おふくろさん事件は、著作者人格権の問題か。
絲山秋子の脚本出版拒否事件なんかもっと切ないよ。

歌って、歌詞を先に作って、曲を後からつけるってのと、
逆に曲を作ってから、後から歌詞をのっける、って２パターンがあるじゃない。大まかに。

「おふくろさん」の場合は歌詞が先かな。はっきり言って、曲なんかより歌詞のほうが重要。
演歌とかは、そういうパターンが多いか。

最近のポップスだと、曲が先ってのが多いじゃない。メロディがあって、歌詞を乗っけるというか。
小室の曲とか、Perfumeの作曲家の人のとか、だいたいそうでしょ。要はメインは音。歌詞は添え物。

で、もしPowerAgeの曲が、メンバーが先に歌詞を書いて、それに曲をつけたものなら、
歌詞すえかえは問題だろうよ。
でも、こういうダンスチェーンは、だいたい歌詞は後から乗せたもので、歌詞自体がそんなに重要じゃない。
なので、この場合は歌は作曲家のものだろう。
メンバーに作詞させるってのは、与えられたものを歌うだけの歌手から、少し付加価値を高めるというか、
「アーティスト」に格上げさせるための試みというか、そんなところでしょ。
浜崎あゆみなんかも、それでだいぶ扱いが上がった印象がある。

というかＡＫＢについては、あんまり興味がないことが分かったよ。