「事実ではない」なんてどこにも書いていないし、「心象だけで書いてる」ともどこにも書いてないわけだが、頭は大丈夫かな?
どう読んでも、「思い出を、賢治が美化して詩に仕立てた」と書いてあるだろう?おまえはこんな意味すらもわからないのか…
「思い出」ーーつまり、実際の出来事を元にして、後からそれらを思い返し、そこに賢治の心象を重ねて、それらの思い出を詩的に表現した、ということだ
「春と修羅」を初めから終わりまですべて読んだ人ならわかってるだろうけど、ほとんどの描写が心象的に表現されている
喩えるなら、思い出の流れの畔にひとり静かに佇んで、思いに耽りながらその流れと戯れているような、そんな印象だ