アントン・チェーホフ
チェーホフユモレスカ買ってきた!
小説のなかで一番たくさん出くわすものはで笑った。 全集、注文してからアレだけど戯曲って数少ないんだね。劇作家のイメージが強かったんだけど。 チェーホフは9割が短編小説でしょう
でも短編小説でも映画を観たあとのような味わいのある話が多いよ
全集を読むなら、1巻からではなく、4〜5巻ぐらいから最後まで読んで、
それから1巻にかかるといいかも。
最初の方はチェーホフが学生時代に書き飛ばしていたころの話だから。
その中でもいい作品はたくさんあるんだけど。 あ、それは大丈夫。短篇もいくつか読んでるのでまったく好みにあわないことはないはず。ちなみに600以上の短篇を書いたとかなってるけど、まだ日本語未訳のものも多いのかな? 三谷版は笑かそうといろいろ修正していた
あざといところもあったけど、斬新な解釈もあって面白かったよ 割と忠実だったと聞いたが
やはりそういうのもあったのね 最後にヤーシャに捨てられたドゥニャーシャが今後の人生を
エピホードフと歩むことをはっきりと見せたり、
ラネフスカヤが見る母の幻が白い服を着たシャルロッタだったり
道案内を願いながら金をせびる浮浪者がピーシチクだったりとか
ちょっとあざといなと思ったのは、
ワーリャが養女であることをかなり強調していた
使用人たちが「あんたは奥様の血をひいてないでしょ」などと
言いながら仕事をボイコットしたりする
あとトロフィーモフの禿ネタかなりしつこく使ってた
もちろんカツラだけど髪の毛をむしったりするシーンもあった
最後も原作ではフロックを着ているはずのフィールスがまるで
家の妖精のごとく白い寝間着姿で登場し、ガーエフが家を去る前に
積み木で作った家を杖で破壊したりしていた
全幕が第一幕の舞台である子ども部屋で進行するので
二幕、三幕はちょっと展開が苦しいかな、というところがあった チェーホフについての過去トピってどこかで読めませんか? 中公の全集が届いたけど、初期の短篇が読みにくい(・ω・) 上でも言われてるけど、初期は駄作が多いから無理して読むことないと思うよ
それでも読みたいなら1日1作みたいに、時間をかけて読んだ方が楽しめる
初期は目の付け所やセンスはチェーホフそのものだけど
「それオチてんの?」みたいな娯楽にしても文学にしても中途半端なのが多い
特に一巻前半は「目覚まし時計」誌に投稿して三本に1本くらいしか採用してくれなかったあげく
打ち切りくらって最初の挫折した時期のものだけど、それもしょうがないかなって思うな
1巻で重要なのは『不必要な勝利』『奥さま』『生きた商品』『咲きおくれた花』
この四つは今のラノベ作家みたいな地位にいながら、それでも芸術を目指してやるんだという
若いチェーホフの野心や気概が伝わってくる、あと『緑の岬』『通信員』あたりも面白い
2巻に入ってから覚醒したのか『催眠術の会』や『法廷の一事件』などオチのある完成した作品が出てくる
『ねこやなぎ』『ぬすびと』『でぶとやせた男』あたりは芸術の方でいい
2巻で一番好きなのは『仮装した人びと』で、これはチェーホフ作品の本質そのものだと思う >>152
身内褒めみたいだけど読んでるねえ
俺も「緑の岬」なんか驚くほど後期のエッセンスがつまってると個人的に思う
まあむりして全部をおもしろがろうとする必要はないわな チェーホフは一度に大量の情報が出てくるから、読むのが疲れる。 『緑の岬』めちゃくちゃよかった。152さんありがとう。 時々、キラリと光る一編があるから全集初期も読み飛ばせない。 オチも起承転結もないのが斬新
オチも起承転結もないのに面白い
変な作家 岩波文庫の可愛い女読み始めましたが、訳が読みづらい。 神西清で読みにくいって…時代なのかな
名作は古びなくとも名訳は古びるとは誰の言葉だったか。 沼野といえばハーヴァード大学出た秀才か
あのひとのナボコフの翻訳とか評判はどう? オレも鼻眼鏡かけたいな
チェーホフみたいな紳士になりたい非正規30代だけど フィンチは流石に売ってないだろう。
丸めがねなら西荻窪の眼鏡屋に色々あるぞ チェーホフってこれが代表作だ!って小説が他の作家と違って決まってないよね
俺は『決闘』が今まで読んだ中では一番傑作だと思ったね もっと生きていたらと思うと惜しいよね
オレは4大戯曲がセットで代表作って感じだな チェーホフはひたすら、全集で短編を読み、戯曲を読み、
手帳を読み、手紙を読み、…
また、全集で短編を読み、戯曲を読み…
エンドレスですな 9/8から俳優座で小田島訳のかもめが上演されますね。
観に行く方いますか? 短編小説から読みたいんだけど、なにがオススメ?
訳が難しくなく、平易なことばで書かれたものがいいんだけど・・・ 近くに古本屋があるならちくま文庫の3巻、4巻あたりからおすすめ
あとは小田島さん訳の新潮文庫かなあ
自分がその辺から入ったもんで…
最近でもいろいろ新訳は出ているので試してみては
http://amz.harumeki.com/jp.php?qz=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%95 カメレオンっていう題の本があったけど訳者が微妙だな
チェーホフって誰の訳で読めばいいの?いい本あったら教えて チェーホフ全集〈1〉にカメレオン収録されてるよ
今の子供たちは国語でカメレオンって作品読んでるみたいだね
http://homepage1.nifty.com/ta/sfc/chekcov.htm カメレオンって犬が上司の飼い犬かどうかで、態度コロコロ変える話だっけ
あれは珍しく笑えた
初期はマジで笑いどころが分からんのが多いからな
マヨネーズとか「???」だった 平均的な人間の社会適応(発達)段階でいうなら>>112が正しい
ただし当然、その国の文化や社会的環境に依るところが大きい
そして、貧しい人ほどその国の文化・社会水準を反映する
チエホフは面白そうだ
文庫が希望だけど、この場合新潮の背表紙はあり得ない色なので、
全集を捜してみようかな 「退屈な話・六号病室」が気に入ったので、
岩波の短編をいくつか購入することにした
「可愛い女・犬を連れた奥さん」が全く好みでは無かったから敬遠してたけど どうもチエホフは恋愛や不倫ネタを全面に出しすぎる傾向がある
着想はかなり深淵で悲痛なものなのに、甘ったるい作風になる 『箱に入った男』『すぐり』みたいな見聞形式で一冊分書けば良かったのに 「谷間」とか「ねむい」とか・・・この辺りは凄いんだよね 恋愛ものでも中二階のある家は好きだな。
画家と女の子の思いが全く噛み合ってないのが、なんとも哀しい。 桜の園とかわいい女読んだらチェーホフにハマりそうになっている
もう少し読んでみよう この人あれだけ辛い幼少期を送ったのによく心がねじ曲がらなかったな
作中じゃ批判はするが、内輪の会話で誰かの悪口がでると彼だけは庇ったらしいな 「さくらんぼ畑」が今頃朝日の記事になったのはなんで? >>194
結構ねじ曲がってないかな?
この人の小説ほどものの見方に偏りのない作品はあまりない気がする。
悪意もないけど、代わりに善意もない。
ここまで人間離れしてると少し不気味だわ。
宇宙人に観察されているような気分になるときがある。 でも、どこか人間をまだ信じているようなところもあるように思うんだよね
さくらんぼ畑は急に出てきたね
何で今?とは確かに思った >>197
人間を信じているし、優しい人なのは確かだとは思う。
ただ現実的すぎる上に頭もよかったせいで、孤独だったんじゃないかなとも思うんだよね。
神西清のチェーホフ序説を見る限り恋愛含め人間の活動全般で随分冷めた人だったっぽいし。
さくらんぼ畑の方がまあ確かに今の日本語には合っているのかね。
ただ、浮世離れした没落しかけの貴族が「桜の園」とか呼んでいる方が、
借金まみれの現実が見えていない感じがして、滑稽さも増す気がするけど。 どんな疑問だろうと快刀乱麻だ…
教科書読んだことのない人間はこんな言い回しせん気がする(笑 つまるところ好事家。深く突っ込んでえぐり出す、が無い。
革命前ロシアの体制内ヒューマニズムなんてこんなセンチな少女趣味だけなんだろうが。
こんなのが日本で流行ったってのがアホらしいってだけ。 チエホフとしては、本業はあくまで医者であり、書く方は資金稼ぎというスタンスを崩していない
人あしらいは巧く好かれたようだが性格はかなり捻れている チェーホフ いいよね
明日から新年度、また全集を読み返そう
そんでもって頑張って働くぞー チェーホフの短編をいくつか読んだんです。
この人の作品、凝っていて、かなり面白いですね。
特に『牡蠣』が面白かったです。
話の筋は、志賀直哉の『小僧の神様』に似た重い内容なのですが、飢えた子供
が、『牡蠣』という文字に妄想を膨らませて、「牡蠣をください!」と通行人
にうったえます。すると通行人が「ほう、ぼうずは小さいのに牡蠣が好きなの
か?」と、子供にとってはおいしくない高価な牡蠣をたらふく食べさせられるという話です。
それが、子供の妄想の視点から描かれているのて、より滑稽で、ユーモアあふ
れる、ふくよかな作品に仕上がっています。
漫画家の花輪和一や鈴木翁二が、子供の妄想世界を描くのがうまいので、チェ
ーホフの作品を、彼らが劇画化して描いてくれたらうれしいですね。 俺は新潮世界文学の23巻「チェーホフ」で大概の作品を済ませている。
翻訳も池田健太郎、神西清、原卓也で問題ない。
21の短編と4大戯曲に2つの一幕戯曲が収録されている。
重い本なので、持ち運びにはふさわしくないが、
チェーホフこそ書斎で読むのが似つかわしい作家だと思う。 >>210
葉蔵さんなにしてはるんですかw
>>211
自分もそれ2つ持ってるw あれまことに読むのに都合が良い。 >>210
ユーモラスで、ふくよか……?
あれ栄養失調で餓死しかけてる少年が
夢中でほどこしを叫ぶ話で
読んでて泣きそうになったけど俺 少年の男3人 ウサギでサッカー 蹴り殺す
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1401587387/
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/06/01(日) 10:49:47.37 ID:tgp+RL9Li● ?2BP(11000)
東京都江東区の小学校で飼育されていた
ウサギをけり殺したとして、
警視庁は15日、同区内の
無職少年3人(いずれも18歳)
を動物愛護法違反などの疑いで逮捕した、と発表した。
少年らはウサギをボール代わりにサッカーをしており、
「面白半分でやっていてエスカレートした」
などと供述。
発覚を免れるため、ウサギの死体を重しと
一緒に袋に入れて運河に捨てていたという。
調べでは、少年3人は昨年5月8日早朝、同区立辰巳小学校に侵入。
小屋で飼われていたウサギ1匹を持ち出し、
約1キロ離れた公園でけるなどして殺した疑い。
公園内のすり鉢状になったローラースケート場で、
はい上がってくるウサギを交代でけったという。
3人のうち2人は同小学校の卒業生。
ウサギは児童らが「ゆきのすけ」
と名付けて可愛がっており、
行方がわからなくなってからは
児童らがポスターを作るなどして捜していた。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/sannposusunnde_nihosagaru/25770824.html 中公全集でまだ手を付けてなかった書簡読み始めた
やっとサハリンに出かけたあたり
兄弟妹宛の手紙は、他人の描写が容赦なくて笑える 『新潮世界文学23 チェーホフ』
「小役人の死」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「かき」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ふさぎの虫」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「たわむれ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ねむい」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ともしび」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「かけ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「退屈な話」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「グーセフ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「決闘」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「六号室」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「大学生」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「奥さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「中二階のある家」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「箱にはいった男」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「すぐり」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「イオーヌィチ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「可愛い女」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「谷間」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「犬を連れた奥さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「いいなずけ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
戯曲
「かもめ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「ワーニャ伯父さん」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「三人姉妹」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「桜の園」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
一幕戯曲
「熊」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov)
「プロポーズ」 アントン・チェーホフ(Anton Chekhov) いや、チェーホフintentions、あるいは purposesね。 チェーホフ好きはトルストイ嫌いってのはホントなの? 喀血で寝込んでいるのに見舞いに来たトルストイが
長時間話していってへとへとになったという話は
何かで読んだな
トルストイも民衆のために!と熱く活動していた人だけど
チェーホフのどこかちょっとドライな感じのかかわり方とは
方向が違うようにも思える
嫌いだったのかどうか…は知らないや チェーホフはリアリスト、トルストイは夢想家だからね。
トロワイヤの『ロシア文豪列伝』にあるトルストイの乞食旅行の話とか笑えるよ。
佐藤清郎がチェーホフに流れる農奴の血について書いてるけど、チェーホフはずっとコンプレックス持ってたんじゃないかな。 ゴーリキーとの関係も同じだな
変革に情熱煮えたぎらすゴーリキーに
極端なことはするな、人間なんかに期待はかけないほうがいいと懐疑的で冷めていた へー。ゴーリキーとの関係は詳しく知らないんだよね。
何か良い文献ありますか? 228ではないうえ、ゴーリキーとの関係についての資料とは言えないんだが、神西の「チェーホフ序説」はわりと的確に
チェーホフの性格をとらえていると思う。おそらく当時の海外の研究とかも参考にして書かれただろうという気がする。
Finkeって人の"Seeing Chekhov"という本を読んでみても、チェーホフは自己の内面をさらすことにかなり抵抗
がある人だったようだし、トルストイやゴーリキーのように強い思想を押し付けんばかりにむき出しにすることには
多少閉口しているような感じ。 神西は読んでないな。ありがとう。
「押し付けなかった」っていう点は、佐藤清郎に言わせるとやっぱり「農奴の血」って事になるんだろうな。 >>224
自分そうかも。チェーホフは好きだけど、トルストイはそんなに。特別嫌いではないけどね。 『復活』読んで一部感動はしたんだけど、それ以上読もうと言う気にはならなかったな。