【トリップトラップ】金原ひとみPart5【織田作賞】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
いまだに蛇にピアスが一番完成度高いというのは困りもの。 AMEBICだろJK。
蛇にピアスが劣化限りなく透明に近いブルーだとすればAMEBICは劣化コインロッカーベイビーズ 時評で「マザーズ」が言及されてる
8月31日付けの朝日新聞 なにがマザーズだ
「セックスしたらできちゃって、堕ろすのはイヤだしギャルママとか憧れるし、産んじゃおーっと」
ってだけの女どもの話だろ
母とか女とかいうと生々しくて特別なように聞こえるが、「親」の自覚がないってだけのこと
特に最近は悲惨な虐待殺人が相次いでるのに、作者並びにこの小説を賞賛する人間は心が傷まないのだろうか
タイトルがウィメンズなら皮肉が効いていてまだよかったかもしれない 女たち、をウィメンズなんて言ってるじてんで、小説読むより中学卒業を目指した方がいいだろ。
金原以上の馬鹿だ。 主人公の一人が子育て中の女性作家ってのが、私小説臭くて嫌だな。
でもまあ、そういう風に思わせる作戦なんだろうけどね。
まあ作者のナルシシズムに付き合うのが私小説とも言えるし。 自分はこう思うっていうものがない人の文章は読みたくないね。 それはそうだけど、「私」が前に出過ぎるのにはうんざりする。
政治や経済について語れとは言わないが、けっきょく自分の体験かよ、と。
後期の大江健三郎と、やってることは同じだよね。「個人的な体験」ってやつか。 え?じゃあ100人に聞きました「あるある!」「わかるわかる!」ってのが読みたいの? いや、蛇にピアスが一番よかったなーってくらいのことなんだけどね。
どの作品か忘れたけど、主人公の「私」が、飛行機の中で授乳するシーンがあるんだけど、
そういうのはもう食傷気味って言いたいだけ。 中原昌也の小説に「ドキュメント授乳」っていうやつがあったなー。 >>305
この意見には同感。
綿矢がインタビューで自分の作品にはそういうのがないって言ってた時は
じゃあなんで書いてんの?と思った。
名前忘れたけど「きことわ」の作者も同じこと言ってたけど、
この種の作家はなにをモチベーションにして書いてんのかな。 でも古井さんとかは作家は書きたい事がなくなってからが勝負だみたいな事を言ってましたけど…. 角田光代が直木賞取ったときにも、作家は自分のことで書くことがなくなってからが勝負、
なんてのも言われてたな。自分のこと=関心のあること=書きたいこと、で結局同じかな。 ひたすら精巧で美しいものを作る、というのも立派な動機だろ。
山田詠美じゃないんだからいちいち押し付けてくれなくていい。 この作家については「自分のことしか書けない」っていう点で底が見えてる、
というのはもう三作目くらいから指摘されてたな マザーズ立ち読みして来たけど、出産後に医者から「もうセックスしても大丈夫ですよ」
と言われて嫌悪感があったとかなんとか。性を過剰に意識するいつもの金原の文体だわな。
敏感で繊細な私? みたいな。
底が見えてるというか、そういうタイプの純文学作家ってことなんだよね。まあ力作だとは思う。 この人がここまでのし上がれたのも
父親のコネがあったからなんだろうな 蛇とピアスは父親がこってり添削したのかな、と思わせる完成度の高さだったけど(編集者がしたのかもしれんが)、それ以後はよくも悪くも自力でゴリゴリ書いてる気がする。
あと、たぶん外部者が考えるほどコネなんて力にならないよ。
特にあそこはお父さんも別にあれだし。 芥川賞取れたのは選考委員の村上龍が、蛇にピアスを気に入った事が
大きかったんだろうな 教養がはっきりいってないから
私小説的な内容しか書けないんだろうな 教養って何さ?例えば現在教養ある小説家って誰がいる? >>329
辞書引け。
ってのは冗談で雄介の言いたいことはなんとなく判る。
あえて俺が教養があると思う小説家をあげるんなら
SF作家が多いかな。海外の。
金原が好きなディックは現在は知らんが活躍当時はあったと思う。
日本だったら死んじゃったけど計劃かな。
異論は認める。 なんのつもりで言ってるか知らんが、普通に教養ある作家といえば、堀江とかじゃねーの?
