>>264
たしかに小説や小説家の進化を問うなど愚問だが
今の春樹の作品の説明的過ぎるところ、会話依存であるところが
作家個体の硬直性と関係があるような気がする
作家として力が落ちてきているのではないかと感じさせる。
但し、作家としての力が落ちてきている代わりに
社会(世界)に対してメッセージを送りたいという
デタッチな時代と真逆な態度になっていることは感じる。
五木寛之や司馬遼太郎もそうだが、自分の社会的影響力ということに対して
良くも悪くも自意識が強くなっているというか。