>>529
言葉の選択は、まあ改めても構わないよ。
あくまでも、著者がいくつかの作品で繰り返し描き出してきた「抽象的な心象」についての
話であって、それをどう呼ぶべきか、というのはそんなに重要なポイントでもない。

その「心象」(空虚感、無常感、納得のいかなさ、……)を描いていたのと
ほとんど同じモチーフや人間関係を用いていながら、希望を示唆する結末に着地できていたことを
評価している、ということが言いたかったわけだから。