『ドグラ・マグラ』夢野久作
アニメでドクラをSF解釈したのがあるよな
あれもいい 暗黒公使は1920年の東京が舞台なんだな。ちょうど100年前か。 410 名前:吾輩は名無しである [sage] :2020/12/03(木) 08:11:09.01 ID:H9pLCPCe
かなり個性的な風貌だな
作品にあっててとても良い
しかしこのサイン入り写真
いまならいくらで売れるのだろうか
夢野久作
https://i.imgur.com/pYtYdUw.jpg >>613
同名のCGアニメってやつ?Netflix検索したけど出なかった
アマプラではあるみたいだけど >>611
アマプラでもう三回観たい
味わい深いね
評価はあまり良くないけど
ドグラマグラを読んでて興味がある人には面白いアプローチだと思う 三回観たい→三回観た
ドグラマグラを始めて観る人には不可解かも いままた観てるけど
ドグラマグラを知らない人が普通のSFだと思って
これを観ると意味が分からないだろうな 逆にドグラマグラを知ってる人には楽しめるはず
連投すまん ドグラ・マグラ (まんがで読破)って読んだ人いる? どんな感じなんだろうと思って
原作は昔読んだけどね いま伝説の映画を観てる
いいね
あの人がのちに首を吊ったのは残念だ 単なる推理小説というよりは怪奇探偵譚
アホダラ経パートは大声でデタラメでいいから節をつけて歌うべし 宣言なんて朝鮮人にはなんの意味も持たないだろ、守らないんだからw この作品は、正木、若林、呉千代子の三角関係に端を発する呉一郎事件に
呉家に伝わる因縁話を絡めた、怪奇仕立ての探偵小説です。
さらに、「脳髄論」だの「胎児の夢」だの「チャカポコ」だの読者の目を眩ます装置が
これでもかというくらいてんこ盛りにしてあります。個人的意見としては本筋だけでも
十分面白いんですからこれは必要なかったと思います、余計です。
「ドクラ・マグラ」理解したいのなら、まず呉一郎事件を解明することが何より重要
です、それが一番の近道でもあります。
皆さんは「私」が誰であるか興味があると思いますが、「私」は呉一郎でしょうか、
それとも「夢見る胎児」でしょうか、どちらも間違いではありません、しかし夢野久作
のいう「私」にはもっと別の意味がこめられております、事件を解明された方には
きっとそれが分かるはずです。御健闘をお祈りします >>633
貴方の読みが絶対的正解だという貴方の確信自体がドグラ・マグラなのでは? ドグラ・マグラにチャレンジしたいんだけど、角川版の表紙が恥ずかしくて家族に隠さないといけなくなりそうで買いづらい
人に見られても誤解されないような無難な装丁の本を、どこかから出してほしいw >>635
日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫)
にしたら? この事件の黒幕(主犯格)は、おそらく意外な人物でしょうね
読者の完全な盲点になっている人物、そんな人物が居やしませんか >>635
ブックカバー(別売あり)をかければOK >>633
>>637
そもそも犯人がどうとか真相がどうとかそんなもんを考えるような小説じゃないと思ます
『タール博士とフェザー教授の療法』を読んで「これいけるやん」と思い
読者が飽きさせないためと混乱させるために、できだけ別々の語りをぶち込んだ小説って感じだと僕は思いますです そう「思いたい」気持ちは分かります。しかしこれは純然たる探偵小説なのです。
したがって「答え」というものが存在します。
長年に渡って、本作品が正当な評価を受けて来なかった事は、まことに残念であります。
その謎解きの面白さ複雑さ、真相の意外性どれをとっても超一級の作品であることは間違いありません。
日本の探偵小説の最高傑作、最高峰と言っても過言ではないでしょう。
これだけの物を構想し書き上げた夢野久作って人はすごい人だぞ思います。着想もまた素晴らしい。
これほどの作品は二度と現れないでしょう。
とは言っても、読者の皆さんはどこからどう手を付けたらいいのか、皆目見当も付かない状態なのは分かります。
