>>50
うーん、それは「実証性」や「論理性」という言葉の捉え方に
あなたと私との間に違いがあって
私が>>43で述べた「実証的」というのは、

特定のテキストは作者の意図や時代的文脈から読み解かねばならず
そのためには当該テキストを構成する用語の意味や風俗をテキスト外の
文献を広く渉猟する必要がある、ということです

で、これらの「実証的」作業の裏付けが無い限りは、
いくら外見上「論理的」構成を持っていても
1つの閉じられた虚偽表示(イデオロギー)にすぎない、と
まあ、スコラ的学問ギルドを実証性で粉砕した谷沢というのが分かりやすいですかね?

だから、本人も「学問に王道なし」ということで
広く文献にあたることを奨めているのだと思いますが?

ただ、こういった姿勢は研究者としては至極まっとうなものですが、
批評としてはどうなんでしょうか?と>>43でいったわけです