0289吾輩は名無しである
2015/05/28(木) 12:02:14.95筋もなければオチもない、どう考えても物語として成立してない、欠陥品だ
作家としてやっていくうちに編み出したのかとも思ったが、デビューしたときからそうだった
普通こんなのを書いたら編集に怒られると不安になるはず
それでいろいろ解説読んでも分からなかったんだけどトーマス・マンの評論を読んでやっと分かった
チェーホフは子供のころから、周りの人間の形態模写をやって家族を笑わしてたんだってね
そしてそれをそのまま小説に応用した
つまり彼の小説は物語ではなくモノマネだったんだなと