そこで、本日は夢野久作入門書として格好の作品が有りますでの紹介します。
タイトル「斬られたさに」という作品です。時代劇の短編ですが「謎解き物」です。
この作品はドグラ・マグラと全く同じ手法で書かれていますので「参考書」「手引書」
としても活用できるんじゃないでしょうか。
青空文庫で読めますので、是非挑戦してください。
読み終わって、1時間以内で解明できた方はかなり優秀。 ドグラ・マグラの謎解きをするに当たって、大きく3つのパートに切り分けて考察する事をお勧めします。
その方が頭の中も整理しやすいと思います。
第一のパート;呉一郎事件(本筋)
ここで本筋と言っているのは、正木、若林の学生時代に始まって、第二の事件の夜の
死体すり替えまで。この部分は純粋に探偵小説として書かれておりますので、「答え」が
存在します。驚愕の「真相」を自分でつきとめて頂きたい。
第二のパート;病院内の事象、出来事
この部分は作者が最も苦心した部分で有ろうことは容易に推察できます。
ここには夢野久作の工夫やアイデアが沢山盛り込まれており、最早探偵小説の枠を
越えております。何と言えばいいのかSF的でもあり、表現するのが難しい所。
昭和の初期に、良くこれを思い付いたものだと感心させられます、時代を先取りしています。
第三のパート;付属書(脳髄論、胎児の夢、等々)
ここは読者を混乱させる為の装置でありますが、作者の主義主張、持論の様な物も
盛り込まれています。また謎解きの「ヒント」も散りばめられていますが、読まなくても
謎解きは可能です。 呉家の人々を酷い目に遭わしておいて、学術のためだと言い張る正木博士が気に食わない 正木は突飛な言動をする人ですが、それほど悪い人では無いと思いますよ。
むしろ呉家の人を「保護」しようとしていたと考えられるふしがある。
思い出してください「卒業式すっぽかし事件」を。あれは何だったのでしょうか。
明治四十年十二月、正木は卒業式を目前にして突如姿をくらまします。
この前の月、十一月に一郎が誕生しています。
正木、千世子、一郎の親子三人は東京に向け、慌ただしく福岡を旅立ったのです。
今と違って飛行機も新幹線も無い時代ですから乳飲み子を抱えての長旅は大変だった
ろうと想像できるのですが、なぜそうまでしなければならなかったのか。
これは逃避行と考えていいと思います、何から逃れようとしていたのでしょうか。
誰の目から親子を隠そうとしていたのでありましょうか。 >>644
こちらの思い違いなら申し訳ないのですが
正木博士と千世子、一郎の親子とは別々に東京へ行っているはずです
東京へ行くと言って行方不明になった正木博士を追って千世子が東京を探し回っている内に一郎が生まれたのではありませんでしたか
また博士が呉家を保護しようとしていたとしても呉家に対する残虐な所業を断行したという事実から目を背けることはできません マッドサイエンティストによる自らの遺伝子を実験材料にしたSFミステリーってことか 今更だけど
正木は正気
若林はバカ林とかけてるんでいいんだよな 犯人捜しは、あまり意味が無い
「謎解き小説」なので、謎解きが出来なければ全容は分からない 正木は正気でしょうね、登場人物の中では一番まともな人
最後全ての罪を自分が背負う形で自殺しました
若林は、その図体に似合わね小心者、こういう人が事件を起こし易い
彼の思いとは裏腹に事態は悪い方悪い方へと転がって行く 若林の学問的関心に名を借りた正木に対する復讐が
学問的関心ゆえに許され難き罪を犯した天才精神科医正木の
息子に対して現在進行形で継続し続けられているという恐ろしさがドグラマグラなのではないか そうじゃないんです、ドグラ・マグラはあくまでも「怪奇仕立ての探偵小説」
その真相は怪奇でもオカルトでもないんです、読者は夢野久作に騙されて
いるんですが、それに全く気が付かない
騙されていると気が付いた人だけが謎が解ける これを原作にしたSF映画があるが
君たちはあれを観たのかね? >>655
たわけ者が!
ちゃんと調べてからモノを言え!
ティー・オーエンタテインメントによって舞台を未来の宇宙に置き換えてCGアニメーション化された。
ドグラ・マグラは舞台となる宇宙船の名前となっていて、
多義的解釈可能な結論の解釈のうちの一つを拡張した案を基にSFパニックものとして再構築し、
ストーリー展開は「胎児の夢」のSF要素的な解釈となっている。
2010年作 はい、これがいわゆる自演というやつです
楽しんでいただけたでしょうか?
チャカポコ、チャカポコ、チャカポコ! >>652
だからその真相はなんなの
思わせぶりなことをいうなら答えもセットで書いてくれ >>659
>>652が思いついた真相とやらを書いたら
嘲笑の的になるからねぇ 5年ほど前、Yahoo!知恵袋の回答を上手くまとめて整理した"Yahoo!知恵ノート"
と言うサービスがあったけど、今は廃止になってしまった。
そのなかに回答を再現ドラマの動画を作って説明しているものがあった。
質問「息子が『ドグラ・マグラ』という本を持ってます」に、この動画付きの
回答があったが、今は視ることができない。
https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/624/2624289/ 主な登場人物
○呉一郎
○呉モヨ子
○若林鏡太郎
●呉千世子
●呉八代子
●呉源吉(八代子夫)
●正木敬之
●斎藤寿八
●は死亡者です、何かありそうだとは思いませんか
いや、きっと何かあるはずです 時系列に並べるとこうなります
呉源吉-呉千世子-斎藤寿八-正木敬之-呉八代子
分かりますか、この事件の「最初の犠牲者」が呉源吉である可能性が極めて高いという事が
仮に呉源吉が殺害されたとして、誰が何の為にやったのでしょう、推理してみてください 1988年の映画「ドグラ・マグラ」は良くできていた。2時間ないぐらいでちゃんと作ってた。
>>653
あれ、ダメじゃん。昔ツタヤで借りて観たけどなんか怒りが湧いたわ。 >>668
へーと思って調べてみたら1988年のやつDVDとBlu-rayが販売されてたから買ってみたよ
届くの楽しみ >>641
「斬られたさに」読んでみた。なんと初読。30年以上前から三一の全集持ってたのにまだ読んでなかった。
年がばれるな。昔、教養文庫5冊や角川文庫9冊(米倉さんのカバー絵が素晴らしかった)で代表作ほぼ読んだ気になってたから。
珍しい時代小説だけど「ドグラマグラ」とは構造とかもあまり似てないような。でも読めて良かった。読んでなかっただけだけど。
>>669
レスサンクス!何年ぶりかでミステリ板にきてみたんだわ。桂枝雀の怪演を愉しんで呉。チャカポコチャカポコ・・・ やったああああああ!ありがとうございます!!!!!!!! 「斬られたさに」と「ドグラマグラ」は同じ手法で書かれているんですが、それが分かる人は「ドグラマグラ」の解明も出来ます
もっとも、「ドグラマグラ」は長編かつ極めて複雑、難易度的には4~5倍は高いです
また、この両作品はプロット(骨子)もよく似ています、気づきましたでしょうか
「斬られたさに」では最後に石月平馬という侍が切腹します、「ドグラマグラ」では最後に正木敬之が自死
します、こういう所が同じなんですね
石月平馬と正木敬之の「死の理由」には共通点がありますが、これは謎を解いた人にしか分からない ドグラマグラは没入できさえすればわかりやすい小説だろ。長いから読むのに時間がかかるだけで 読者の目は、呉一郎事件に釘付けにされています、他の事は見えなくなっているわけですが、よく考えてみてください」
呉一郎事件は一つの結果であって、原因では有りません
この事件の原因の全ては過去にあります、過去に何があったのか、これを解明しない限り事件の真相は分かりません
登場する人物は、この六人
呉千世子 呉八代子 呉源吉(八代子夫) 正木敬之 若林鏡太郎 斎藤寿八
この六人には全員罪があります、彼らによって後の呉一郎事件は引き起こされたのです
中でもj注目すべき人物は、「呉源吉」と「斎藤寿八」
読者が完全にノーマークの二人ですが、彼らはこの事件の中心人物と言っても過言ではありません
呉源吉は何をしたのでしょうか、斎藤寿八は何をしたのでしょうか
まずはこの辺りから推理を始めるのが良いかと思います
呉一郎事件は起こるべきして起こった事件なのです おれはこの小説は本では読まず
Youtubeで朗読しているのを聴いた
ちなみに合計約27時間だった >>677
27時間はかかりすぎだろう。
読むだけなら6〜8時間くらいなのに。 朗読なら27時間ぐらいかかるだろ。読み取る時間の3〜4倍かかるから。
「ブウウウン」「ちゃかぽこ」とか【暗転】とかはそのまま読んでるのかなあ 正木博士の論文と殺人鬼モードが発現する条件だけ確認すればトリックはわかる
「胎児よ 退治、何故躍る 母親の心がわかって おそろしいのか」を突き詰めるだけでもトリックはわかる ドグラマグラとよく似てると感じたのは芥川龍之介の河童、藪の中
どちらも実は合理的な推理小説のハズ この問題作ってさ、埴谷雄高さんのノリに近いものを感じないわけでもない。 これが初めて読んだ夢野久作の小説だったんだけど、これドグラマグラで見たことあるなって流れが他のにも出てきて面白い ちょい前からもうこの表紙じゃなかったっけ?
でも天野の表紙が一番いいだろ
小学生の頃にあの表紙本屋で見ていつのまにかタイトルすり込まれていたわ あの股間丸出し絵って天野か
FF信者なのに気づかんかった REV's blog
2021-02-17
エロゲのテキストサイズ:2009年頃の記事の再掲
タイトル 原稿用紙(枚) テキスト量(KB)
姑獲鳥の夏 860 670
魍魎の匣 1360 1060
狂骨の夢 1160 910
鉄鼠の檻 1630 1270
絡新婦の理 1630 1270
塗仏の宴(支度) 1230 960
同上(始末) 1270 990
陰摩羅鬼の瑕 1500 1170
百鬼夜行-陰 740 580
百器徒然袋-雨 960 750
ルーガルー 1000(?) 800(?) 夢野久作の『ドグラ・マグラ』は、まさに「奇書」の名にふさわしい作品でした。独特な文体と幻想的な世界観に圧倒され、最後まで目が離せませんでした。
物語は、精神病院の7号室で目覚めた記憶喪失の青年から始まります。彼は、自分が「呉一郎」という人物であることを徐々に思い出していくのですが、その過程で次々と奇妙な事件に遭遇していきます。
この作品の魅力は、なんといってもその圧倒的な世界観です。現実と夢が入り混じり、何が本当で何が嘘なのか分からなくなるような感覚に陥ります。また、登場するキャラクターたちも個性豊かで、読者を飽きさせません。
特に印象に残っているのは、精神科医の「坂井博士」です。彼は、天才的な頭脳を持ちながら、どこか狂気に満ちた人物です。彼の言動は、読者に深い思索を与えてくれます。
『ドグラ・マグラ』は、一度読んだら忘れられない作品です。推理小説ファンはもちろん、SFファンやホラーファンにもおすすめしたいです。
ただ、難解な部分も多く、万人向けではないかもしれません。人によっては、途中で挫折してしまうこともあるでしょう。しかし、最後まで読み通した人には、きっと忘れられない読書体験となるはずです。 ドグラ・マグラ / 昭和10年1月15日、松柏館書店
『魍魎の匣』(1995年1月)講談社 鬼滅の刃はドグラ・マグラ 〈1〉 ドグラ・マグラの謎を解く・・・
の巻
梅乃木彬夫
不知火書房(2024/05発売)