★ジェイン・オースティン★Part4
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ブランドン大佐もナイトリー氏と同じくらいなのに 物語ではなぜか年寄り扱いでさんざんな言われようだったね。 やっぱ37、8って平均寿命が短い当時としては問題ありだったんじゃないの? いろいろ書かれてることを総合すると女は18〜22、男なら23〜25歳くらいが適齢? キャサリンとヘンリーティルニーは若々しくてぴったりくる。 ダーシーは好みうるさいから28で納得、エリザベスとの8歳差もふたりの関係に合ってていい感じ。 でも16差はエマ先行き大丈夫か?と思うよ。もともと独身主義だったからいいのかな。 ブランドン大佐はウィロビーとの対比で年寄りって強調されてしまって 気の毒。20歳の年の差は下手すると親子だから仕方ないけど。 年上でも若々しい性格だったらよかったのに、落ち着いていて 暗い感じだから、マリアンには無理無理!って感じだったのだね でも自分が年取っていてじじむさいと自覚しているであろうに、 マリアンに恋してしまうブランドン大佐。なんか可愛いというか、 いじらしいというか。最後結婚できてよかったわ。 ほんとオースティンは6つしかない小説の中でいろんな愛の形を書いてるね。 女性が男を待ち続けるパターンもあれば、 男性が尽くすのもあり、少女を教育するのもあり、大人の円熟の愛もあり、 あの時代の恋愛の教祖かもw 確かに平均寿命のこともあって、30後半だと嫌がられちゃうのかもね 年収も高くなくちゃいけない、若さもなくちゃいけない、って当時の結婚って難しそう 私の妄想ではエマとナイトリー氏の間には子どもは生まれない、 というか、彼らの分も、イザベラ夫妻が産むでしょ、延べ10人は軽く突破、 その頃には、ナイトリー弟の激しい家族主義もやや衰えを見せるだろうから、 一人くらい養子にもらっても大丈夫かもしれない エマの実子とイザベラの実子が結婚なんてことになると、血の濃さが心配だからね ブランドン氏はマリアンに対する恋心がダダ漏れってところが純真だよね 30後半になって、おいおい、と思わなくも無いけど、 そういう真っ正直さはマリアンの好みでもあるんだろうな ウェントワース大佐は15から30までの気立てのいいお嬢さんならだれでも、だっけ 半ば冗談交じりの広い範囲を言ってるんだと思うが、下手すると 若くして結婚した未亡人と娘でも行ける訳か この時代って女子は13歳から結婚できたんだっけ おばちゃんたち(まさか一人じゃないよね?)、よく読みこんでるなあ(笑) 感心するよ。 でもジェーン・オースティン・ブック・クラブに入会するには 三大ゴシック・ホラー、とくにラドクリフの「ユドルフォの秘密」なんて 当たり前のように読んでなきゃだめなんだぜ。 >>388 ベネット家のはどこの銘柄ですか? コリンズ家の花柄もかわいいし、ビングリー家やダーシー家の緑の(ウエッジウッドぽいが)も綺麗だったね。 >>403 おおサンキュー。ほしいなあ。 1800年ごろから200年くらい続いてる図柄って書かれてるね。 ああ、そんなに古い図柄だったんだ だったらテレビドラマに出しても納得だね 知人がセット持ってるんで、最近のかと思ったわ >>399 なるほどね そう考えると彼のようなこの時代の魅力的な独身者の 結婚許容範囲は15から30までか 今なら20歳から35歳くらい? なんかわかるな 30歳までということでアンはとりあえずセーフ そう考えるとこの冗談交じりのセリフもなかなか奥が深い オトラント城奇談と破戒僧(The Monk)も読んでないの? >>406 無意識にアンのことが頭にあったのかも。 ウェントワース32だっけ?15歳ってちょっとこわい。 >>409 オースティンって 破戒僧読んだのかな? 原作は読んでないけど このあいだ映画みた。田舎の牧師のお嬢さんでも ああいう本読むのかしらん それならおもしろい。 >>411 「ノーサンガー・アビー」なんて、もろゴシック・ロマンのような場面があるではありませんか。 ノーサンガーアビーのキャサリンに‘トムジョーンズを読んで 喜んでいるような男にろくな輩はいない(i.e. Mr.ソープ)’との セリフがあったな。 もちろんオースティンは大先輩のフィールディングを読んでいただろう。 正直な感想はどうだったのかな? 興奮して笑い転げていたに違いないとおれは思うのだけど。 破戒僧は今読んでもかなり刺激的なダーク・ファンタジーだからな。 小説狂いのオースティンが読んでいなかったわけがない。 たぶんボカシ(検閲後の削除か修正)が入っていただろうけど。 おれは三大ゴシックホラーを英語で読んだぜ。 三つともうら若き美女がむくつけき発情中年男に付け回されるお話でした。 がんばってトムジョーンズも読まなくては。 トム・ジョーンズね、なるほど。 オースティンがどういう本を読んだのか知りたいなあ どんな本を読むかでその人のことが結構わかるよね 昔はどんな小説も”小説”でひとくくりだったのかな よく小説読むなんて!とまるでエロ本みたいに嫌悪するセリフが昔の小説読むと でてくるから不思議だった。でも破戒僧も”小説”ならなんかわかる そういえばコリンズさんも小説読んだことないって言っていたな ちょっと話がそれるけど、オースティンの初期の作品というのを随分前に 図書館で借りて読んだことがある なんというか、ものすごくふざけてて、少々精神に問題がある?と思えるほどの作品だった 若さゆえの悪ふざけなのかもしれないけど Lady SusanとかThe Watsonsのこと? 手元のノーサンガーアビーのペーパーバックに合わせて収録されてるけど、 そっちはまだ読んでないや。 多分「美しきカサンドラ」という短編集だと思う、ちがったらごめん >>414 久しぶりにノーサンガー・アベイのDVD見たら「破戒僧」の一節らしきくだりが あった。びっくりして読み直してみたら、「トム・ジョーンズ」と一緒に 「修道僧」の名が・・・。やっぱり読んでたのか。それとも評判だけでソープ君の趣味を あらわすために使ったのか?とりあえず自分も読んでみよっと。 激しく話がそれるけど、 「高慢と偏見」のおしまい近くの二度目のプロポーズ受諾のシーンで、 ダーシーが、a man violently in loveとしてなしうる限りの分別を持って、 熱く自身の思いを述べた(expressed himself)とあるけど、 エリザベスは心からの喜びが表れているダーシーの目を見ることができなかった (she could not look,she could listen) のはなぜだと思いますか? ダーシーが熱く語るから恥ずかしくて下をむいちゃったのか、 (エリザベスはいつも結構冷静に表情を見てるはず) それともダーシーが思い極まってエリザベスを抱きしめるとかなんかしちゃったので見れなかったのか。 まさか歩きながら話していたから顔を見ることができなかったとかはないよね… あれほど手厳しく完膚なきまでにダーシーをふったエリザベスとしては いまさら自分がダーシーを好きだと伝えたことがきまり悪いというか、やっぱり 恥ずかしくてダーシーの顔を見れなかったのではないかと思いました。 express oneselfも含めて意味深に読めなくもないが、この時代抱擁とかしてもよかったのかな? ナイトリーさんはプロポーズの時エマの腕をぎゅっと自分の方に引き寄せてた。 昔馴染みのエマとナイトリーさんはハグするような関係だったかもしれないが。 でも基本的に女同志でもめったに握手もしないのがマナーだったんだよね。 家族の前で朗読したりするせいか、あまり身体的な接触が描かれていないね だからナイトリー氏のプロポーズは結構ドキっとしたわ ナイトリー氏とエマは親戚みたいなものだし、エマが子供のときは挨拶のキスくらい したたのかな DVD観ると日常の身体的接触といえば歩くときに腕を貸すくらい もう少し後のブロンテの時代は肉親同士だったら大人同士でも挨拶でキスするね 歩くときに腕を組むのは日本だと普通は恋人同士だけど、 あっちでは紳士が腕をかしてレディを支えてあげる感覚なのかな。 P&P原作ではダーシーがミスビングリー(ハースト夫人も)に腕を貸して歩く描写はあったけど、 エリザベス&ダーシーが腕を組んであるいたという叙述はなかったような。 西洋はダンスの習慣があるくらいだから手の接触は気楽なのかと思いきや、 north & South ではやっぱり握手にも抵抗があるみたいだったからその辺りの違いがよくわかんないわ。 (英エコノミスト誌 2012年7月14日号) 米国の主要政党の大統領候補に指名された人物は中国に対するより強硬な政策を必要とするに違いない、というのは広く認められた事実だ。 アビーロードと一緒でノーサンガーアビーだよ。 アベイじゃないぜ。 英語圏では、この人の作品読んでることは、教養のうちなのかな 破戒僧、みんなとっとと読みたまえ。 