【戦うレビュアー】豊崎由美【トヨザキ社長】
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最近『ニッポンの書評』を刊行したトヨザキ社長について語りましょう >>288
〉そういう方の薦める本を探していたら結局この世の中には
〉新潮クレスト・ブックスとエクス・リブリスと、
〉あとは柴田元幸さんや鴻巣友季子さんのような方が
よーく分かるわw
結局どんな毒舌なオラオラ系でも雇われ人という身からは逃れられない 評論家でも書評家でもどっちでもいいが、この類の人間の書くものはえてして暴力的
腕っぷし弱いいじめられっ子が自意識過剰こじらせるとこうなるのか
>嫌いな文芸評論家
>豊崎由美、鮭秀美、千野帽子、渡部直巳
こいつらの書くものもほとんどそうだし 散々作家に嫌がらせをやってきて
今は誠実な人ぶってるのも同じ 栗原裕一郎
自分と親しい人が芥川賞とか直木賞の候補になったとき、一般の人が喜んで
「○○さんに受賞してほしい!」と言うのはわかるのよ。
でも、評論家とか批評家とか書評家という肩書きで商売している人が、
親しい関係だからというだけで「○○ちゃんにとってほしい!」とか言ってはばからないのはどうなのよ。
猫猫さんご贔屓なのは親しいからではなく正当な批評だと言いたいらしい Twitter文学賞の打ち上げに
大森と栗原は来たのか気になるw ただぼくが愕然としたのは、たしか同じコンビで書かれた(間違い。豊崎由美&岡野宏文)、
文学に限らず20世紀のさまざまなベストセラーをメッタ斬り≠キるという対談本(『百年の誤読』04年・ちくま文庫)を読んで、
まあ面白いことは面白いんだけど、いかにも読書家≠ネ感じの2人がコト政治的≠ネ方面の話になるとビックリするぐらい無知なんだよ。
80年代のベストセラーを10冊ぐらい改めて読んで語り合ってる章があって、
『窓ぎわのトットちゃん』とか『積み木くずし』とか『気くばりのすすめ』とか出てくる中に、
森村誠一の『悪魔の飽食』(81年・角川文庫)が入ってるの。
で、実際に読んでみるまでは、タイトルのイメージで、もったいないオバケ≠ンたいな話というか、
こんな使い捨ての風潮はケシカラン!≠チていう説教本なんだろう、って2人ともカンチガイしてたらしいんだ。
藤村 『悪魔の飽食』を!?
外山 常識だよなあ。なんてモノを知らない連中だ、と愕然としましたよ(笑)。
2人ともいわゆる新人類世代=i50年代後半〜60年代前半生まれ)なわけで、政治≠忌避してきたウブな新人類どもが
9・11ショック≠ニかで急に政治づいたら、そりゃ凡庸なリベラルになっちゃうはずだわ、と思い知った。
じっさい読んでみて衝撃を受けたらしくて、ぜひ若い人たちにこそ読んでほしい≠ニか云い出すし(笑)。
藤村 たしかに『悪魔の飽食』ってタイトルは意味不明だけどさ。
731部隊の戦争犯罪を追及した本だとは、タイトルからはまさか想像つかないでしょう(笑)。
外山 それはそうなんだが、しかしぼくらと違って彼らは当時もうリッパな大人だったわけでしょ。
まだ政治に目覚めるはるか以前の、中学生のぼくでも当時ほぼリアルタイムでそういう本だって知ってたもん。
ごくごく素朴な最低限の社会的関心があれば、731部隊について書いた本がベストセラーになってる≠ョらいの情報は、
実際にそれを手に取って読むかどうかはともかく、小耳には挟むはずだよ。2人の対談は読みものとしては充分面白いし、
鋭いことも時々云うんだけど、サブカル連中の政治オンチぶりは本当に度し難いレベルなんだな、と思い知りました。
http://situation.jp/toyama/活動日誌/642/ 『早稲田文学増刊 女性号』が本日9月21日に刊行された。
文芸誌『早稲田文学』の特別増刊号となる同書。
「女性」と「書く」ことの関係性をテーマに据え、計82人が参加した556ページの内容になっている。
川上未映子が責任編集を務め、企画、人選、依頼、校正、編集の全てを担い、制作された。
参加者に名を連ねるのは、多和田葉子、津村記久子、小山田浩子、伊藤比呂美、文月悠光、
東直子、松田青子、ロクサーヌ・ゲイ、イ・ラン、堀越英美、
山崎まどか、石垣りん、中島みゆき、茨木のり子、雪舟えま、
最果タヒ、銀色夏生、村田沙耶香、藤野可織、今村夏子、
黒田夏子、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、橋爪彩ら。
「フェミニズムと女性に近づくかもしれない23冊」と題されたブックガイドや、
斎藤美奈子が司会を務めた小澤英実、倉本さおり、トミヤマユキコ、豊崎由美の鼎談、
桐野夏生と川上未映子の対談なども掲載されている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています