り自然の美しい景観の中で、独自の文化はどのように発展したのでしょうか。
文学・哲学・食・音楽の4つのスポットとともにその背景を紐解きます。
http://ecocolo.com/journal/local/001380.html ビーートたッけーし☆「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」 ルイス・ブニュエル『黄金時代』と『皆殺しの天使』
http://zakkannote0.blogspot.jp/2017/09/blog-post_27.html
ヘンリー・ミラーはブニュエルを非常に高く評価していて、特に彼の『黄金時代』については熱のこもった賞賛のエッセイを書き残している。
ブニュエルが『黄金時代』で成し遂げたこと
――既存の映画の文法を次々と破壊し、カソリシズムやブルジョワのモラルを徹底的に批判した――は、
まさにミラーが文学において成し遂げんとしていたことであった。
『黄金時代』を見た直後、ミラーはそれまで悪戦苦闘していた小説 Crazy Cock を手放し、『北回帰線』に取り組むことになる。 アナイス・ニン(仮)
アナイス・ニン研究会 (編集)
出版社: 彩流社 (2017/12/25)
◉アナイス・ニン(1903-77)
パリ郊外に生まれ、11歳のときにニューヨークに移住。
自己の内面を深く見すえた《日記》は世界各国に翻訳
され、読み継がれている。
ヘンリー・ミラーとの恋愛が有名だが、日記では、
オットー・ランク、アントナン・アルトー、
ゴア・ヴィダル等々、作家・芸術家たちとの関係も
多く綴られている。 『北回帰線』物語―パリのヘンリー・ミラーとその仲間たち
本田 康典 (著)
出版社: 水声社 (2018/2/1)
『北回帰線』誕生にまつわるエピソードを、
ブラッサイ、ルイス・ブニュエル、エズラ・パウンド、バーニー・ロセットらとの交友を軸に、
アメリカでの発禁本がいかにベストセラーとなっていったかを縦横に綴る“書物”の伝記。 ミラーとスピノザとの関係について詳しい人いますか? D.H.ロレンスとの関係はどうなん?
熱烈に支持してるな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています