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丸谷才一
0001マグナ ◆i.K3ZM.pZo
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2010/12/22(水) 18:39:49
蓮實 まず「私小説」以外の小説(傍点)がはたしてあるのか。原理的な問題としてではなく、
具体的な作品として。たとえば丸谷才一の『裏声で歌へ君が代』、あれは「私小説」的なもの
から可能なかぎり遠ざかろうとしているけど、小説としては零だと思うわけです。『笹まくら』にしても
『たった一人の反乱』にしても読んでいるとつらくなってくるんです。西欧小説にたいする後進国的
な思いこみだけで書いているでしょ、このひと。ヨーロッパのほんの一時期の小説類型に殉じよう
とする特攻隊精神というか、文学はもっと自由でいいわけだ。彼の場合も、「私小説」的に書いた
『横しぐれ』だけがちょっとおもしろい(一同賛同)。むろんよいものが出てくれば褒めるのにやぶさか
でないし、ぼくとしては「私小説」なるジャンルにべつにこだわっているわけではない。 (P32)

『批評のトリアーデ』(1985)
0313吾輩は名無しである
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2013/10/16(水) 10:49:35.64
武藤康史あたりの底の浅い感想文を読んで感心し、それに負ぶさって
自分の丸谷の評価みたいのを薄っぺらにしゃべりだす・・・情けないね。
0314吾輩は名無しである
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2013/10/16(水) 12:19:50.64
箇条書き批判は常に薄っぺらい
0315吾輩は名無しである
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2013/10/16(水) 18:36:05.28
本は、新書と文庫と古本に限る。
一冊の本に五千円も出すのは、○○。
0317吾輩は名無しである
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2013/10/16(水) 21:54:35.96
五千円「も」とは思わないけれど、
古井の選集と一緒で編集内容をみたら買いたくなくなる。
それに丸谷クラスの作家でも今回の全集の「次」は無いだろう。
そう考えたらもう少し時間をかけて編纂しなければ駄目だ。
全集の意味がない。
0318吾輩は名無しである
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2013/10/17(木) 08:19:16.43
>>317
もし「次」がないとしたら、網羅的「全集」を作る意味などない程度の作家と
みなされたということになる。それは未来がする判断。

今は、この程度にでも業績をまとめておくことがその未来への贈り物になる。

これを機会に丸谷の全貌にふれる読者も少なくなかろう。
全集の意味がないなどと簡単に乱暴なことをいいなさんなよ。
0319吾輩は名無しである
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2013/10/17(木) 11:14:49.99
>>312
同感。
装幀と部数から妥当な価格設定ですよね。
今のご時世に個人全集が大手出版社から没後まもなく刊行されるというのは並大抵のことではないのにね。
0320吾輩は名無しである
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2013/10/17(木) 20:04:18.99
丸谷は宮本常一と対談した時に、始めの方で宮本になめた口を利いて、
即座にエッグーーイ切り返しを食らってションベンちびってたねw
後は丸谷はひたすら宮本に恐れ入ってたw
0321吾輩は名無しである
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2013/10/17(木) 23:16:49.97
それは知らなかったな。
やたらと声がデカイのには閉口したけれども。
0323吾輩は名無しである
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2013/10/18(金) 01:18:33.35
他の作家なら兎も角、丸谷で全集にエッセイ総集しないのは全集の意味ないだろ
0325吾輩は名無しである
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2013/10/18(金) 08:11:56.22
>>320
>>320
それは面白いですね。
宮本のほうが一枚上だったと。
よくも悪くも書斎派の丸谷と宮本ではそういうことになるかな、という気がする。

よかったら何の本に収録されているか教えてください。
0326吾輩は名無しである
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2013/10/18(金) 09:50:15.89
宮本は「創作者」だったんだよね
0327吾輩は名無しである
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2013/10/18(金) 10:37:12.64
>>322
『男のポケット』は夕刊フジの連載ですね。
晩年のブッキッシュなウンチク随筆よりも軽みがあって面白かったな。
俺は丸谷の雑文集のなかでいちばん好きかも知れない。
0330吾輩は名無しである
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2013/10/27(日) 16:35:21.12
全集には意味がある。かなり期待していた。
それで買ったが、これは久々に腹が立った。
この「編纂者」というのはいったい何をどう編纂したというのか。
手抜きもいいところだ。ただ作品が順番に並んでるだけじゃないか!
丸谷才一に失礼だ。
0331吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/05(火) 14:59:44.57
編集のかんがえかたや各巻の更生など、おまえが文句を言ってることなんか
買うまえにわかることじゃないか。
マヌケな言いがかりは編集者に失礼。
おおかた買ってから金が惜しくなったんだろうが、みっともねえハナシさ。
0332吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/06(水) 08:41:46.87
第五巻、やっと入手しました。
ハンディかつ瀟洒なつくりのいい本ですね、気に入りました。なにより読みやすい。
函がまたきれいに仕上がってもったいないのですが私は函は捨てる習慣なので
目をつむって破きました。しかたない。

小説と評論とわけて、小説は全作品を年代順に配列、評論はテーマ毎に主要作品を
選別、という構成。小説に関してはこの取扱いはベストでしょう。>>330さんは、
このやりかたのどこに不満がおありなのかお聞きしたいですね。
評論もこのまとめ方がいちばん穏当で、かつ便利ですね。これも違う名案があるなら
訊いてみたい。

問題はコラム、エッセイ類を除外していること。エッセイ全集それに対談全集を別途
企画したらいいんじゃないでしょうか。
0333吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/06(水) 19:19:58.20
俺には丸谷は全く読む必要のない書き手。
1冊100万円やるから、書評を書いてくれと言われリャ、
書いてやらんでもないが。
0334吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/06(水) 20:39:55.38
おまえには誰も頼まないから安心しろ!

ところで単著はあるんだろうなw
0335吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/07(木) 09:01:37.54
>>334
単著ないですよ。俺に単著させたらたいしたもんだ。
0337吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/07(木) 20:12:17.94
今、20代以下の若者は丸谷など読んじゃいけません。
完全に時間のムダという以上に、馬鹿になるから有害なだけ。
0338吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/08(金) 08:01:32.85

だいぶ害がでた結果がこれというわけですね、かわいそ。
でも、あんちゃんの場合、読む前から馬鹿だったのに丸谷のせいにしちゃいけない(笑
0340吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/09(土) 11:50:28.67
>>332
>問題はコラム、エッセイ類を除外していること。エッセイ全集それに対談全集を別途
>企画したらいいんじゃないでしょうか。

まったくその通りですね。
丸谷が習熟したという英国文学における
エッセイやコラムの地位というものを考えたら
かかる所業は蛮行以外の何物でもない。

石川淳が正しくも指摘しているように、本来エッセイというものは
背後に万巻の書や豊かな私財を感じさせるものでなければ意味がない。
そういう意味では丸谷のエッセイ類は我が国では数少ない本格派による作物なんですよ。
教養人としての、またユーモア作家としての丸谷の本分がよく出た味わい深いものです。
0341吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/12(火) 16:56:05.77
>背後に万巻の書や豊かな私財を感じさせるものでなければ意味がない

敗荷落日あたりを誤読してのおしゃべりだろうけど・・・(笑
0342吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/15(金) 20:18:24.64
丸谷「私の本を読む暇があったら、クンデラやエーコを読みなさい。」
0343吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/15(金) 21:25:58.86
>>341

でも、吉田健一も述べていたように
小説は生活のために書く下品なものなんですよ。
日本ではエッセイが帆待ち仕事くらいにしか受け取られていない。
だから丸谷才一全集からエッセイがごそっと省かれてしまうような事態になる。
0344吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/16(土) 09:19:37.24
まあ、丸谷さんには頼むに足りる家産はなかったし、
生活を支える方便として随筆を書き続けたってのが実情でしょう。
長編小説がスラスラ書ければ、随筆は書かなかったかもしれない。

>小説は生活のために書く下品なものなんですよ。
健一のエッセイだって全部生活費あるいは飲み代のために書いてた。それを下品と言うか?(笑
あんちゃん、行き当たりばったりのレトリックに妙な引っ掛かるクセは卒業するんだな。
0346吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/18(月) 00:50:56.10
いつになったら新々百人一首は再販されるんだ

上巻だけ持ってるんだけど・・・
0351吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/05(火) 13:04:41.89
傑作という言葉を安っぽく使いなさんなよ。
あんなもん、エッセイのセッって書き飛ばしたまでさ。
0354吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/05(火) 20:36:56.75
長編『たった一人の反乱』 講談社、1972
『彼方へ』 河出書房新社、1973
長編『横しぐれ』 講談社、1975

『女性対男性』 文藝春秋、1970
『大きなお世話』 朝日新聞社、1971
『後鳥羽院 日本詩人選』 筑摩書房、1973
『日本語のために』 新潮社、1974
『月夜の晩』 番町書房、1974
『食通知ったかぶり』 文藝春秋、1975
『星めがね』 集英社、1975
『雁のたより』 朝日新聞社、1975
『悠々鬱々』 毎日新聞社〈現代の視界1〉、1975
『男のポケット』 新潮社、1976
『遊び時間』 大和書房、1976
『低空飛行』 新潮社、1977
『文章読本』 中央公論社、1977
『日本文学史早わかり』 講談社、1978
『コロンブスの卵』 筑摩書房、1979
0355吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/05(火) 20:41:09.57
ジョークだと説明しなければ誰もジョークだと思ってくれないのも悲しいな
0356吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/06(水) 09:36:46.83
ジョークだとの解説がなければジョークに気付かないやつはみじめだよね。
0359吾輩は名無しである
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2014/08/07(木) 10:54:14.05
いひひ
0360吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/07(木) 13:28:22.95
ムカシとか言ってる人っていつごろからいるんですか?
二年前とか三年前とかからいるんですか?
0363吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/08(金) 12:04:26.82
ゲーッ、四年近くもやってるんだ・・・
0364吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/05(日) 22:02:08.60
「言語的人間」というエッセイを単行本で読んだことがあるのですが、何という本だったか忘れてしまいました。
政治的人間、性的人間がいると同じように言語的人間もいる云々といった話が書いてあったのですが。
書名をご存知の方おられませんか?
0365吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/12(金) 21:22:52.97
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし
0366吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/12(金) 21:23:40.34
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし
0367吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/12(金) 23:03:02.14
「さくらもさよならも日本語」がおもしろかった記憶がある
でも今は売ってないのね
図書館にもないし
0368吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/01(水) 11:07:30.52
村上さんにとって丸谷才一という人はどういう方だったのか、何かエピソードなども含めてお教えいただけたら幸いです。

亡くなったときは外国にいたので、お葬式にもうかがえませんでしたが、少し後でおたくに弔問に行きました。
そのときに息子さんに、書棚からお好きな本をお好きなだけ持っていってくださいと言われまして、
お言葉に甘えて、英語の原書をショッピングバッグひとつぶんいただいて帰りました。
たくさんの英語の蔵書がありましたが、僕が驚いたのは、どの本にもしっかり読んだ形跡のあったことでした。さすが、すごいなあと思いました。
0369吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/04(土) 14:53:46.29
「アメリカ小説の影響を受けながら自分の個性を示さうとしてゐます。」「もしこれが単なる模倣なら、
文章の流れ方がこんなふうに淀みのない調子ではゆかないでせう。それに、作品の柄がわりあひ大きいやうに思ふ。」

「よいと思つた」「古風な誠実主義をからかひながら自分の青春の実感である喪失感や虚無感を示さうとしたものでせう。ずいぶん上手になつたと感心しましたが、
大事な仕掛けであるピンボールがどうもうまくきいてゐない。」
0371吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/08(水) 17:27:28.19
>>324
丸谷全集が、「文学的雑文全集」だろう。
0372吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/08(水) 19:37:32.92
ミステリー小説から平安期御霊信仰と言った具合で
守備範囲が非常に広く、こういったタイプの作家は丸谷氏で終わりでしょうね。
いわゆる教養人としての作家の終えんです。
0373吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/08(水) 20:35:34.60
今「裏声」を読んでいますが、後記を見てビックリしました。
参考書目の数。確かに、空前絶後の大「教養人」ですね。
0374吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/28(火) 16:53:28.70
マードック『鐘』も訳してるのか
0375吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/28(火) 17:41:51.11
>>372
丸谷はどうしても雑学家という印象が付きまとうのは、中心がはっきり
しないからだ。食通評論家、書評家、物知り。
0376吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/14(木) 09:17:56.41
>>375
中心ははっきりしている。
ジョイス。

>食通評論家、書評家、物知り。
きみが雑文しか読まないからそういう印象を持つだけだね。
0377吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/14(木) 10:11:17.69
ジョイスについて一冊ちゃんとした本を書いたらよかった
フィネガンズ・ウェイクも訳すべきだった
0378吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/14(木) 10:49:58.84
1冊まとめてるじゃないか。
ジョイスは「肖像」と「ユリシ−ズ」で完璧。
フィネガンズ・ウェイクは他言語に訳すべきものじゃないです。
0379吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/14(木) 11:03:39.62
>英語の原書をショッピングバッグひとつぶんいただいて帰りました。

この話、ちょっと印象的でいいですね。
よほど息子さんが上手にすすめたのか、春樹氏のざっくばらんな人柄なのか。
丸谷氏と春樹氏は交友というほどの関係はなかっただろうに、こういう時、
ホントにごそっと持って帰るというのはなかなか出来無さそうな気がするな。
わたしならなにか1冊選んで、というふうになるだろうな。
0381吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/14(木) 23:32:12.53
>>375
>丸谷はどうしても雑学家という印象が付きまとうのは、中心がはっきりしないからだ。

例えばいわゆる雑文類に属するであろう『低空飛行』所収の
ソルジェニーツィンについてのエッセイで旗幟を鮮明にしていますよ。
要約すると、

ソルジェニーツィンはリアリズムの立場から創作物を
小説のような一次的創作物とその他二次的創作物に分けて
後者を侮蔑的に扱うが、文学というのはたとえ実体験に即したリアリズム小説であっても
先行テキスト群の影響下で再構成される反復的なものであり、かかる区別は意味がない。

この原理を自覚的に作品化したのがジョイスであり、プルーストなのだ。
また、ソヴィエトと対照的的に見える米国文学にも
ナボコフによってこの種の作品が導入されたが
これが最も花開いているのは探偵小説というジャンルであろう。


まあ、こんなところですかね。
ナボコフ以前にもメルヴィルがいたような気がしますが
まあ、細かいところは置いといて、
数ページの“雑文”でこれだけの事を平易な語り口で述べるのは大したものです。
0382吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/15(金) 00:25:36.52
ゴシップ文学的には
本で知ったゴシップより実体験のゴシップのほうが上だろう
0383吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/15(金) 09:49:39.70
本で知ったか、実体験か、かかる区別は意味がない。
0385吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/16(土) 08:31:57.49
>>381
だから、物知りの雑文家・雑談家、と云うのだ。
0386吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/16(土) 17:37:58.09
>>385
丸谷はマテラリー(素材・体験)ではなく
フォルマリー(構成・手法)こそが文学の核心であり、
その構成は模倣による反復性を持っているとしているわけね。
というかこの両者は分離不可能です。
だから雑文もまた文学的構成の結果であり、再構成時の素材たり得るわけ。

文学的にリアリズム作家の言う純粋経験(素材)や絶対的自己なんてないの。
ジョイスが社会主義的リアリズム作家から転向して
ヴィーコ風の人文主義的経験論者に鞍替えしたのはそういう事です。
丸谷もこの考え方に立つわけね。
まあ、旗幟は鮮明にしているし、わざわざ研究論文的な体裁を調える必要はないの。
0387吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/16(土) 20:18:32.54
>>386
>だから雑文もまた文学的構成の結果であり、再構成時の素材たり得るわけ。

やっぱり丸谷の小説は、雑文の寄せ集めか。
0388吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/16(土) 21:11:09.48
丸谷才一全集全12巻
未刊行も含めた全小説と、
主だった評論のほとんどを収録(選評、時評、匿名コラムを含む)。
今なお刺戟に満ち論議を呼ぶ、溌剌とした全集です。

雑文は省くってことね
0391吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/17(日) 18:32:46.32
司馬さんは一本芯が通っているだろう。
0392吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/17(日) 18:56:44.21
司馬遼太郎の資料収集は大したものですよ。
同じく吉村昭、松本清張、山崎豊子とかは取材・構成をしっかりとする。
小説作成は基本的に編集作業なんです。
ただ、構成要素が雑多でも文章的な統一はある程度しなければならないので、
そこが文章上の作家性、つまり腕の見せどころなわけですが、
だからといって文体=作品というわけでもない。

丸谷が小説の批評をする場合、技術的な部分に傾くのはそういう事でしょう。
基本的に小説は詩のような表現の粋を競うものじゃない。
もっと、ジャーナリスティックなものですよ。
江藤淳とかは詩情を評価するのでたびたび文体を槍玉にあげるんですけどね。
それは筋違いです。
0393吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/17(日) 19:40:24.18
丸谷の批評的枠組みでは春樹は「ロマンス作家」なんだな

大江 
井上ひさしのお別れの会の時、弔辞で丸谷さんが、大きな見取り図をさっと描かれた。
平野謙が言った「三派鼎立(ていりつ)」に見立てて、井上さんはプロレタリア文学の血をひく劇作家、
村上春樹は世界に通じるロマンス作家、大江はモダニストで私小説家、と。確かに僕はモダンであろうとして私小説を書く。
0394吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 08:56:32.60
丸谷=モダンな雑文家
0395吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 14:20:10.96
>>394
君はこのあたりのやりとりの内容についていけてないね。
0396吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 15:06:12.20
しかし河出書房新社〈夢ムック〉のタイトル
『追悼総特集 丸谷才一 古典と外文と作家・批評家』の外文はひどいね
豊ア由美あたりが海外文学のことをガイブンと言ってるけど
外文なんて意味不明だ
0397マグナ ◆vI4NRkhGyA
垢版 |
2015/05/18(月) 15:15:45.15
げ‐ぶん【外文】
外印(げいん)を押した文書。げぶみ。

確かに酷いな。豊崎の悪影響だ。
0398吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 18:45:46.07
うん、基本略語って品がないけどガイブンってのは特にそれが顕著だね
ちなみに俺は豊崎のことは別に嫌いではない
0399吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/19(火) 12:03:50.18
「基本〇〇って」っていう「的に」を省略した書き方って品がないけど
ガイブンよりはマシかもしれない
0401吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/19(火) 15:59:27.04
辞典に載ってれば品がなくないのか。そうか。独創的な見解だな。
0403吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/20(水) 13:10:56.96
>>402
おまえ、どっかにいたな、そういう妙な言い草の(笑
0405吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/14(月) 09:26:36.46
挨拶はむづかしい
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%A8%E6%8B%B6%E3%81%AF%E3%82%80%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%84
『挨拶はむづかしい』(あいさつはむずかしい)は、丸谷才一の著書。「挨拶」シリーズの第1作目。
1985年9月15日、朝日新聞社より刊行された。装丁と絵は和田誠。収録された挨拶の数は38。
巻末に野坂昭如との対談が付されている。1988年6月、朝日文庫として文庫化された。
2013年9月、本書と2作目の『挨拶はたいへんだ』(朝日新聞社)を一冊にした『合本 挨拶はたいへんだ』(朝日文庫)が刊行された。
Category:丸谷才一
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E4%B8%B8%E8%B0%B7%E6%89%8D%E4%B8%80
丸谷才一

挨拶はたいへんだ
挨拶はむづかしい

いろんな色のインクで

裏声で歌へ君が代

男のポケット

ゴシップ的日本語論

桜もさよならも日本語
笹まくら

思考のレッスン
樹影譚

梨のつぶて

日本語のために

文章読本 (丸谷才一)
0406名無しさん@そうだ選挙に行こう
垢版 |
2015/12/14(月) 10:02:59.68
>>404
旧制新潟高校の先輩後輩の仲だな。
0407吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/15(火) 15:27:03.83
松本清張全集の解説はよかったな
才能溢れる小説家を才能のない人間が解説という形とはいえ評論するにあたっての
分際を弁えた長い引用と俯瞰的な視線
蓮實にはお前さん今更そんなこと言っても始まらないだろう
不毛なのはお前のほうが上だろと
0408吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/15(火) 17:11:29.59
>蓮實にはお前さん今更そんなこと言っても始まらないだろう
>不毛なのはお前のほうが上だろと

意味不明。書き直し!
0409吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/23(水) 18:49:22.05
野暮で不細工な奴がキザったらしいことしても気持ち悪いだけという好例が丸谷才一
0410吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/24(木) 14:59:25.47
>>409
あはは、おまえが言われたんだろ、それ(笑
0411吾輩は名無しである
垢版 |
2016/01/10(日) 23:15:25.37
丸野菜1
0412吾輩は名無しである
垢版 |
2016/01/31(日) 15:00:49.04
冨田健太郎
丸谷才一、1990年。「『星野鉄拳野球』なんて幕を外野席にひろげて、おだてる奴がいる。
大洋の大杉新コーチは記者会見で、大いにぶん殴るなんて公言してゐる。
よしたほうがいいなあ。もうそんな時代ぢやないよ。もしも本当に殴る気なら、日本人の選手だけぢやなく、外国人選手も殴つてみろよ」

【承前】2年後、また丸谷才一は書く。「このあひだヤクルトの野村監督が荒井選手をポカリとやりましたね。
スポーツ新聞その他は、殴ることそれ自体を非難しなかった。衆人環視のなかでやるのはまづい、と批判しただけだつた。
/ああ日本の野球は忠勇義烈だなあ」

【承前】丸谷才一が批判するのは、日本では名誉を重んじたので人を殴れば大問題だったが、
帝国海軍は英国から、陸軍はプロシアから体罰を学んで簡単に殴るようになったこと。
さらに、殴られる経験をした教員が学校で実践し、さらに体育系ではそれが積極的に容認されるようになったこと。

丸谷才一は、軍隊における体罰については野間宏『真空地帯』を読めばわかるというが、おそらく丸谷本人の体験に根ざしているのでしょう。
2016年1月24日
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