昔日本語訳でギャツビーを読もうとしたけど退屈ですぐに放り投げた
原書で読んだら面白かった
もっとも原文ならではの魅力だけでなく英語学習的なモチベもある分こっちも読み手として母国語の時よりは忍耐強いのだろう
ディケンズを原書で読んだ直後だからそれに比べれば楽々読み進められる

じゃあ何が面白く感じられたかと言うとなんだろう?
文章の魅力と(凝っていけど決して難渋ではなくさらっとしている)
作者が作品にちりばめた諸々のファクター
デイジーの上流階級のふわふわとしつ陰影もある美しさとマイナス要素
令嬢への夢を捨てなかったギャツビーの諸々
ここらを浮彫にさせるストーリー展開
特に終盤の方で顕著になる東部と西部がなんたらかんたらというの
そしてラストの文章の魅力が決定的なんだろうな