X



開高健

0001吾輩は名無しである
垢版 |
2011/01/20(木) 17:58:18
大阪市立大学創立130周年記念「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」
大阪市立大学は、創立130周年記念行事の一環として、同窓会連絡会、学友会などと共に平成23年2月11日(金)〜20日(日)の10日間
「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」を大阪、難波「なんばパークス」で開催します。

http://tokyo.ocu-yukokai.com/article.php/kaikoken
http://tokyo.ocu-yukokai.com/images/library/File/0496_001.pdf
0214吾輩は名無しである
垢版 |
2013/10/27(日) 07:09:57.71
伝統的私小説や心理主義からの飛躍を目指すと啖呵を切ったのに
最後に書き上げた長篇が“私”抜きの私小説。
また、ベトナム帰還後に書き上げた闇三部作も嘔吐やその後のフランス小説なみの
心理小説に過ぎなかった。
何をどう描くかが重要なのであって作者が海外に雄飛するだけならルポルタージュと変わらない。
何故、こうなったのかというと小説に詩的要素を求めすぎたから。
短篇ならそれでもうまくいく。
しかし、長篇では構成が壊れる。
0215吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/05(火) 16:02:39.25
いよいよ12月9日(月)開高健悠々会発足!!  
芥川賞の受賞作「裸の王様」や釣りの醍醐味を伝えた「オーパ」、
食と酒に関するエッセイなど
開高健の人と文学にふれる日。
日時:2013年12月9日(月)
    発会式(11時30分〜12時)
    記念講演会(12時〜13時)
    講演者:玉岡かおるさん
    記念パーティ(13時〜)
開催場所:天王寺都ホテル
参加費用:5,000円(記念講演会とパーティへの参加
募集人数:先着100名様まで
お申し込み・お問い合わせ先:開高健悠々会事務局 松本恵美
0216吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/11(月) 12:42:14.88
父がオーパ持っててこの方にはまりつつあるんですけど次は何読めばいいんですか?オススメ教えてください。
0217吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/11(月) 15:26:36.29
オーパではまるか・・・・じゃ、その次は・・・行き止まりです(笑
this is to my regret...
0218吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/11(月) 16:02:21.65
オーパの次ならオーパ、オーパ(3冊あり。順番に読むべし)か、もっと遠く、もっと広く(これも順番に読むべし)じゃん。
0219吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/11(月) 16:10:24.57
つまり、そこで行き止まりじゃん。
0220吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/11(月) 23:02:51.30
エッセイだったら『開口閉口』『地球はグラスのふちを回る』『最後の晩餐』あたりですかね。
0221吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/12(火) 09:34:11.67
一気に「ベトナム戦記」(朝日文庫)に戻って
そこからあらためて時間を下ってくる、徐々に頽廃してくる過程を検証する。

これがもっともよろしいナ。
あんちゃん、これやってみてえナ。
0222吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/17(日) 15:57:56.84
ずいぶんと元気なせいこ蟹が居たので三杯つれて帰ることにする。早速茹でて、身を取り出す。
オレンジの内子、少し濃い色の外子、真っ白な身。
こばせの本式は茹で汁で飯を炊くが三杯だけでは薄くて味気ない。
身を出した後の殻を足してもう一度出汁を取る。
その出汁で米を炊き、ほぐした身をのせて蒸らし、完成。
今日はワインの気分。大兄お気に入りシャトー・フイッセのプイイ・フイッセがあるのを思い出し、合わせてみる。
出来上がった開高丼もどきをかき込む。カニの活きが良かったので透明な旨味が口の中に広がる。
ワインは一口、端麗な口当たり、と思ったが、喉を過ぎるとけっこうな旨味が残る。
なかなか良い組み合わせでした。
0223吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/24(日) 20:58:39.02
>220
「最後の晩餐」、良いですね。
腹が減るエッセイだなあ。

>216
「もっと遠く」「もっと広く」は如何でしょうか。
0224吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/24(日) 21:16:59.92
確かシナ風オデンみたいな料理の話が出てくるんだよな
開封だか大連の街でデカイ銅の鍋に白湯が煮えたぎっていてそこへ色々放りこんで煮たのを喰うって話
喰った皿数で勘定するとか そこでの会話とか そんなこと開高へ話してくれた老作家が文化大革命で粛清されたとかだったかな
アヘンの話もでてきたような気もする
0226吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/27(水) 12:42:13.14
エッセイ集 最後の晩餐より

いよいよ明日は出発という日になって何を思ったのか老舎は、突然、料理の話をはじめた。
重慶か、成都か、どこかそのあたりの古い町に、何でも、部屋一つぐらいもある巨大な鉄の鍋をすてつけた家があり、
この百年か二百年、一日として火を絶やしたことがない。
野菜だの、肉だの、豚の足だの手あたり次第にほりこんで、グラグラと煮る。
百年、二百年そうやって煮つづけてきたのだ。客はそのまわりに群がって、茶碗にすくって食べ、料金は皿の数で頂く。
その釜はどんな色をしているか、汁はどうなっているか。何をほりこむか。
いつ、ほりこむか。野菜は。肉は。どんな客が、どんなぐあいにたったり、すわったりするか。
何杯くらい食べるか。何の話をしながら食べるか。そういうことを老舎は微に入り細にわたり、およそ三時間近く、ただその話だけをした。
0227吾輩は名無しである
垢版 |
2013/11/28(木) 07:38:46.12
>>225
いま、ビデオでみてるが、ダンカンの開高すばらしい。
開高の俗な部分を拡大して見せてる。
0228吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/04(水) 10:32:59.95
開高さんそんなに好きではないがなんだかんだ食のエッセイ書かせたら未だにこの方超える人でてこないね
0229吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/04(水) 12:02:40.64
>>228
まあ、一つの究極の芸だから誰もあれを「超える」ことはできないんじゃないの。
0230吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/05(木) 22:03:34.93
玉砕けるが至高。この短編は本当に凄いと思う
0231吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/06(金) 07:09:19.60
仕方ないことだけど生前は知名度共にかなり高かったのに死後はそれほど扱いが良くないですよね。
0232吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/10(火) 23:12:23.77
>玉砕ける最高

そういえばおれもこれの影響で老舎「駱駝祥子」一冊だけ読んだな
文春文庫版「ロマネコンティ1935年」収録作品はどれも傑作だよね
個人的には傑作とは言わぬが佳品「黄昏の力」が
なんともいえぬハードボイルド小説で好き
洋酒天国あたりにのせる類だな
0233吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/26(木) 09:06:02.78
自分の勝手な思い込みかもしれんがシマヂさんって今東光やシバレンほど開高健を認めてない気がする
0234吾輩は名無しである
垢版 |
2013/12/27(金) 15:06:08.67
まあ、あいまいな尺度だけど人物としての大きさ、風格といったはかりに乗せると
今東光やシバレンにはかなわないんだろうな。
文学者として開高が上でもしまじいの視点はちょっとちがうだろうから。
0235吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/10(土) 01:40:43.67
ずばり東京 朝日新聞社(1964年) のち文春文庫、光文社文庫  
0236吾輩は名無しである
垢版 |
2014/05/13(火) 12:08:10.81
壽屋コピーライター 開高 健 [単行本(ソフトカバー)]
坪松博之 (著)
出版社: たる出版 (2014/4/29)
0237吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/04(木) 23:51:26.90
明日発売のkotoba秋号(集英社) が開高健特集
0239吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/10(水) 19:00:54.16
、佐伯彰一は「アパッチ族の野性的な活力への憧れと、現代日本の風刺的な寓意画を描こうという意図とが、
ついに最後まで融け合わなかったのではないか」(「文芸時評」一九五九・六・二二「週刊読書人」)といい、平野謙
は「最後の場面まで読み終った私の印象は、意外にすっきりしないものだった。(略)マス・集団を動かす恨源の力
を、ここで作者はみきわめようとしているのか。それとも、アナーキーな集団の力の限界をさししめそうとしているの
か」(「文芸時評」一九五九・六・二五「毎日新聞」)と、戸惑いを見せている。
単行本刊行後には、津田孝が「前半の部分では、ひじようにエネルギッシュなイメージをフクスケたちの集団にあ
たえている。(略)だが、せっかくのこの前進は、『日本三文オペラ』のかぎりでは、とちゅうで腰くだけになってい
る」(「開高健『日本三文オペラ』のどろぼうたち
http://repo.lib.ryukoku.ac.jp/jspui/bitstream/10519/797/1/kb-rs_054_006.pdf
0240吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/14(日) 07:36:35.91
「開口閉口」
いつも枕元に置いてある
0241吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/16(火) 19:35:49.95
モームの言葉としてこんな自己主張をしている。

「働いているあいだは自分を忘れることができるので、労働は賛美されるのである。
愚かな人間は何も仕事がないと退屈する。
労働は、大多数にとっては、アンニュイ(倦怠)から逃れる唯一の道だ。
で、だからといってそれを神聖と呼ぶのは笑止千万。
怠惰でいるためには、多くの才能と豊かな教養が必要である。
あるいは特別製の頭がいるのだ
0242吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/25(木) 02:47:06.77
私個人のことからいくと、三十代はずっとベトナム戦争、それからビアフラの戦争、中近東の紛争、いろんなのを追っかけまわっていたんだけれども、くたびれてしまった。
戦場を行くんだけれども、書く文句はアフリカ、中近東、東南アジアと様相は違うんだけれども、
戦争の現場のことを書くとボキャブラリーが決まってしまう。同じボキャブラリーの言葉の繰り返しにすぎない。
で、もうすっかりいやになっちゃって、 勝手にしやがれって気になったんですね。 それで釣師になったわけです。
しかし、釣りの現場に立つという、現場主義という基本的なところでは変わっていないと思う。
戦争が河に変わっただけのことじゃないか、戦場が水に変わっただけのことじゃないかっていう気もしますね。
自然の森やら河やらの中に入っていって、いろんなものが見えてくるのは、三十五歳以後ぐらいじゃないのかしら。
一応いろんなことやっちゃって、人生に限界がもうそろそろ見えてくる。
あとは死ぬのを待つばかり、同じことの繰り返しだというふうな印象におそわれてくる。
そういうときになって森に入っていくと、今まで見えなかったものがどんどん見えてくる
0243吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/25(木) 06:36:54.38
>>242
河は眠らない、のビデオか。あのダミ声が頭の中に響いてくる……
と思ったらフォトエッセイ集なんてのが出てるのか。
0244吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/26(金) 00:14:47.66
オーパ以降、紀行文、エッセイ、短編以外は酷いというか、
過去の上書き、テクニックでカバーしてたもんな。
明らかに衰えを感じた。年をとったとはいえ悲しかった
0245吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/27(土) 00:21:26.25
kotoba買ってきた。
寄稿してる人のオススメとして「玉、砕ける」と同じくらい
「ずばり東京」を推してる人が多かったのには驚いた
俺は「輝ける闇」です。ベタですまん
0247吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/05(日) 17:03:12.09
>>245
最近、新幹線開業50年がよくニュースになってて開業以来死亡事故無いのを誇ってるが、
ずはり東京には工事中に200名以上の犠牲者が出てるって書かれててびっくりしたな。
0248吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/10(金) 23:57:39.86
ノーベル賞関連スレを覗いてたら、開高健を推してる人がちらほらいて嬉しかったわ
0250吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/07(金) 19:53:37.26
50歳代のエッセイに、
「10年前に俺がキャッチ&リリースしたメス鮭の子孫が今でも残っていて…」
とか牧歌的な光景を描いていた。

この人なら、自分の唇に太い針を突き刺され、逃げようと暴れて力尽きた末に針を外され
再び放たれた魚の運命を想像できなかったわけではないだろうと思うが。

もしかすると、実際にはどうなるかを想像しながらも自分の家庭環境を考えて
「それでも強く生き続けていて欲しい」
という思いを託して知らぬふりをしていたのかな。
0251吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/12(金) 22:33:22.30
すべての橋は詩を発散する。小川の丸木橋から海峡をこえる鉄橋にいたるまで、橋という橋はすべて不思議な魅力をもって私たちの心をひきつける。右岸から左岸へ人をわたすだけの、その機能のこの上ない明快さが私たちの複雑さに疲れた心をうつのだろうか。
その上下にある空と水のつかまえどころのない広大さや流転にさからって人間が石なり鉄なり木なりでもっとも単純な形で人間を主張する、その主張ぶりの単純さが私たちをひきつけるのだろうか。橋をわたるとき、とりわけ長い橋を歩いてゆくとき、私たちは、
鬼気を射さぬ孤独になごんだ、小さな、優しい心を抱いて歩いてゆくようである。
/ しかし、いまの東京の日本橋をわたって心の解放をおぼえる人があるだろうか。ここには空≠熈水≠烽ネい。広大さもなければ流転もない。あるのは、よどんだまっ黒の廃液と、頭の上からのしかかってくる鉄骨むきだしの高速道路である。
都市の必要のためにこの橋は橋ではなくなったようである。東京の膨張力のためにどぶをまたいでいた、かすかな詩は完全に窒息させられてしまった。そこを通るとき、私たちは、こちらからあちらへ渡る≠ニいうよりは潜る≠ニいう言葉を味わう。
鋼鉄の高速道路で空をさえぎられたこの橋は昼なお薄暗き影の十何メートルかになってしまったのである
0253吾輩は名無しである
垢版 |
2015/01/28(水) 19:01:06.03
昨日のBS、高橋源一郎が北陸で開高の足跡を辿るやつ見た?
まあ新しい話はあまりなかったけど。
0254吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/17(火) 15:51:53.09
私個人のことからいくと、三十代はずっとベトナム戦争、それからビアフラの戦争、中近東の紛争、いろんなのを追っかけまわっていたんだけれども、くたびれてしまった。
戦場を行くんだけれども、書く文句はアフリカ、中近東、東南アジアと様相は違うんだけれども、
戦争の現場のことを書くとボキャブラリーが決まってしまう。同じボキャブラリーの言葉の繰り返しにすぎない。
しかし、釣りの現場に立つという、現場主義という基本的なところでは変わっていないと思う。戦争が河に変わっただけのことじゃないか、戦場が水に変わっただけのことじゃないかっていう気もしますね。
自然の森やら河やらの中に入っていって、いろんなものが見えてくるのは、三十五歳以後ぐらいじゃないのかしら。
一応いろんなことやっちゃって、人生に限界がもうそろそろ見えてくる。
あとは死ぬのを待つばかり、同じことの繰り返しだというふうな印象におそわれてくる。
そういうときになって森に入っていくと、今まで見えなかったものがどんどん見えてくる
古代インドの哲学思想を考えたくなります。だから、あの輪廻の思想は徹底的な唯物論なんだ。
それが徹底していたがためにポエティックな姿を帯びることになった。反対のもののようになった。こういうことが言えるんじゃないかっていう気がするんです。
この河岸に立ってサケの屍体やら小魚やらジャンプする親ザケの姿なんかを見ていると、ほんと、形が変わるだけなんだ。
そういう思想とも感性とも知性ともつかないものにおそわれます
0256吾輩は名無しである
垢版 |
2015/03/11(水) 22:55:10.38
もう十年生きていたら、『花終わる闇』は完成したのだろうか?
0257吾輩は名無しである
垢版 |
2015/03/13(金) 09:26:16.10
もう十年生きていたとしてもアル中の廃人になってただろうな。
0259吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/12(日) 15:39:34.71
最近もぽちぽち関連本が出てうれしい
0260吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/17(金) 19:02:42.93
もしも、開高しゃんが今季の芥川賞の審査委員をやっていたら… …
0261吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/19(水) 21:14:59.00
柳原良平
R.I.P.

ttp://www.asahi.com/sp/articles/ASH8M5KMWH8MULOB00N.html
0263吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/20(火) 03:02:38.04
「地球はグラスのふちを回る」は、全中学生によませるべきだな。
0264吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/20(火) 14:36:58.70
>>263
未成年はグラスのふちはダメだろ。
0268吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/07(月) 17:39:58.74
釣師は心に傷があるか・・・

釣師は心に傷があるから釣りに行く。

しかし、

彼はそれを知らないでいる。

開高 健
0269吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/08(火) 18:56:03.12
開高作品を読み漁ってゆくと「使い回し」が鼻に付いてくる。ベトナム戦記やオーパはいいんだが、闇三部作あたりで目を背けたくなる。
他の作家でこれほどの事は無いと思うんだが。
0270吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/08(火) 18:58:32.91
エッセイでも「ん?これどこかで読んだような」という
デジャブ・スパイラルによく陥るんだがw。
0271吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/08(火) 19:03:12.45
煙霞の癖。漂泊の思ひやまず、ついフラフラといったところであろうか。
砂糖菓子のように言えば、風が誘うんです。甘い泣き事である。
されど開高よ、泣きたくなるぜ、この人生。
そんな危険な夜の訪れには、磨いた酒と手垢のついた地図に自身を慰めて、
我が田に水を引く半句をひねり出す。
旅は男の船であり、港である。
そして男は自殺するかわりに旅にでる。では。

↑これ、開高さんの代理で佐々木さんという
コピーライターが書いたサントリーオールドのコピー。
最初は、まんまと騙されたわw。
0272吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/08(火) 19:25:00.69
エッセイで使い回しは気にならないんだが、エッセイで出たセリフを小説の中で主人公に語らせるのが気持ち悪く感じる。
無理矢理、借りてきたセリフをはめ込むような違和感。
0273吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/08(火) 22:22:01.48
>>271

あんたプロだろ。
そのコピー、佐々木さんが書いたとか
開高ファンでもあんまり知らんのじゃないか。

サン・アドの系譜だな。
0275吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/09(水) 13:34:26.14
久々に「夜と陽炎 耳の物語2」を読んでいる。
この位が引用も鼻につかず丁度良い。
アダージョのくだりは、ここでしか出てこないと思うが好きなエピソード。
0276吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/09(水) 15:47:51.56
開高のエッセイは好きなんだが…
コッテリした饒舌なレトリックやネタのしつこさ
に辟易したりもする。

モノ知りなのはもう分かったからさ、とね。
お腹一杯だよ、と。

で、時間が経つとまた読みたくなったりする。
これのループだな、俺は。

小説はなあ…書けないことを書く作家に
なっちゃったというか、
晩年はエッセイストでしょ、実質的には。

苦しい作家生活だったんじゃないかね。
カネは稼いでただろうけど、
小説を書くのが小説家なんだから。
0277吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/09(水) 15:57:26.91
誰だったか…作家か評論家が書いたエッセイを
読んでたら、三島由紀夫の自宅に野坂昭如や
安岡章太郎、開高健がパーティに呼ばれた
エピソードが出てきた。

開高が、「小説の書き方を教えてください」と
正座して、三島に頭を下げたらしい。
野坂や安岡は…白けたらしいな。パーティなんだからな。
三島は親切に部屋の隅に開高を読んで話し込んで
たそうだ。開高は話し終えて満面の笑みで
戻ってきたらしい。

開高は同じ事を、武田泰淳にも井伏鱒二にもしてる。
小説が書けない、どうしたら書けるか、と。

それがベトナムに行く前の話しだ。
もう恥も外聞も無かったんだろう。
0278吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/09(水) 19:55:20.10
今日は雨で体調も悪く、病院の待合室や家のベットで開高を読み耽っていたが、こんな日にこの人のエッセイを読むと、つかの間、どこかの町、どこかの河原に連れ出してくれるようで、しばし憂鬱をうっちゃることが出来る。
この人は小説よりもエッセイに真髄があると思える。
0279吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/10(木) 14:43:01.58
タハッ オモチロイ
0280吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/11(金) 11:09:03.07
初期作の巨人と玩具を読み返したけど、作家のサラリーマン経験がまだ稚拙な筆致でみっちりと書き込まれている。
稚拙ではあるけれどスレておらず、使い回しもなく、ひと目では開高作品とは分からない。
必死のエネルギーがあったんだな、この頃は。
0281吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/12(土) 21:06:41.41
ここに来ている人で釣り師はいるのかな?
「釣れるまでは日々諸々の事が頭の中でグツグツ渦巻いているが、かかった瞬間に消えて無くなる」という趣旨の事がどこかに書かれていて「円は閉じた」という言葉に置き換えているが、自分は名言だと思った。
0284吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/20(日) 15:59:57.88
確かに、開高の旅のエッセイは憂鬱な時間をうっちゃる手助けとなる。
束の間、読む者を引き込んでくれる。
それは開高自身が新鮮に驚いたことを書き綴っているからではないか。
読む者を見知らぬ地、その現場に連れて行ってくれるからではないか。
0285吾輩は名無しである
垢版 |
2016/03/22(火) 22:28:04.71
10年ぶりに開高の釣りに関わる本を端から順番に読み返している。
10年の歳月は私を変え、今また読み返すと違ったものが見えてきて、また束の間、世間を忘れさせてくれる。
0288吾輩は名無しである
垢版 |
2016/05/20(金) 23:33:20.09
輝ける闇からオーパまでは脂が乗って小説もエッセイも抜群に面白い。
0289吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/11(土) 19:58:22.60
明日世界が終わるとしても‥の元ネタを先に使った寺山の事を最期まで泥棒呼ばわりして憎んでたんだっけ。
0290吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/19(日) 11:14:22.01
「あいかわらずの一人旅です。いまポーランドにいます。昨日はアウシュヴィッツに行ってきました。
15年たちますが400万人も殺したものですから野原の上にはいまだに人骨の細片が貝ガラのように散らばっていて凄惨です。言葉を失いました。・・・」

この文章は、芥川賞を受賞後の開高健が日本文学代表団の一員として初めての海外旅行となる、中国を皮切りとしたヨーロッパ数か国の滞在中、
ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所にも足を運び、文芸評論家の中村光夫に宛てた絵葉書の一部分である。
現在も博物館として管理・公開されているアウシュビッツ強制収容所には絵葉書が売られており、
その当時(1960年)、開高健も第一収容所を写した絵葉書を利用して中村へ書き送ったようである。
http://andthings.exblog.jp/20380846/
0291吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/03(日) 14:51:20.85
夏の闇
0292吾輩は名無しである
垢版 |
2016/10/05(水) 13:13:08.81ID:XOGo1lfO
オーパの取材旅行時に同行スタッフが持ってきた、とある作家の本をビリビリに引き裂いて「こんなのは文学じゃない」と激昂したというエピソードを目にした。
その本は五○寛○と推測したが。
0293吾輩は名無しである
垢版 |
2016/10/24(月) 09:52:14.24ID:cNEz5WVk
タハッ、オモチロイ
0294吾輩は名無しである
垢版 |
2016/10/24(月) 12:20:27.62ID:RyhzQmRG
くだらない話だ。
さらに悪いことには事実ではないってこと。
0296吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/14(土) 20:17:36.18ID:lrrMNsjO
もし開高健氏が長生きしていたら世の中もうちょっと楽しくなってた
0297吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/27(金) 20:11:18.83ID:UxqlE3HS
「一言半句の戦場」

今頃になって、やっと読みました。
よくもまあこれだけ沢山の未収録作品を、集めたものだね。
0298吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/02(木) 18:24:37.06ID:EwvdFbg6
ニワカなんですが、カイコウタケシ、カイコウケン、
日常会話で開高氏の名前を言うときどっちを言えばいいんですか?
どちらも正解らしいんですが。。。
ちなみに小説を読むまではケンだと思ってました。
0299吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/03(金) 10:46:32.42ID:RXIGIByL
カイタ?カケン

閉口するばかりである。
0300吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/05(日) 18:44:45.10ID:RXJPPHlE
300get
0302吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/07(火) 10:02:17.34ID:C+Vgwc8+
『夏の闇』のモデルの女の人
交通事故で他の男と一緒に死んだんだな
開高は遺体を引き取って骨を拾ったんだってな
0304吾輩は名無しである
垢版 |
2017/05/11(木) 06:14:48.67ID:Ls2KDEzW
また評伝が出たね。サントリーの中の人の。
またか、と思いながらも読んでしまった。
牧羊子を好意的に書いてる評伝は初めてかな。
家族としてのつきあいとビジネスのそれの違いだろうか。
0305吾輩は名無しである
垢版 |
2017/05/11(木) 10:33:44.44ID:jORCnIJm
ウイスケ飲みたいお
0307吾輩は名無しである
垢版 |
2017/05/11(木) 12:32:04.31ID:iNw3wiCG
開高健ーー生きた、書いた、ぶつかった! 小玉武
著者は元サントリー宣伝部で山口瞳の部下、開高とは最期までつきあいのあった人。

開高と牧の家庭が円満であった。
開高の仕事上の色々なエポックに牧羊子人脈が大きな役割を果たした。
という話が色々出てくる。
0310吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/26(火) 08:29:19.65ID:GVO+GSmn
「裸の王様」を読んでみたけど
太郎の精神的引きこもりなキャラといい家庭環境といい、
それを子供らしい絵が描けるように変えてやろうっていう主人公の考え方とか
あまりにもステレオタイプすぎる気したわ
これは当時では優れた作品だったんだろうけど
残念ながらもう60年前の小説だと思った
0311吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/24(火) 15:32:21.32ID:/HDjdjdY
佐治敬三と開高健 最強のふたり〈上〉 (講談社+α文庫) 文庫 – 2017/10/20
北 康利 (著)
ひとりは勝算なき「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくった
サントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢。
0312この名無しがすごい!
垢版 |
2018/01/08(月) 17:36:08.11ID:pJHEdIvS
>>310
芥川賞をとった作品が代表作とは限らない。
ヴェトナム三部作を読んで判断してほしい。
0313吾輩は名無しである
垢版 |
2018/02/06(火) 02:16:45.33ID:QqzlqsU9
高関税の輸入洋酒とのハンデ戦で大勝ちした企業がカネに糸目をつけずに作ったバブル期の見本のような番組...
0314吾輩は名無しである
垢版 |
2018/02/08(木) 20:44:34.50ID:mTcmMLjz
>>312
>ヴェトナム三部作を読んで判断してほしい。

ヴェトナムではなく闇三部作だろう
「輝ける闇」はともかく「夏の闇」と「花終わる闇」で書かれた事は
廃人の日常であり、そのあり様は「裸の王様」とそれほど変わらない
「裸の王様」は釣りの場面が鮮やかで
あの作品はあの部分だけでも読む価値がある
闇三部作にはそういうものは無いからね
遺作の「珠玉」の方がまだマシ
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況