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志賀直哉が「小説の神様」って。。。

0001吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/10(木) 01:24:39
そこまでの才能がある人なんですか?

「神様」なんて鴎外漱石よりも凄いのかな
0003吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/10(木) 01:58:36
「暗夜行路」ラスト前の大山の夜明けの描写は

日本文学の頂点

以外の何物でもない。ちょっと絶句する美しさだお。
0004吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/10(木) 02:22:33
『暗夜行路』全編にわたる文体のリズムの心地よさは日本近代小説史上ベスト。
0005吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/10(木) 05:32:05
ネタにマジレスかよ
0007吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/10(木) 21:14:11
対象とそれが置かれた空間を描写する力が神です
芥川が「言葉はただ辞書にある意味以上のものをつたえなければならない」。
と言っていますが、志賀直哉の作品にはそれが溢れています。
読んでみれば書けそうな気がするのは、それだけ表現に無理が無いということでしょうね。
たしかに志賀的なものは滅びたけれども志賀直哉の価値は不動ではないでしょうか。
0009吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 01:07:17
日米会談で遠い所を飛行機で急行した来栖大使の到着を待たず、大統領が七面鳥を喰いに田舎に出かけると言う記事を読み、
その無礼に業を煮やしたのはつい此間の事だ。日米戦わば一時間以内に宣戦を布告するだろうというチャーチルの
威嚇的宣言に腹を立てたのもつい此間の事だった。それが僅かの間に今日の有様になった。世界で一人でも此の通りを
予言した者があっただろうか。人智を超えた歴史の此の急転回は実に古今未曾有の事である。

0010吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 01:09:38
私は六十年前、森有禮が英語を國語に採用しようとした事を此戰爭中、度々想起した。若しそれが實現してゐたら、
どうであつたらうと考へた。日本の文化が今よりも遙かに進んでゐたであらう事は想像出來る。そして、恐らく今度のやうな
戰爭は起つてゐなかつたらうと思つた。吾々の學業も、もつと樂に進んでゐたらうし、學校生活も樂しいものに憶ひ返す事が
出來たらうと、そんな事まで思つた。吾々は尺貫法を知らない子供のやうに、古い國語を知らず、外國語の意識なしに
英語を話し、英文を書いてゐたらう。英語辭書にない日本獨特の言葉も澤山出來てゐたらうし、萬葉集も源氏物語も
その言葉によつて今よりは遙か多くの人々に讀まれてゐたらうといふやうな事までが考へられる。

若し六十年前、國語に英語を採用してゐたとして、その利益を考へると無數にある。私の年になつて今までの國語と
別れるのは感情的には堪へられない淋しい事であるが、六十年前にそれが切換へられてゐた場合を想像すると、
その方が遙かによかつたと思はないではゐられない。

國語を改革する必要は皆認めてゐるところで、最近その研究會が出來、私は發起人になつたが、今までの國語を殘し、
それを作り變へて完全なものにするといふ事には私は悲觀的である。自分にいい案がないからさう思ふのかも知れないが、
兔に角この事には甚だ悲觀的である。不徹底なものしか出來ないと思ふ。名案があるのだらうか。よく知らずに云ふのは
無責任のやうだが、私はそれに餘り期待を持つ事は出來ない。

0011吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 01:10:22
そこで私は此際、日本は思ひ切つて世界中で一番いい言語、一番美しい言語をとつて、その儘、國語に採用してはどうかと
考へてゐる。それにはフランス語が最もいいのではないかと思ふ。六十年前に森有禮が考へた事を今こそ實現しては
どんなものであらう。不徹底な改革よりもこれは間違ひのない事である。森有禮の時代には實現は困難であつたらうが、
今ならば、實現出來ない事ではない。反對の意見も色々あると思ふ。今の國語を完全なものに造りかへる事が出來れば
それに越した事はないが、それが出來ないとすれば、過去に執着せず、現在の我々の感情を捨てて、百年に百年後の
子孫の爲めに、思ひ切つた事をする時だと思ふ。

外國語に不案内な私はフランス語採用を自信を以つていふ程、具體的に分つてゐるわけではないが、フランス語を
想つたのは、フランスは文化の進んだ國であり、小説を讀んで見ても何か日本人と通ずるものがあると思はれるし、
フランスの詩には和歌俳句等の境地と共通するものがあると云はれてゐるし、文人逹によつて或る時、整理された
言葉だともいふし、さういふ意味で、フランス語が一番よささうな氣がするのである。私は森有禮の英語採用説から、
この事を想ひ、中途半端な改革で、何年何十年の間、片輪な國語で間誤つくよりはこの方が確實であり、徹底的であり、
賢明であると思ふのである。

国語の切換へに就いて、技術的な面の事は私にはよく分らないが、それ程困難はないと思つてゐる。教員の養成が
出來た時に小學一年から、それに切換へればいいと思ふ。朝鮮語を日本語に切換へた時はどうしたのだらう。
0012吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 01:26:43
よく志賀と三島を比較する。
志賀は語彙が少ないのに、感覚が豊かだ。
三島は語彙が豊富なのに、感覚が乏しい。
0013吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 03:33:04
「城の崎にて」なんて、書けそうで書けないぜ。
三島的な人工性・虚飾性の対極。
0014吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 16:21:17
外國語に不案内な私はフランス語採用を自信を以つていふ程、具體的に分つてゐるわけでは
ないが

wwwwww馬鹿につける薬なし。「英語でも」といっていたのか 
売国奴だな。
0015吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 20:51:27
>>13
そういう上っ面の見方が、人工的な読み方。よく読めてない証拠。
三島にとっては書くことイコール生きるよすがだったのが読めないバカと言える。

フランス語を国語にしようなんて言ってた人間の方が人工作家だよ。
0016吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 21:16:13
その人の心構えの問題ですな。本質、おふざけの
白樺林
0017吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/11(金) 21:27:02
三島の小説は確かに彼にとってくだらないこの現実と拮抗するために
どうしても構築しなければならない鎧のようなものだった。
だから、たとえば「考え」でなく「想念」という硬質な言葉を選んで、
あの文体を作っていった。その小説世界はこうであるべきだという
彼にとって真の現実だった。それは他人には人工的な世界に映る。
志賀のフランス語発言は問題外だが、『暗夜行路』は名作。
0019吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 08:29:45
「問題外」の発言は文人にとって致命的です。自分が使っている
言語を否定するなんて。しかも「具体的に解っているわけではないが」
「フランス語」でもどうかだとよ。言葉に真剣さが全然ない。
どんな{名作}も色あせてみえます。
0020吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 08:34:15
学校教育で固有の言語を簡単に変えれると思っている
日本文化の敵、志賀。
0021吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 09:23:16
作品と作家の思想や主張とは無関係
大江健三郎も、主張はクソだが作品は素晴らしい
0022吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 09:55:38
大江健三郎は、主張は素晴らしいだが作品はクソ
0024吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 11:03:10
>21
同意。
0025吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 11:08:07
しらべられなくても ばーかなわたしでも きょうようなくても
りかいできなくても へんさちひくくても かおがぶさいくでも
もののあはれはしられけり
0027吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 11:22:25
志賀を褒めまくる、フランス語ペラペラの蓮実でさえ、
あのフランス語発言には苦笑している。
0028吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 11:28:40
床屋が髪を切ってもらいに来た客殺しちゃうやつ、好き。
村上春樹の短編に似ていると思った(もちろん順序は志賀先生が先)
0029吾輩は名無しである
垢版 |
2011/02/12(土) 11:41:04
「剃刀」名編。
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