なんでいきなりSF(すこしふしぎ)よ。 堀江敏幸だろ。まあ早稲田の教授っていっても、
仏文学者として一流とはとてもいえないが。
教養云々で言えば大江か古井だろ。
特に大江の読書量は尋常じゃない。 読書量は高橋源一郎や島田雅彦だってあるだろ。あの世代以降、教養ある人がほとんどいないかな。 高橋源一郎や島田雅彦の読書は「消費」だからな。
教養(つまり血肉)にはなっていないと思う。 堀江など知らなくても何の支障もないよ。松浦寿輝とか 金原さんって父親の影響で
小説書くようになったんだよな
どんな生活をしていても草稿を父に送り続けた
文藝春秋・受賞者インタビューの標題(副題か) >>330
例えば浅田に「かなわない」と言わしめる教養を持っている中原昌也はどうなるの? 人文系の「教養」なんて何の役にも立たないけどな。
金原の小説にならって言えば、クリスチャン・ルブタンを知らないのは、
ファッションについての教養に欠けると言えるだろう。 教養って要するに文化についての造詣の話じゃねえの? というか「作家」に対しては、エッセイも期待するけど、金原にはないじゃん。
子育ての話くらいで。
かといって、高橋源一郎みたいにエッセイや評論もどきは面白いけど、
小説はゴミってのもいらない。 つーか、純文学って生き方だと思うんだけど、だから面白いに越した事はないけど、面白くなくても仕方ないんだよ。 >>343
昌也の身に付けた文化は理想とはかけ離れてると思う。
彼の作品は読んだことないから、付け焼刃の意見だけど。
ただ、理想の教養って誰が決めるんだよって話で、
人、国、時代それぞれだから、浅田がそう言うんなら
少なくとも浅田にとってはそうなんだろ。
俺にとっては計劃がそうだ。
てか雄介博識だな。
SFは個人的に好きなんでつい書いてしまった。場違いだったかな。 >>349
浅田彰が言ってたのは「映画的教養」の話だけどね。俺は中原昌也は教養あると思うし、とても敵わないし、中原昌也の教養が欲しいよ。 場違いなんて事はないよ。みんなそれぞれ理想があっていいんだよ。何が正しい教養だなんて誰も言えないよ。 >>350
実際、『中原昌也 作業日誌 2004→2007』なんか読むとスゲーって思うわ。
かつかつの生活でも映画のDVD買い漁ってるもんな。
>>352
あとCDもね。文化に首を突っ込むと不幸になるって体現してるのかなあ?半端じゃないですよね。 阿部和重最新作 対談集「和子の部屋」四回目は金原ひとみさんです。
タイトルは「毎日プレッシャーで吐きそうです」いや、いいですねえ。金原さんのイメージが変わりました。
「ミステリアスセッティング」の解説の頃から思ってたんですけど、この人ガチだなあと思いました。
いや、他の対談者がヤオってわけじゃないですけどね。ちゃんと考えて生きてるんだなって思いました。
一番ウケた金原さんの発言「でもすごくむかつくのは、夫に「ディズニーランドに行きたい」と言うと、
「じゃあ、ディズニーランドに行きたいのに行けない女の子の話を書きなよ」と言われること」ww うーん、わからないですが、いい話ではありますよね。 病院行きたいけど行けない女の子の話を書いてた時期なんじゃない?
なんだっけ?憂鬱たち? >>360
その話が「和子の部屋」で出てきましたよ! 金原は隠し玉の私小説を温存してるところが強みだな、
ここぞというタイミングで、家族との確執、和解をテーマにした私小説を出せば谷崎賞は固い。 芦田愛菜ちゃんの膣に弁当を詰めて膣ごと食べたい鈴木雄介です。 村上龍と山田詠美を読んで育ったんだろうな、という感想しかない。
綿矢を読んだときの「すげー!」という驚きはない。 マザーズは話題なんだか、そうじゃないんだか。文学性の狭さが良くもあるし、悪くもある。 今日の読売新聞朝刊に朝吹真理子がマザーズの書評を書いているね。
相変わらずのお追従書評だが。 爆笑問題というクソつまんない芸人(異業種)のラジオに出演した川上未映子と比べて、ですか? 自分が女の腐った様なクズのくせに他人に多くを求めるなよ なんか、もう皆褒めてるな。マザーズ。
派手に見えるだけで、価値観も小説もすごくオーソドックスだと思うんだけど、そこが良いのかな。
作家として順調になっちゃったね。 Twitterやってないでしょ。旦那さんのアカウントはあるのかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています