>>335
一椀になったり二椀になったりして、不思議だというが、
俺的には、別に、自然に読めるけどなあ。

賢治わよお、病床のとし子から、雨雪とってきてけんじゃ、とだけ頼まれたんだろ?
とし子は、「雨雪を二椀とってきて欲しい」とは言ってないだろw
とし子は、病気で、熱もあってよお、口の中がもう熱くて熱くてしょうがなかったのかもしれない、
危急的にもう、冷たい氷水みたいなものを口に含んで、口の中の熱を冷ましたい、
とし子は、ただひたすら、雨雪が欲しかった、一椀二椀関係なく、そんな何椀か、とか、とし子にはそんなことはどうでもいいだろ、
ただただ雨雪が欲しかった、とし子は、そういう臨終間際の切迫した状況だったんだろ。

一方よお、そういうふうにとし子から言われた賢治わよお、
「そんなにとし子は雨雪が欲しいか、それじゃ、とにかく雨雪を取れるだけ大量にとって来よう」とあせってだ、
台所にある目に付いた茶碗を両手に持てるだけもって外へ飛び出したんだろ。それが二椀だったと。

とし子側の立場からすれば、とにかく一椀でもいいから雨雪を口に含みたい、つう強い欲求があるだろし、
賢治側の立場からすれば、とにかくとし子を楽にしてやりたいとの強い思いで二椀もとし子に雨雪を持っていってやりたいつうのがあるだろし、

そういう、とし子の病気の重篤さ(一椀)と、賢治の何とかしようという思いの切迫さ(二椀)とを言ってるんじゃねえの?

とし子視点からだと一椀、賢治視点からだと二椀、ただ、それだけだろw

俺は普通にそう納得して読んでたわww