すぐれた感情は民族史に記録されるなんらかの文章をつくる。
この文章は多くの人に好まれる。

世界史は構造なのではなく、単に理念だよ。
そして世界史記述の努力はすべて民族主義の一部でしかないよ。
世界史が成立するのは、同時に民族史が成立したときだけ。
よって、「文」は民族史に還元されるよ。
 民族主義間の伝達はいっときのこと。もし伝達が途絶えればこの民族史は再びつづく。
聖書の神が正しければ、よきたみのみいきのこる。
なぜならいきのこった民はより複合した民族史間の関係をみなおせるから。