>>364
宮中ことば、そして、女房言葉
武士の言葉と、商人、農民の言葉
口語と文語
非常に多くの地域差、つまり方言
敬語の多様さ、などなど
わが国の言葉の歴史は非常に複合的で雑多だ。
明治維新のとき、我々の先人は西欧文化を輸入するため、非常に多くの二文字漢語を創造した。
支那では、毛沢東がそれを日本から輸入して近代化につとめたわけ。
中華人民共和国のうち、人民も共和国も明治時代の日本の造語だってのは知っておいたほうがいい。
フランス語もいいけど、我々の基本常識である日本語の履歴書はかなりすごいよ(笑

フランス語はアカデミが言語統制を行ってきているから、
いわば純粋培養系。だから、正しい言葉遣いって認識が明確だろう。
英語とならんでフランス語が条約などで使われているのには、その努力も認識されているからじゃないかな。
「うちの子はとても上手にフランス語を話すんですよ」ってのが親の自慢になるらしいから、
自国語への認識は日本とは全然違うね。