ダークでインモラルで鮮烈。 まじでヤバいから。 面白いぞう。 >>428 西鶴や近松もロクに読んでない日本人の君が気にすることじゃないよ。 >>430 どちらかというと源氏物語とかが近いんじゃね こっちは男なんてシャボン玉〜だけど >>432 偶然本屋で見つけたけど原文が載ってなかったので買わなかった。 >>432 ちくまからのメールで出版を知って書店に見に行ったけど、買わなかった。 >>434 の言うように原文が載っていたら買ったかも。 >>430 なんじゃそれw 少しはまともな論理で返せやw lost in austenってレンタルできるのか? 去年初めてオースティン読んだきっかけで、18きっぷの旅のお供に分別と多感を借りてきてみた。 高慢と偏見にものすごくはまったんだけどこれも楽しめるといいな。 9時間の旅だ。まったりしよう。 ノーサンガーアビーを読んでるけど ソープ家うぜええええええええええええええええ!!!!!!! ベネット夫人やマンスフィールド・パークのおぼさんなどの お約束のウザイ人たちは大丈夫だったのに 私はマンスフィールドのファニーと分別と多感のエリナーが苦手で 読んでてかなりイライラした。 二人ともいい子ぶって感情を表に出さないけど心の中じゃ周囲の人を 軽蔑したり見下したり非難したりする所が腹黒く思えてしまう。 恋した相手の馬鹿さには甘いくせにライバルが馬鹿な言動をしたら 態度には出さずに心の中で思いっきり見下す所とかリアル過ぎる。 レイディ・スーザン てっきり今は売ってない本だと思ってたら 普通にアマゾンにあって吹いた 届くのが楽しみだ >>442 > 軽蔑したり見下したり非難したり そこまで酷いか?状況を考えると批判しずらいとこもあるだろうし エリザベスだって最初からコリンズ氏にはっきりしときゃ婚約申し込まれないだろうにw オースティンと言えば高慢と偏見だね 何ちゃらパークも良かったけど 分別と多感…オースティンの中で唯一面白くなかった小説だ。 理由の一つは登場人物に不快なのが多いから。 ダッシュウッドの兄夫婦やら兄嫁の実家やらミドルトンの周りやら…嫌なやつばっか 姉妹の相手役ヒーロー二人もいまいち。 姉は身勝手女の心変わりでやっと幸せになるし。 この小説の面白さってどこにあるんだろう? 高慢と偏見はその点、不快キャラのミセスベネット、コリンズ、レディキャサリンらにも面白いとこがあった。 レディキャサリンなんてリジー夫婦に子でもできたら足繁く通って育児アドバイスでもしそうな感じw でも実際、人間ってそうそう面白いいい人ばかりじゃないしね 確かにヒーロー?二人はショボいけど、現実だったらあの程度の相手だったらラッキーじゃない? 私は初めのほうのダッシュウッド兄が最初は妹たちに親切にするつもりだったのに、 妻に言われてどんどん親切レベルを下げてしまうところなんか、共感できたし反省したな あとやっぱ、マリアンの熱狂的で潔癖で自己中心的な描写が好きだね これぞ「若さ」って感じで、失った今となってはしみじみ心に響く ブランドン大佐はウィロビーの過去を知ってるのにずっと黙ってたのがわからん。 マリアンのことを思うなら早くに言うべきだったんじゃないのか。 年もいってて軍人なのになんか中途半端な男なんだよね。 ダーシーはウィッカムのことを伝えた。自分が攻撃されたのもあるけど、 リジーが誤解して好きになってる?可能性が彼の過去を暴く理由の一つって言ってたが。 >>447 確かに兄嫁の実家はすさまじいね でも実際あの手の家族はあの階級に多いのかも あの辺はすっ飛ばして読んだよ きっとオースティンが見聞きした話がモデルかな と思いながら >>449 多分ピクニックが中止になったあたりから気づいたのかな 男女のことは二人にしか わからないことがあるし、自分に優位になる事だからこそ言えなかったのかな 大佐がもっと自分に自信たっぷりの男だったら きっとこれはいい手だってすぐに使ったかも ダーシーは妹の醜聞でもあるから言いたくなかっただろうね でも愛するエリザベスに親の遺言を守らない卑怯者と思われたくなかったし ウィッカムが悪い奴だと警告したかったのだろうね Jane Austen の英語は難しいと誰かが書いてたけど、 "Emma" も難しいの? 覚悟しながら読み始めたんだけど、少なくとも Chapter 1 は 現代小説とさほど変わりはないと感じた。 もちろん、200 年前の英語、しかもイギリス英語だから、 現代のアメリカ英語とは違うけど、そんなに長文だとも 複雑な構文だとも思えない。 もしかして、"Emma" だけは例外的に読みやすいのかな? へえ、すごいね。 ぼくは最初に読んだ高慢と偏見を一番難しく感じたかな。 だって、オースティン初体験だったからね。 段々彼女の言葉に慣れてストレスなしで読めるように なっていったので、難しさを比べるのが難しいけど、 ノーサンガーよりも高慢とエマ、さらには説得のほうが 構文が複雑だったような記憶があるが。 Jane Austen 初体験です。日本語でさえ読んだことがなかったし、 古い英語が読み慣れてるわけでも何でもないし、 それどころか Dickens の Oliver Twist が僕にとっては十分に難しいと思いながら 読んだ人間なんだけど、ともかくEmma だけは例外的に構文が簡単なのかもしれない。 Austen の他の小説を読んだことがないからわかんないけどね。 今、Chapter III の途中。以前として、構文は簡単。一つ一つの文も、 比較的短い。ただし、単語だけは古めかしい。 おれもオリバーツイストは英語で読んだぞ。 ディケンズの英語自体はおしなべて言えば 19C英文学の中での難しい部類に入るだろうが、 オースティンほどではないというのが、 ネイティブも含めた大方の感想ではなかろうか。 しかし言語感覚の相性というものもあるのかもしれないね。 まあ、とりあえずエマを十分楽しんでくれよ。 特に最後の100ページときたら、それはもう可笑しくて可笑しくて、 ぼくは椅子からずり落ちつづけたのさ。 >>454 19C英文学とかいってるところでコイツはダウト バカこくでねっ Austen 初心者です。みなさn、アドバイスありがとうね。 Emma の最後の方がそんなに可笑しいの? それは、楽しみ。 いずれにしても、現代の英文よりは難しいとはいえ、 200年前に書かれた英文学の最高峰とおい誉れの高い作品を、 何とか荒筋だけでも楽しめるのが、自分としてはうれしい。 他の人たちもぜひ、いずれ挑戦してほしいと思う。 他の人が言ってくれてるように、文章の難易度も相性によって左右されるのか もしれないもんね。他の人が簡単だといってても、 僕には馴染めないこともある。 文学の長編としての英文の読みやすさとしては、 僕の場合、どういうわけか Dostoevsky の "Crime and Punishment" が読みやすいっていうか、 すぐに引き込まれてしまうっていう感じ。 やっは、あの作品がすごく好きなので、英文の難易度は 感じないのかもしれない。ただこれはロシア文学の英訳の話だから、 話は別なのかもしれないけどね。 長文、ごめん。 Austenの小説は英語しかできない教養なしの俺でも楽しく読めるからいい。 オースティンの英語小説ならappストアで85円で全部収録されたの売ってるね これはお得だ >>458 Project Gutenberg のサイトでは、無料で手に入るよ。 でも、僕は、チラチラと拾い読みするだけなら電子書籍でいいんだけど、 厳密に一字一句を読み味わったり、原文の文法や構文や語法を調べたいと思って 読むので、どうしても Penguin Classics あたりの紙の書籍で原文を確かめないと 気が済まない。でも、すでに読んだ作品の中で、気に入った一節を検索したい時には、 すごく役立つよね。 だから、紙の本と電子書籍とを併用するのが一番なんだろうね。 >>459 からの連投 僕が言いたかったのは、電子書籍は OCR を使って自動で文字を読み取って作った書籍であり、 悲しいことに読み取り間違いが多くて、それをチェックして修正する人件費を 節約しているからこそ電子書籍は安価なんだよね。 ということは、あちこち間違っていても、安価または無料だから文句は言えない。 Kindleなんかでも、有名な "Seven Pillars of Wisdom" っていう書籍の Kindle版に間違いが多いということをネイティブの人がアマゾンのアメリカ版のサイト でコメントしてた。 読んで楽しめばそれでいいというスタンスの人とか、漫画や雑誌を読めばいいっていう人 にとっては電子は素晴らしい。でも、たとえば Jane Austen をよんで、その言葉の いう一字一句を読み味わいたいとか、定冠詞や不定冠詞や単数複数の区別がどのように 現代とは違って使われているかとかいうふうな観点から読んでいる人にとっては、 たとえば綴りが間違っているように見えた時、それが電子書籍によくある 読み取り間違いなのか、あるいは2000年前の英語はそのような綴りだったのかが わかんない。だから、結局は、紙の本に戻らないといけなくなる。 エマは全編笑えるが、 特にクライマックスは、a real page-turner、 空前絶後のローラーコースター・コメディだぜ。 カシオの電子辞書にエマの原文が収録されているんだけど、 ジャンプできない、操作性が悪すぎる 最後だけ読みたいのだけど、延々と同じキーを打ち続けることに疲れて挫折 Jane austen の Emma を読んでるんだけど、さいしょからずっと、長蛇の文には 出会わなかった。そして、ようやく長い文にであった。確かに長いですね。 引用してみます。Emma の姉と夫と子供達がロンドンから 実家に遊びにくるときの話。 The bustle and joy of such an arrival, the many to be talked to, welcomed, encouraged, and variously dispersed and disposed of, produced a noise and confusion which his nerves could not have borne under any other cause, nor have enendured much longer even for this; but the ways of Hartfield and the feelings of her father were so respected by Mrs. John Knightley, that in spite of maternal solicitude for the immediate enjoyment of her little ones, and for their having instantly all the liberty and attendance, all the eating and drinking, and sleeping and playing, which they could possibly wish for, without the smallest delay, the children were never allowed to be long a disturbance to him, either in themselves or in any restless attendance on them. 上記の三行目あたりに出てくる his nerves の his は、たぶん Emma たちの父すなわち Mr. Woodhouse のことだと思います。それにしても長くて複雑な文章ですね。Oliver Twist も 僕にとってはふくざつでしたが、これもほんとに複雑。スイスイとは読めず、三回も四回も 読み直して、やっと荒筋だけがつかめたという感じの、英文読解力の低い僕です。 この小説、最後まで挫折しないで読めるだろうか? 最初の一語(bustle)から躓く私には、到底無理ということが分かりました。 分別と多感やマンスフィールドパークって 最後どうなったのか簡単な解説みたいなので終わってるけど 書くのにバテたのか、読者の想像力に期待したのか それとも出版社に急かされたのか、 ページ数が足りなかったのか 何か理由があるのかな? 大佐や次男坊が本気をだして彼女を口説くシーンが見られなくて残念 Austen について、Wikipedia に面白いことが書いてあった。 Slavery At one point, Edward Said implicated the novel in western culture's casual acceptance of the material benefits of slavery and imperialism (a connection already made by Vladimir Nabokov in his Lectures on Literature, delivered in the 1940s although not published until 1980), citing Austen's omission to mention that the estate of Mansfield Park was made possible only through slave labour. At another point, however, he seems to have acknowledged that Jane Austen disapproved of slavery: (以下略) >>466 ハーレクインロマンスじゃないんだから、そういった部分は不要だと思う エマとナイトリー氏の場合は笑えるからいいんだけど Mansfield Park って、あまり人気がないらしいけど、荒筋を読んでみると、すごく面白そうじゃんか。 Emma を Penguin Classics で読んでる。いつも思うんだけど、やっぱり Penguin はいいなあ。訳注も、他の出版社のものに比べて優れてるんじゃないかな。 BUSTLEが分らないんじゃあ、さずがに苦しいな(笑) 上の引用文は長いけれど、 構文としてはそんなに手ごわい文章じゃないぞ。 最後の一節がいかにもオースティンだな。 微笑ましいです。 エマから引用した人と、オリバーは骨が折れたけど エマの英語はそれよりも簡単とのたもうた頼もしいお兄さんとは 別人なのかな? Oliver Twist よりも Emma の方が読みやすいと言ったのも、Emma を引用したのも、この僕です。 偉そうなことを言って、すみませんでした。あれから毎日、Emma に取り組んでますが、 最初は確かに簡単そうに思ったのですが、実はそれは大いなる勘違いで、 実はとても難しいことがわかりました。いや、複雑な構文を読み慣れている人にとっては それほどでもないのかもしれませんが、僕にとっては、単語も構文も、 やっぱりかなり難しいです。かと言って、知らない単語をすべて辞書で引くと 最後までたどり着くのがいつのことかわからないし、 なによりも途中で挫折しそうだし、だから、特に難しいところは適当に飛ばしながら読んでいます。 今、Emma の最初の3分の1くらいまでたどり着きました。 Emma が Mr, Elton について大きな誤解をしていることがわかったあたりです。 挫折しないで、最後まで読み切りたいです。できれば、そのあと Mansfield も原文で読みたいしね。 お気に入りの米TVドラマのすべてのセリフが単語単位で聞き取れて、 すべての単語、熟語、慣用表現を理解し覚えられるまで、 DVDをリプレイし続けたことがおれの現在の英語力の土台になっている。 そのドラマのものすごく幅広いボキャブラリー(スラングはわずか)と、 律義なほど正確な英語字幕を極限まで活用した。 それと同時に近年のものから時代を遡りながら英語小説を読み続け、 いつしかオースティンにたどり着いたのね。 読書中は絶対に辞書を引かない。 それのために気分がもやもやするならテキストを変えたほうがいいんだな。 英語学習の奥義は楽しみながら学ぶこと。 ストレスを回避すること。 これに尽きると思うぞ。 >>474 凄まじい努力ですね。Austen を読み始めるまでに、そんなにまで長い道のりがあったのですね。 いい話を聞かせてもらいました。また、ぜひそのようなコメントを聞かせてくださいね。 >>474 スラングがわずかなんて何を見たの? 大草原の小さな家とか テレビドラマって、映画とは違って、基本的にはスラングはほとんど使わないでしょう。 私は研究家じゃないから単純にオースティンが好きなだけだわ オースティンの作品が好きだからって オースティンが影響された物語までは好きにならない 影響されたものを超えてるのがオースティンだと思ってるし >>478 私もそう思うけど、オースティンが6作しか書いていないから余韻や似た雰囲気を求めて その付近の作品に手を伸ばしたくなるということはあるかも。 例えば「高慢と偏見」なら、あの時代にどうして現代にまで通じるようなストーリーを作れたんだろうと不思議に思っていたら、 プロット自体はいくつかの先駆的作品があって、 高慢な主人公やら無礼なプロポーズの拒絶やら家柄違いの恋などモチーフはまったくの新しいアイデアではないことがわかり、 小説が生まれてきた流れがわかって中々興味深かった。 でも斬新さ、構成の巧みさ、魅力は比べものにならない。 オースティンの良さを再確認した感じ。 オースティンの魅力の本髄ってなんだろうとたまに考える 女性がいい男性をゲットするというパターンだから筋だけだと ハーレクインとさして変わらないのに。 実際筋だけで長いこと敬遠していた。 でも今では一番好きな作家だ 無人島に行くならオースティン持っていく 前にテレビでドナルド・キーンが源氏は読むたびに発見があるといっていたけど、 オースティンも結構読むたびに発見があって、そういうとこも好き へえ、オースティンって、奥が深いんだね。 大阪のジュンク堂のペンギンブックスのコーナーへ行くと、 オースティンだけは、その6つの長編小説がすべて、 最も目立つように陳列されてるんだよね。 そんなに特別扱いを受けてる作家は、少なくともその本屋では、 他にはいない。オースティンだけが特別なんだよね。 あかかこそ僕も、こりゃあ、そろそろ読まないとなあ、と思った次第。 一般書店でオースティン原書がそんなに需要あるとはおどろいた。 日本ではマイナーだと思ってました。 自分が原書に手を出したのは訳がどれもいまいちだから。 友人にすすめたくてもこれっていうお勧めがなくて困る。 一番読みやすいといわれるちくま訳はどうも苦手。 そうそう。その本屋ではオースティンだけが特別扱いされてると言ったけど、 それはあくまで「古典的な全世界の作家の中では最も特別な扱いを受けてる」という意味です。 つまり、古代から19世紀までのすべての作家の中でダントツなんです。ドストエフスキーやトルストイや シェークスピアやヴィクトル・ユーゴーを超えてるんです。 ただ、20世紀と21世紀の作家にはさすがに負ける。そりゃ、当然ですね。みんな、やっぱり 現代に近い作家を読む方が楽ですからね。現代作家の作品は、とても目立つように 陳列されてます。 漱石が褒めたから、日本でのオースティン人気は高いよ。 まあ、メレディスのように漱石が褒めても鳴かず飛ばず、と言う人もいますが。 そうか、ペンギンクラシックスの中ではということだったね。 20世紀以前だと比較的日本で人気があるのはロシア文学フランス文学だろうが、 わざわざ英訳で読もうという人は少ないだろう。 英文学の中なら映画化やTV化されているしオースティン人気もわかる気もする。 わざわざ日本語でヨーロッパ文学を読む人は少ないって?いやあ、そうだろうか? たとえ日本国内とはいえ、洋書をがんがん読む人は日本人には少ないんじゃないだろうか? やはり洋書を日常的に(たとえば年間に数十冊以上)読む人は、日本に住む外国人が多いのでは ないだろうか?もしそうだとすると、ヨーロッパの文学を英訳で読む人は多いような気がする。 ちょっとだけ、スレ違いかな?すみません。 原本読むと翻訳者にがっかりすることがある 解釈の違いでは片付けられない翻訳者もいる (注釈以外で)オースティンが書いていないことまで書いてる人とかいて 何がしたかったのか問い詰めたくなることがある >>487 例えば、あるフランス文学が好きになったなら第二外国語程度でも原語(フランス語)で読もうとするんじゃないかな。 多言語の文学を英語で読もうとする人は、英語が母国語の人はもちろん、 よっぽど英語が得意な人とか、英語それ自体を勉強したい人かなと思う。 その作品をより深く味わいたいわけではないと思うわ。 もちろんヨーロッパ原語なら日本語よりは近いけど、音やら言い回しやら全然違うし。 スレ違いを引っ張ってごめん。 オースティンはもともと人気があったのかもしれないけど、今の日本 で人気は やはりBBCのドラマとブリジット・ジョーンズの映画がヒットしたのが 大きいのではないでしょうか かくいう自分もこれがきっかけで オースティンの熱心な読者となりました 映画やテレビドラマは とっかかりとしては最適ですが、長く付き合うとなるとやっぱり本の ほうがいいですね とはいえ頭の中のダーシー氏はどうしてもコリン・ファースの顔に なってしまいますが ブリジットジョーンズってそんなに日本でも流行ったの? あの映画はあんまり好きじゃないなあ。まだ原作の方がまし。 プロットが似ていたり、コリンファースがマークダーシー役やってるだけで そういうパロディーという要素を抜いたら話にひねりもないし、 オースティンのような知性も感じないし。(映画の方) 何よりヒロインが違いすぎる。 そういうのはもっとオブラートに包んで言う方がいいよ オースティンをあと1作で読み終わるのですがオースティンの次は何を読むのがいいでしょうか? オースティンに似た作風の海外小説を探しています ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる