【ライ麦】サリンジャー総合【グラース】
村上春樹の訳と読み比べて思うことは
私はサリンジャーと同じくらい野崎孝の訳が好きなんだなってことなんだな 野崎孝訳は本当に素晴らしいよね
少し時代がかった表現があるとはいえ翻訳の質としては非常に高い
村上春樹訳も悪いとは言わないけどサリンジャーといいフィッツジェラルドといい野崎訳と比べると落ちるなあ >>319
イエスは太ったおばさんのような、イエスとは思えないような
姿をしてる、そういう姿に見えるってことかな?
つまり自分を偽ることに慣れて、本当の自分を見失ってる人々には
イエスは太ったおばさんに見える
そして誰でも自分の中にイエス(本当の自分)がいるってことかなあ サリンジャーが身体醜形障害ってのは事実?
シーモアグラース
登場人物でこんなに怖い名前は初めてだ シーモアの足が悪いこととフラニーやゾーイが奇形(フリークス)っていうのは
同じメタファーなんでそ? ライ麦の春樹訳1ページで見限った
春樹訳の方が好きな奴とは友達になれんわ 近年の春樹訳は本当にゴミ
文の良し悪しじゃなくて平気で翻訳ミスとかあるし
野崎訳がこんな産廃に前時代の遺物扱いされる日が来るのかと思うと辛い いや野崎訳の方が素晴らしいよ。野崎訳しか読んでないけど。 >>327
キャッチャー訳したのだいぶ前だろ
で、翻訳ミスってどこだよ? 今頃だが「サリンジャー生涯91年の真実」はとっても面白いぞ
これマジで取材したの?ってくらい細かく昔のこと調べてるし
著者のサリンジャーの各作品に対する評論も乗ってて読み応えあるわ
値段が高いから買うのは無理な人は図書館とかで借りてみるといい バナナフイッシュにうってつけの日
アメリカにいる1%の富裕層って、バナナフイッシュの権化だよな
selfish=バナナフイッシュ フラニーとゾーイーの野崎版って廃刊になってるのな。ありえないでしょ… それで書店で村上訳が野崎訳のナイン・ストーリーズとシーモア序章に挟まれて置いてあったのか
あれ背表紙の色が同じだし、背表紙自体には訳者が書いてないからさも同じ系列であるかのように見えるんだよな
売りたいのはわかるけど下品すぎる フラニーの村上訳って評判悪いらしいな。
「ティファニーで朝食を」は、評判良いらしいのに。 >>221
それ見る限り、村上のは、直訳じゃなくて、余計な表現(ニュアンス)を付け加えて
自分の文章にしちゃってるね。
他の翻訳家も多かれ少なかれ、そういうことをしているんだろうか? ライ麦読み終わった
学校の話は好きだけど、後半つまんなかった 俺がどれだけ頑張っても世界中にある『オマンコシヨウ』をこの世から消し去る事は出来ないんだ! 藤沢周の『オレンジ・アンド・タール』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を併読してたらチョットだけエピソードがゴッチャになってしまった
死んだのは友人だっけ弟だっけ?みたいな シーモア・グラース、もっと鏡見て、か
私も鏡になりたいよ
自分を偽って生きることに慣れたみんなが
見失ってしまう本当の自分自身を映す鏡に
まあ見てくれる人は非常に少ないだろうけど サリンジャーは、天才って言葉じゃ全然追いつけないほどの才能持ってるよね サリンジャーと東洋思想との諸相
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/16205/KJ00005087057.pdf
禅は勿論のことヒンズー教、仏教、老子、荘子との関わり合いを「ナインズストーリー」の短編“テディ”を分析しながらの論評 >>343
しばらく読んでなくて何気なく覗いたスレだったけども、読み応えあって面白い評論だった
サリンジャーの短編に傾倒していた頃をしみじみ思い出した
今の自分にもまだ残ってるわ ライ麦畑にでてくる「カワイソ」ってなに?
かわいそうってこと? ライ麦もフラニーも古くからのファンは野崎訳支持が多くて安心した。
村上訳のおかげで新しい読者は多数増えたんだろうけど。
だいたいフラニーとゾーイを今さら「こんなに面白かったんだ」ってなあ。 あと加島祥造さん、謹んでご冥福をお祈りします。
あなたが訳したリング・ラードナー短編集は、おそらくライ麦ファンの多くが読んだことでしょう。 フラニーとゾーイの村上訳読んで啞然としたわ
ライ麦といいどうやったらあんなクソみたいな翻訳できるのか信じられん
ストーリーを何一つ理解してない誤訳や、キャラクターの性格をまるで変えてしまうような意訳は勘弁してほしい >>346
これ面白かったな。
サリンジャー存命中だったら絶対出版されなかっただろうな。
全部で七章くらいだったか、サリンジャーを読んだことがない主人公が四章の終わりでやっと読む。
そのあと続く感想や分析がとてもいい感じ。 旧訳で「目まぜ」って表現でてきたが、はじめてきいたわ
硬すぎだろw セックスがどうのってホールデンが語ってたのに、そのあと童貞って言ってたんだが、
前のはハッタリなのか? やっぱ旧訳古すぎだわ ていうか当時から古臭くて固かったんじゃねぇのこれ
幼馴染のことを筒井筒とかどんだけじじくせぇんだよw 新訳もスイートハニーだし
どう訳しても古臭くなりそう そもそもホールデンやゾーイーが生きてるのが現代じゃないんだから、言葉遣いを現代的にする必要ないんだよ 太宰治とか今読んでもそんなに古臭くは感じないけどな 昔の小説でも固い奴は固いし固くない奴は固くない
旧訳は発売時点で固かったんだよ センスがない いやそんなことないよ
センスがなけりゃこんなに読みつがれない 別に絶版にして新訳にするのは出版社の勝手だがフラニーとゾーイーに関してはISBNを変えてないのが許せん 途中で送ってしまった。
>>362
そうだよね、それをしたら〔現代語訳〕って付けなきゃならなくなる。 村上版だって古めかしいところはあるな。
フラニーの冒頭の手紙とか。
あれ、わざと古くしてんのかなあ?
よしにしようじゃありませんか、とか昭和初期っぽく。
なのに同じ手紙に、すごおおおく、とかやってるし。 ここはどこ?のほうが自然な訳。
私は今どこにいるの?なんてまるで字数稼ぎしてるみたいじゃないか。 先生が終盤で長くだべったから、意外とマジメな教訓小説なのか?と
いぶかったが、ホモ展開きてトホホって笑ったw ライ麦読み終わって結構おもしろかったけど、
なんで世界的に評価されて関係ない映画とかでも名前が挙がるのかは理解できなかった
町田康とかもこの手のプチ放浪小説良く書いてるやん
でも妹に夢語るシーンは良かったな タイトルになってなかったら
読み飛ばしちゃうレベルのさり気なさだったが サスペンスの犯人がよく読んでるけど、カルト的な内容なんかゼロだよな
ベートーベンとライ麦みたいなセットたまに見るけど、明らかにベートーベンじゃないw ホールデンからの影響で
バーではいつも最後にスコッチソーダを飲む
ハイボールとの違いは分からない >>378
カルトは同時代じゃないと生まれないだろ。 村上訳のライ麦では「やれやれ」というセリフが2ページに1回くらい出てくるんだけど
野崎訳ではこのあたりどう訳してるんだろう It killed me.のこと?
それなら「参ったね」かな。
これにはまいったね、とか。 ライ麦はずいぶん前に読んだけど良かった記憶
妹と雨の中を離れて歩く姿とメリーゴーランド
文句垂れながらも、そんな彼らでもいた方がマシだという終わりだっけ
あまり覚えてない これには僕も参ったね。
中学生の頃読んでたら影響受けまくってた気がする、読まなくてよかった。
どうでも良いことをあの口調でだらだら書いていく文体に絶対影響されてた。 「笑い男」読了
世界が分かっていない、9歳の少年になった気がした。おっさんなのに。
最後にナースつれてた女の子は、一体なんだったのか。
ガンみたいな不治の病にでもなったの?
単純に、チーフの子を妊娠中絶?
そもそも、チーフはなんで追いかけないのか? 小舟のほとりで、でユダヤ差別が描かれたように、笑い男ではネイティヴアメリカンへの差別が隠されているように見える。
白人のメアリ・ハドソンと団長の恋が成就されなかったのは、二人にはどうしようもできない事情によるものだったんだろう。
だから笑い男も最期は生き延びる術を自ら放棄してしまったのだと思う。 福山雅治の演技や楽曲に触れるたび、この人はフラニーの恋人のレーンみたいだなあ、と思ってしまう。 彼氏、より男友達、のほうが古い言い方で合ってる気がする このスレ読んでて柴田元幸さんが20年以上前に
ライ麦畑の一部分を訳していたのを思い出したので、そのまた一部を紹介します。
でもこのスレすでに誰もいなそうですね(笑
とにかく、僕はネクタイとか何も着けずに、五番街をずんずん北へ歩いていった。そのうち急に、すごく変な感じがしてきた。
四つ角に来て、車道に足を踏み出すたびに、絶対に向こう側まで行けないんじゃないかって気になったんだ。
下へ、下へ落ちていって、もう誰にも見えなくなっちゃうんじゃないか、そう思った。
すごく怖かった。ウソみたいに。汗がだらだら出てきた。シャツも、下着もびしょ濡れ。そのうちに、こんなことをはじめた。
四つ角に来るたびに、弟のアリーと話してるふりをするんだ。僕はアリーに言う。
「アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。アリー、僕を消えさないで。頼むよアリー」。
そして無事消えずに向こう側までたどり着くたびに、僕はアリーに感謝するんだ。次の角に来ると、また一から同じことが始まる。でも僕は歩きつづけた。..... Jerome David Salinger (January 1, 1919 – January 27, 2010)
The Catcher in the Rye, 1951
Nine Stories, 1953
Franny and Zooey, 1961
Raise High the Roof Beam, Carpenters, and Seymour: An Introduction Stories , 1963 伝記映画公開に合わせて未収録の作品集を出すって話はどうなったんだろう
サリンジャーが遺言で言ってた奴 男子はみんな、サリンジャー(主にライ麦畑で捕まえて)が、好きだというイメージがある。 と言うのは、私統計。
出会ってきた男子の90パーセントは、サリンジャーが好きで、それらの男子は例に漏れずブランキー、ゆら帝が好きだと言った。
ナインストーリーズを読んでるけど、全然意味わからない。サリンジャー好きの人に言うと、「そこが良い」らしい。。。
やっぱり男子という生き物は不思議だ。 もしかしたら事前知識が必要なのかしら。頑張って読みます
http://www.thepicta.com/media/1234088845489973835_5083305 そういう男子が好きなだけだろ?
読んだ事ある人ですら50%もいなそう。 サリンジャーの「ライ麦畑」を読んだ人の感想を聞きたいです。
わたしは読書好きの大学一年生(いちおう英文学科です)。 高校生のとき定期的に担任との面談があった。
最後に何か達成できたことはある?と聞かれたので
サリンジャーのライ麦を読んだと言ったら、いきなり笑われた。 いきなり笑うなんて変な先生だね。
でも先生のなかにもきっとサリンジャーの好きな人もいると思うよ。
卒業して教師になったら、サリンジャーを読んだ生徒は褒めてあげたいな。 ライ麦畑は全世界で5000万部以上売れてるんだってな。
思春期に読む本って擦り込みが全世界的にあるのかな。 サリンジャーの作品て思春期に読むとグッと胸に食いこむ感じなんじゃないかな。
わたしの場合ライ麦畑を最初に読んだのは小学校5年生のときだけど、
そのときの衝撃はハンパなかったもの。
それから何回読んだかわからないくらい繰り返し読んできたけれど、
毎回ホールデンの心の痛みが自分のそれみたく感じられてヒリヒリするのね。 ライ麦畑ってさ、ライ麦畑で冒険する話かと思って読んでて、いつまでたってもライ麦畑に行かないうちに終わっちゃった。 ライ麦はおっさんになってから読んだけど、まったく意味不明だった。
あれは、若い頃に読まないとダメだ。 >>402
きみは男?女?
小学校5年生で読んだきっかけは?親の勧め?先生の勧め? >>398
「達成できたこと」を聞かれて、本を一冊ぽっち読み終えただけのことを言ったら笑うわな。
サリンジャー関係なく。 そんなことはない。
一冊でもヘーゲルを読みました、ガロアを読みました。
なら、凄いね〜となったさ。
サリンジャーは、あっち系のジャンルだからな。
たぶん、それで笑ったんだよ。 スゲー、珍しくスレが動いてるっ!
学校の先生が「達成できたことは?」と質問するのって
本を読んだとかそういうことじゃなくて、もっと違うことじゃないの?
字もろくに読めない人が本を読めるようになったらすごい達成だけどさ。 >>405
いちおう女だけど、なにか?
ライ麦畑を読んだきっかけは仲のいい子からこんあのあるよ、
ってすすめられたからだったと思う。 インターステラー
回転する船にドッキングするハラハラドキドキなシーン。
どうせ成功するんでしょ?って退屈だった。 ホールデンの苦悩は、女の子とやりたいのにできないというものなのだけど
きみならホールデンの苦悩を解消させてやれると思ったのかい?小学校5年生のときに ぼくの苦悩をきみに解消してほしいのだけど
英米文学は英語で書かれてるので簡単という印象があるせいか、
翻訳の質が悪く、翻訳の質向上に取り組んでもらいたい。
パロールの現場を知らないとエクリチュールが理解できないというのが、
ポストモダン以降の英米文学なんだ。
たとえば、How are you?というのを英語教育では「ごきげんいかが」と教える。
そういう意味はもちろんあるのだが、声のトーンによっては「あんた、頭大丈夫?」の意味になる。
これを理解するには英語の現場に入り込まないとわからない。
イギリスとアメリカの留学を早い時期に勧めたい。
でも、日系企業の駐在員や外交官のように現地の日本村にいてはだめで、
英米人の生活する渦中に入らないと学べない。辛い思いもたくさんすると思うが、
健闘を期待したい。 ライ麦は尾崎と似てる。
若い人には鋭く響くが、
年取った人には「なにそれ?」 2ちゃんねるではサリンジャーはあんまり人気ないみたいで残念。