森鴎外
たとえば「和魂洋才」という言葉がどんなふうに作用していたかも知らないんだろうね。 >>445
読んだよ
エリスのモデルがおばさんになった時の写真がでてた
ちょっと雑然とした内容で、どこまでが推論でどこまでが事実であったかがよく読まないとわかりづらい 二番目のかーちゃん、とても美人
鴎外さんは面食いだ 出戻りで、処女ではないのに、鴎外は三カ月、手を出さなかったと、
奥さんが、自分を主人公にした小説に書いているらしい。 ルースベネディクトの菊と刀には、「恋愛や性的な享楽に関する日本人の態度が
われわれには理解しがたい」とある。「日本人はアメリカ人の恋人に捨てられ、
みどり児膝にかき抱き(with my baby on may knee)悲嘆に暮れる若い女性の
物語や詩を読むと、これらの私生児の母親たちを日本の「自由意志による妾」と
同一視する。」とあります。エリスに対してはもっと純粋な目で見ていかないと
自分たちの恥をさらしているような気がする。 >>451
実の母と、変な男に刷り込まれた女の感性が、ゴキブリそのものに感じたんだろう。
そうでなければ、一世紀後まで文豪扱いされるわけねえだろ。
とかね。
>エリスに対してはもっと純粋な目で見ていかないと
>自分たちの恥をさらしているような気がする。
エリス自身は純粋。優秀極まる留学生を受け入れ、気立てのよい美人を宛がった
政府は不純。政府は別の思惑があるからね。
政府に女がいないからといって、自分たちの愚かさを責任転嫁したらいけない。 日本政府に、タナカマキコみたいなのが送り込まれなければよかったのに。
まだまだ時間はいくらでもあるよ。 ↑
上の人たちが言ってることがさっぱり分からん
僕、頭が悪いのかな・・・ 価値観が違うのだろう。
庶民と上流階級の違いみたいに。 >>460
安寿と厨子王というお話があるよ。聞いたことない?
中世に成立した説経節『さんせう太夫』が元になった本らしい。 >>461
山椒大夫を子供向けにしたのがソレだと思ってたw >>462
あらら、ウィキ(安寿と厨子王)を参考にしたのだけどどうなんだろう。
>中世に成立した説経節『さんせう太夫』を原作として浄瑠璃などの演目で
演じられてきたものを子供向けに改変したもの。ゆかりのある各地で民話化している。
近世になり絵本などの媒体にて児童文学ともなっている。 >>122-123にも書きましたが、中世の説話が元のおはなしです。 若い頃、妄想を読んて、自分のために書かれた作品だと思った。それで森鴎外が好きになった。
伊沢蘭軒を、毎夜読むのが楽しみになった。定年になって、楽しみが増えた。 >>361
森鴎外は、今は無くなってしまったものを書こうという意思があったんだと思う。
だから、仇討ち、殉死、江戸の医者、漢詩人などを書いておきたかったんだと思う。
百物語も、江戸の風俗を懐かしんで、お大尽の酔狂で開いてみたが、時代に合わずうまく行かなかったということ。
つまり無くなったものを、取り戻そうとしても、ひょっとすると無駄に終わるかもしれないという森鴎外の自虐がみてとれる。 >>469
同志よ
私はここの部分
安寿は畳なり合った岩の、風化した間に根を卸して、小さい菫の咲いているのを見つけた。
そしてそれを指さして厨子王に見せて云った。
「ごらん、もう春になるのね」 山椒太夫ほど、阿呆らしい話はない。
安寿のような美少女に浜で塩汲みをやらせたり、美少年の厨子王に
薪苅りをさせることにリアリティが全くない。
それぞれ、遊女の見習いや稚児にする以外有り得ん。
労働を尊ぶのは良いが、偽善的であって良い訳がない。
子供だまし以下である。 原案である中世民話に関しては岩崎武夫著「さんせう太夫考(平凡社ライブラリー刊)が面白いですね。
他には山椒=散所の長者である山椒太夫を蔑視した差別民話だ、といった指摘もあります。
どの団体が糾弾しているのかは、まあ伏せておきましょう。
でもまあ、その当時塩田経営がなされた場所とはそういう所だったという事は知っておいてよいでしょう。
中世遊行僧によって寺社における祭時の演芸として語られていたお話が
明治期の文豪の手にかかるとどのように変貌したのか?
といった点が見どころといえば見どころでしょうかね。 475みたいに納得してしまうと何の生産性もない方向に行ってしまうねw
散所の労働をリアルに動的に捉える努力の方が、森鴎外が何して
何とやらよりも、はるかに文学的な意義があるねw
475みたいなカスは掃いて捨てるほどそこらに転がってるよw
そういうのは必要ないのw >散所の労働をリアルに動的に捉える努力の方が
それはプロ芸ですね。
散所の奴隷労働を近代労働と同一視するのは…。 >>477>>478>>479
>>散所の奴隷労働を近代労働と同一視するのは…。
奴隷労働がお前にはまったく分かってない。
リアルに動的に捉えることと、近代労働とは何の関係もない。
説明してみろ。 >>475>>476
散所(=山椒?)とか奴隷労働の実態を捉えることはとても大切なことだと思う。
でもそれは文学として大切なんじゃなくて、実社会の歴史の方向を考えるときの糧として大切なんだ。
文学というのは、ある状況の中での個人の心を見つけ出そうとするもの。
社会的な問題はその背景として、個人の心の動き方の根拠として設定される。
その意味で、元の物語とは、あくまでも個人の心を見るための背景であるということ。
実社会を背景にする代わりに、物語を状況設定のための背景にした。
実社会を背景にした時に、自分の実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
その点が、たとえば漱石との大きな違いだし、鴎外の提示する人間の真実の幅が狭められてしまったということにつながったともいえる。 >>481
>実社会を背景にした時に、自分の実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
おい、日本語になってねえぞ >>482
指摘、ありがとう。
実社会を背景にした(舞姫のような小説を書いた)時に、自分の(現)実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、(その後、作品を書く時に)物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
と訂正させてください。 >>481
悪いが俺はそういうかったるいことにかかずらってる段階じゃないんだよ。
軽く言って超パイオニア的なことをやってる最中なんだな。
じゃな。 >>480
まあ、マルクスを読まないと…。
プロ芸をやっている人は『ドイツイデオロギー』ですら読んでいない。 >>485
マルクスを読んでも読まなくても文学には関係ないよ。
読めば思考の幅が広がることは確かだけど、それはほかの優れた人の著作を読むのと同じ。
>プロ芸をやっている人は『ドイツイデオロギー』ですら読んでいない
いくらなんでも、専門家が自分と同じだなんて思っちゃだめだよ。 >>369
会場が新国立劇場と規模が同じ位だったらしいから新国でこのスタッフ・キャスト拾って再演してくれないかな。
>>473
山椒大夫と同じ説教節・小栗判官の照手姫みたいに
美人だから遊女になれ。楽だぞ。→嫌です→そんなら下働きでこき使ってやる、てのもあるからねえ。 <腐女子生成公式>
怠け者+自尊心が強い+性欲過多+精神が未熟+小心者+(漫画オタク)+女=腐女子 舞姫のあらすじは大体知ってたが、改めて読んでみた
思ったよりも最低な話だった・・・ >>473
小栗判官の話のそのくだりは、中国の『白兎記』の引き写しだし、
日本の『百合若大臣』もこれらに含めれば、元はオデュッセイアだから。
鴎外は説経節『さんせう太夫』を無駄に近代的解釈しているんだな。
それは徒労に終わるんだよ。元々、『さんせう太夫』は矛盾だらけの
作品だから。口承文芸だからね。口承文芸の在り処と言うか、起原を
作中で告白してるところが、『さんせう太夫』のキモなんだな。つまり、
「私達説経の語り手の出自は安寿や厨子王と同じなんです。」ということ
なんだ。 それはつまり、多くは盲目の、誘拐された、あるいは人身売買された少年少女
や彼等の成れの果てが口承文芸の伝承者だったということを説経節の
「さんせう太夫」は明らかにしてるんだよ。
俺以外にまともなことを書いてる奴は1人もいないんだから
俺をもっと優遇しろよ。 鴎外の歴史物というのは、物語を現実の状況と仮想する。
その状況そのものの描写はそれほど具体的にはなされない。
一般的なイメージが表現されていればそれでいい。
その中で、それぞれの登場人物の心の動きを、直接あるいは行動によって浮かび上がらせようとする。 >>497
俺は無名だが、可能、田中、安藤、小谷野、栗原、石原らよりは、
はるかに頭良い奴だ。
早稲田出の阿呆な編集者ぐらいは何時でも馬鹿に出来る。 「青年」って全体を通してユイスマンスの「彼方」が透けるように見えるから面白い。 出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない
反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが
朝鮮左翼系だから
自虐史観を新聞、テレビと共に
誰が植えつけてきたか考えよう
気づけよ 日本人!!
もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな
戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ
おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか?
朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ 出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない
反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが
朝鮮左翼系だから
自虐史観を新聞、テレビと共に
誰が植えつけてきたか考えよう
気づけよ 日本人!!
もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな
戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ
おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか?
朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ >>501-502
そうだな。
君が社会に認められないのはきっとそのせいだろう。
あきらめろよ。
日本人は、朝鮮人より能力が劣ってるんだよ、きっと。 >>501-502
必死に、あちこちに貼りまくっているが、よほど辛いことがあったんだろうな。 18年ぶりくらいで舞姫を読んだけど、
エリスはちょっと甘すぎるとはいえ
主人公は無自覚な鬼畜だな ワシントン アーヴィングのリップ ヴァン ウィンクル の
鴎外訳は名訳です。原作のうえに格調を高く付け加えました。 舞姫読み始めたけど現代語訳がないとほとんど理解できないや 現代語訳で読んでは台無しじゃ。どうするか。まず、江戸の
軟文学からはじめよ。ワ印なぞは本気になって読んじゃうぞ。
さうすれば、文語文なぞ平気になると信ずへし >>511
重ね重ねの過分なお褒め恐縮に存じ奉ます。 面倒だから今後のあほよばわりレスにまとめて
重ね重ねの過分なお褒め恐縮に存じ奉ます。 >>509>>511友達いないんじゃない?最近かみさんなくしたんじゃない?
ねんきーん足りていないじゃない?暇ありすぎなんじゃない?
あとは死ぬだけなんじゃない?誰かにかまって欲しいんじゃない? 阿部一族の
紬雲院のくだりの方目狩(ばんがり)ってなんですか。 鴎外ってなんであんなに
小説をいっぱい翻訳したの?
翻訳好きなの? >>518
日本の文化は未熟だから、国民を早く西洋文化に親しませたかったんだろう。 森という男は心は冷たい男だ。
何でもわかっているのに決して顔にださない。 >>518 :名無し募集中。。。:2014/06/18(水) 08:17:43.80 鴎外ってなんであんなに
小説をいっぱい翻訳したの?
翻訳好きなの?
>>506 :吾輩は名無しである:2014/01/12(日) 16:45:52.60 ワシントン アーヴィングのリップ ヴァン ウィンクル の
鴎外訳は名訳です。原作のうえに格調を高く付け加えました。
文学とはそういうこと。 雁の感想
・昔の東大生は金瓶梅を漢文で読めたのかよ!
・本郷周辺を自転車で走ってると大体の地理が分かる
・ラストの妾の人の描写が狂女みたいで怖い 昔の東大生は、英語はできるが漢文は不得意な人も多かった。
とはいえ、日常的に漢文に触れているから、現代の東大生の漢文の力と比較するわけにはいかない。 >>528
わからなかった?
東大というのは医学部は別として基本的に英語の専門学校だから、みんな英語ができた。
漢文を使う授業自体がないときもあった。
とはいえ、当時の学生の生家などはまだ漢文での教育が中心だったから、いまの国文等以外の東大生よりは漢文を苦も無く読めただろう、ということ。 >>530
こういう生半可な知識でものを言ってはいけないな、ってこと
鴎外のころは日常的に漢文に触れているってレベルじゃないんだよ >>531
鴎外より数年下級の子規は英語もちょっと不得意だったが、漢文もそれほどできたわけではない。
子規と漱石のやり取りなんかを見るとわかるよ。 漱石なんか、いくら頑張っても英語より漢文のほうがスラスラ読めたと言っている。
一方、漱石と同い年の子規は>>532が言っているとおり、あまり漢文が得意でなかった。高島俊男氏の指摘によると、子規は「而(しこうして)」以外の接続詞を知らなかった可能性が高い、とのこと。
ようするに、子供の頃からの素養の差ですね、 >>530おっしゃるとおり。明治十三年生まれのおらがじっちゃは東京帝国大学工科大学
採鉱冶金学科出身。 蔵のなかには在学中のノート参考書などが残っていたよ。
English, Deutsch が主。引退後、子供のころの記憶では漢書の白文を
楽しそうに読んでいたよ。教養としての漢文は身についていたのだ。立派な
Englishがしゃべれたよ。Americanじゃないよ。まったく、いまは明治を舐める奴おおすぎだね。 「鴎外」って雑誌に掲載されている
この間、千駄木の記念館でおっさんが予告してた。