こういう一種の「夢」の提示はそれなりに面白い。
滋賀はこれから国語に英語を採用しよう、と言っているのではなく、60年前にそうなって
いたらよかったのにと述懐しているわけだ。日本語での創作に苦労した人にしての
感想ともいえる。

こういう文章をもって頭から非難するのはなにも実りのないやりかただ。
まして、「売国」だなどというのは軍国主義ファシストの語彙だ。
滋賀の言うところに対してきちんと論理的な言葉での批判が君たちにはできていない。
この点でも単に感情に訴えるような言葉でひとつの言辞を血祭りにしようとしている
君たちは軍国主義ファシストによく似ている。