アントン・チェーホフ
短編だからサクサク読めるという利点。
戯曲は苦手だからあまり読んでない。 >>461
短編は好きなの多いから何度も読むけど戯曲は一度読めば十分。舞台は何作品か観てるよ。 >>464
せっかくこのスレにやって来たんだからこの機会に読もうぜ 物価高の影響で以前と同じ値段でもこっそり中身が減らされてるwww 結婚熱望者のための手引 極秘
って短編おもしろい。 何にも起きない作家の代表格
たとえ何かが起きても何も起きない
なぜこの人が「銃が物語に出てきたなら、それは撃たれねば」
みたいなことを言ったのか不思議でならない 細かい短編がいっぱいあって、まだ読んでない作品結構ある気がする。 ワーニカって短編にもカシタンカって名前の犬が出てくる。
犬の名前としてわりとポピュラーなんですかね。 日本だと茶色っぽい犬にきなことか名づける人がいるのと似た感覚なのかな 四大悲劇っての全部読んでみたけどやっぱり桜の園が一番いいかな かもめ(1896年)
じつは、トレープレフ君が、ピストル自殺をしたんです。……
ワーニャ伯父さん(1899年-1900年)
ソーニャ でも、仕方がないわ、生きていかなければ! (間)ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。
三人姉妹(1901年)
二百年、三百年後の地上の生活は、想像も及ばぬほど素晴らしい、驚くべきものになるでしょう。
人間にはそういう生活が必要なので、よしんば今のところそれがないにしても、
人間はそれを予感し、待ち望み、その準備をしなければなりません
桜の園(1904年)
アーニャ さようなら、わたしの家! さようなら、古い生活!
トロフィーモフ ようこそ、新しい生活! 短編が多いから、現大臣でも読みやすいと思うんだけど、あんまり流行らないね。 久しぶりに読んでみたくなって
戯曲の方は買ってきたけど
短編小説だと何がオススメですか? >>493
ありがとうございます!
小説は読んだことがない(多分)ので楽しみです。 小島信夫・保坂和志『小説修業』
http://srd.boo.jp/pw/Books/kjm_hskDialogue/
チェーホフやジョイスのモチーフとは...「遠く離れた二人が同じときに同じこと思っているかどうかとか,
百年後に生きる人間がいまのわたしたちの努力をわかってくれるかどうか」(『小説修業』,p.89)
p.116 「「百年後の人間たちは私たちのことをどう思うのだろうか」という考えが,チェーホフ自身にとっても生真面目すぎたために,
小説では展開のさせようがなくて,芝居でわざわざモノローグのように言わせて,まわりの人物に無視させたり,打ち消させたりした」 群像2016年4月号の辻原×沼野の対談よかった。「チェーホフ的人生の意味」 全集はもう出さないつもりなのかな?
中公のが欲しいな。 >>505
うむ、小島と保坂は未成年読んでないんだろう
頓珍漢な批評して悦に入ってるのは恥ずかしいな ビーートたッけーし☆「あああーん!あべぴょーん、らめえええええええー!ひぎーぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!うぐっ!ほっほい!」 熊林演出の「かもめ」を先日録画で観た。熊林くんの舞台は好きだけどこれは生理的にダメだった。
満島ひかりは抑圧を否定的にとらえ、
発散する方向でニーナを演じた旨、冒頭インタビューで語ってたものの、多くの出演者が自由に、
フレキシブルに、と舞台上で率先してはしゃぐ様は緊張感を削いだ
舞台をテレビ放映で観て四の五の言うのは本意ではないものの、これ、生で観たら結構キツかったと思う。
]かもめで(ほんの一節とは言え)黒柳徹子の真似されても困る。サービスなのか。いらぬ遊びだ。
三谷さんの「桜の園」もいらぬ遊びが多く、俺は客席でどうしたらよいかわからず困惑した ケラリーノ・サンドロヴィッチ @kerasand · 3月11日
眠れないからまた「ワーニャ伯父さん」。
チェーホフの四大戯曲は、どれも四幕構成で一幕(「ワーニャはある意味四幕も)はスケッチと呼ぶべき描かれ方。寝ちゃう観客は大抵ここで寝ちゃう。それもわからぬではないが、この退屈、憂鬱、
倦怠が非常に魅力的だから、四本もやることにしたんだ。 :/\___/ヽ .
:/'''''' '''''':::::::\:
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:.| " ,,ノ(、_, )ヽ、,,""..:::|: 安倍首相ガンバレ安倍首相ガンバレ!・・・
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:.\ |,r-r-| .:::::/…
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/ / :| ヘ ! 桜の園で圧倒的に感情移入したのはロパーヒン
ちゃんと人の話聞けよ… 先月チェーホフ全集全部読んだぞ
一番いいと思うのは「決闘」「桜のその」「六号病棟」「サハリン紀行」
かな 小林秀雄の「チェホフ」はいいもんだ
「雨が降ったら雨が降ったと書きなさい」ってさ
それが転じて、小林さんちにトールが来たから、小林さんちのメイドラゴンになった、となる。
というのも…
人は狭苦しい社会を作るので、一種の祭りが必要になるーーー自然!感情の解放。文学もまた祭りである。
そして
自然に行く=破滅派、調和派の文学者等。雪舟、西行的。本音で生きて破滅するのもこれ。
自然が来る=かぐや姫、遠野物語、rewrite、小林さんちのメイドラゴン等。
おもに日本文学の構造はこの二パターンではありませぬか。
チェホフの境地!偉大なり 日本ではロシア文学に触れる機会は少ないですが
ロシア文学における永遠のテーマのひとつ
ポーシロスチ
果たしてそれが真実であったとしても
何も考えずにそれを諦めの言葉にしていいのだろうか?
チェーホフの愛したソストラダーニエ
これは人間の真理のひとつだと思います
悩み苦しむ心・・・
辛いけどそれが人としての不徳ではない
http://ameblo.jp/loki/entry-10001338022.html ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆ 新潮文庫入りを果たす前に、『チェーホフ・ユモレスカ』は同じく新潮社から単行本が全三冊で刊行されていた。
第一巻と第二巻は、文庫版の傑作短編集とほぼ同じ内容で、収録作品の相違はせいぜい1、2編に過ぎないので、どちらか一方で読めばそれで十分だろう。
第三巻は、中公文庫の『郊外の一日』と収録作品が同じであるため、単行本で出された『チェーホフ・ユモレスカ』は実質的にはすべて文庫化されていると言える。
チェーホフのユモレスカは、あくまで文学的な価値を高めていった後期チェーホフありきの、習作的な位置付けに過ぎない若書きの作品群であると言われれば、それは否定できないだろう。
しかしながら、わずか5ページの小品においても若きチェーホフの才能は発揮されており、最小限の文言で最大限の情景が描き出されていて、読者を楽しませてくれる。 『斜陽』は、たとえば「斜陽族」というような流行語を生んだ作品だが、むしろ斜陽という提名はそれとは縁がないように思われる。
この作品は太宰治が愛読していたチェーホフの『桜の園』を下敷きにしているといってよいが、そのなかに次のようなせりふがある。
『斜陽』でいえばかず子に対応する娘が、母に向って次のようにいう。
チェ―ホフが朝日のようにといわずに、夕方の太陽(斜陽)のようにと書いてることに注意すべきである。“斜陽”という提名がここからとられたかどうかはわからないが、すくなくとも太宰のチェーホフへの親近は
、斜陽の方に「静かなふかい喜び」を見出す感受性を共有していたからだとうえる。
斜陽は明るい。真昼の太陽とちがって、そこには陰影の気配があって、それが一層明るをきわ立たせる。『斜陽』という作品が感じさせるのは、そういう微妙な一瞬の感覚であって、私はそれが太宰の定着したかったものだと考えている。
もともと太宰は明るさと暗さと対立的にとらるのではなく、暗さのなか明るさを、明るさの中に暗さをみる眼をもっていた こなひだ三幕の戲曲を書き上げて、それからもつと戲曲を書いてみたくなり、長兄の本棚からさまざまの戲曲集を持ち出して讀んでみたが、日本の大正時代の戲曲のばからしさには呆れた。よくもまあ、こんなものを、書く人も退屈せずに書いたもの哉、
讀む人も退屈せずに讀んだもの哉、さうしてこんなものでもたいてい大劇場に於て當時の名優に依つて演ぜられたものらしいが、よくもまあ、
名優たちもこんなつまらない臺詞を大眞面目で暗誦したもの哉、よくもまあ、觀客も辛抱して見てゐたもの哉、つくづく呆れ、不愉快にさへなつた。
女 此頃お仕事をなさいませんのね。
男 出來ないのです。行き詰つて其處から奧へどうしても突き入れないんです。
女 今にお出來になりますわ。せきとめられた水が塞せきを破つて出るやうな勢で。
馬鹿にするな、と言つてやりたい。これはほんの一例であるが、まあ、たいていこんな按配で、とても讀んで行けない。戲曲に限らず、大正時代の文學で、たいへん有名なものでも、今讀むと實にひどいのが多い。
いちど全部、大掃除の必要があるやうに思はれる。それで、その戲曲の話だが、いろいろ讀んで、私にはやはりチエホフの戲曲が一ばん面白かつた。
チエホフの有名な戲曲は、たいてい田舍の生活を主題にしてゐる。いま私は、戰災のため田舍暮しを餘儀なくされてゐるが、ちやうどいまの日本の津輕地方の生活が、そつくりチエホフ劇だと言つてよいやうな氣さへした 悲劇喜劇2017年11月号
特集=アントン・チェーホフ
退屈考 谷川俊太郎
『桜の園』のこと少し 矢野誠一
サハリンがチェーホフを変えた 池澤夏樹
言葉のチェーホフ 多和田葉子
極私的チェーホフ翻訳論 浦 雅春
「田舎のじいちゃんへ」――手紙は届かない 沼野充義
アントン・チェーホフ『24番地の桜の園』構想 串田和美
事実と妄想――わたしの考えるチェーホフの素顔 マキノノゾミ
チェーホフの戯曲は魔性の本 蒼井 優
落語の世界を広げるチェーホフの凄さ 立川志らく
●四大戯曲を読む四人の演出家
自殺の理由 三浦 基
チェーホフ作品を演出すること ケラリーノ・サンドロヴィッチ
『三人姉妹』のことなど 岩松 了
チェーホフの涙 宮沢章夫 あまり売れないと思うよ。
中公版のを重版してほしい! 全集欲しいときにはカネがない。
カネの融通がつくようになったときには時間と気力がない。 ドストエフスキー bot @dostobot · 15 時間15 時間前
日本じゃ恥辱を受けた者が恥辱を与えた者の所へ行って『きさまはおれに恥をかかした、だからおれはきさまの眼の前で腹を切ってみせる』と…(略)それで実際に仇討ちができた様な気分になって、
すっかり満足するらしいんですがね。世の中には奇妙な性質もあるもんですねえ ―白痴 これまでチェーホフを読んだことがなかったんで
がんばってこの週末に何か読んでみようと思うのだが戯曲は苦手だなあ >>531
さんきゅー
明日図書館行って探してみる >>531
戯曲が苦手なら短編小説から入ってみては?
「新訳チェーホフ短編集」(集英社)などは読みやすいのでおすすめ 普通はまず、
4大戯曲 ⇒ ユモレスカ
だろ!
わかったかチンカス包茎童貞!wwwww 新潮の短編集もいいと思うな
訳も上手だし、何より中二階のある家がすごくいい
チェーホフにしてはちょっとセンチメンタルだけど 乃木坂とかに三人姉妹絶対にやって欲しくない
やめてくれ 大きなかぶ―チェーホフ ショートセレクション (世界ショートセレクション)
チェーホフ (著), ヨシタケ シンスケ (イラスト), Anton Pavlovich Chekhov (原著), 小宮山 俊平 (翻訳)
出版社: 理論社 (2017/2/1)
わが兄 チェーホフ
ミハイル・チェーホフ (著), 宮島綾子 (翻訳)
出版社: 垣内出版; B6版 (2018/2/20) チェーホフ全般的に好きだけど、「犬を連れた奥さん」だけはよさがわからん。
気品みたいのは感じるけど。これが文庫の表題になってるのは何故? ナボコフのロシア文学講義っぽく読むなら、無能な理想主義者が「崇高な」生活とかを求めて、
でも二人とも無能なせいで結局やってることは不倫になっちゃってるっていうのがいいんじゃない?
俺も無能だからあの二人には少し共感するところがある
まあ最後にはこれって所詮不倫だよねって笑ってしまうけど 親方のロマンティクな昔話をニヒリスティクな返答してる弟子がまんま自分だった
小説の題名忘れたけど 新訳の松下裕のは糞
交ぜ書きとか余計なひらがな表記で読んでて眩暈がしてくるくらい気持ち悪い 警察署長だったか巡査だったかが
「今しも市の立つ広場を突っ切っていく」
こんな書き出しで始まる短編が昔教科書に載ってたのですが
なんという作品かおしえてください 中公の全集3巻にあったよ
カメレオン Хамeлeон
真新しい外套を着こんで、片手に包みをさげた区警察署長オチューメーロフが、
今しも、市の立つ広場をつっきって行く。そのあとに、押収したスグリの実を
山盛りにしたフルイを抱えて、赤毛の巡査がつき従う。
あたりは静まり返っている…広場には人影一つ見当たらぬ…
商店や居酒屋の開け放した戸口が、飢えた獣の口を思わせて、
悲しげにこの浮世を見つめている。その辺りにも、乞食すらいない。
「よくも咬みやがったな、畜生!」不意にオチュメーロフはこんな声を耳にする。 >>552
>>553
ありがとうございます。
30年近く前の話なので教科書の出版社までは分かりませんが
全集があるとのことなら読んでみようと思います。
でも。近くの図書館には全集がなかった・・・ 見つかるといいですね
しかしなぜ教科書にカメレオンが選択されたんだろう
初期の短編だっていいんだけど、こういうあからさまな話より
もっと教科書向きなのもありそうな気がするんだが >>557
中学か高校時分と思います
おおよそ28年から34年ほど前かと(85年中学入学〜91年高校卒業) チェーホフの銃とかやたら言いたがるやついるけど
あれってイワーノフが由来だよな?
ウィキペディアだとワーニャ伯父さんになってるんだが違うでしょ かもめと混同しているんですかね?
でも猟銃ならかもめと桜の園には出てくるけど
銃そのものは4戯曲には出てこなかったと思う
銃で死人がでるのはかもめと三人姉妹だしなぁ >>542
なんでトルストイはこれを激賞したんだろうね >>557
多分551が挙げてるのは自分の東京書籍とおなじ中一の教科書で
他の掲載は谷川俊太郎の「春に」とか「竹取物語」
題は忘れたが昭和新山の話もこれだった気がする
星新一とかが載ってるという光村図書の読みたかった 天気の子を見たら序盤に出てた銃が終盤にも出てきたわ
これっていわゆるチェーホフの銃かな 小林秀雄
チェホフは廿七歳で「退屈な話」を書いた時、彼の世界観は固定した。
それ以来、死に至る迄彼の歌ったものは追憶であり挽歌であった。彼の全作は、彼が獲得した退屈という世界観の魔力から少しも逃れていない。
嘲笑するためには彼の心臓は温く、哄笑する為には彼の理智は冷く、彼は微笑した。この最も宇宙的な自意識を持った作家の笑は、常に二重であった。人間の偉大と弱小との錯交を透して生れた。笑いつつ彼の口許は歪んだ。
彼の全作に定著された笑が、常に理智的であり、倫理的である所以である。 チェーホフの銃ってどの手紙で言ってる?
どれだけググっても肝心の手紙が出てこない いかにもチェーホフが書きそうな話
男性(25)「自殺したいので車に練炭を焚いてください…」 男二人「分かった」 →男性(25)「やっぱり死にたくない!警察に通報します!」 [659060426]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1586659093/ 日芸の清水とかいう教授のブログで退屈な話のカーチャは最後の場面で老教授の愛を求めてるみたいなこと書いてたけど明らかに違うだろ
ヘンリー塚本のAVじゃねえんだぞ そいつ自身が老教授だから物語に己の性的欲望を投影したんだろうな
おお怖わw カーチャは典型的なメンヘラだよな
今の時代にこういう若い女は大勢いる >>570
その教授が渡部直己のような醜態をさらさないことを望む
カーチャは最後に老教授を振り向かなかったのだから
まったく気がないことははっきりしている 少しも言及されてないようで、一体どう思われてるのか気になるけれども
『小役人の死』、最高 夜、虫の音を聴きながらチェーホフの戯曲を読む。
・・・人が、羨ましい。 >>542
これはねぇ、ストーリーはただの不倫ものだから陳腐と思うのは仕方ないかもしれない。
主人公は妻子のある美男で、若いころは良くモテたんだが、良く読むと、実は40歳にしてこれが初めての恋愛だというのがミソ。
恋愛している男の心理をこれほど簡潔に描くことができた作家は多くはいない。 「谷間」赤ん坊に熱湯をかけたアクシーニヤさん
傷害致死事件っぽいのになんのお咎めもないように見えるのが不思議
そういう時代だったんですかね >>440
著者沼野充義先生 先生は7分くらいから
30分くらいからチェーホフ
「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人……村上春樹、大江健三郎からサンギまで」2020/03/28
https://youtu.be/R4pZueSRP0g
『子どもたち』抜粋
パパもママも洗礼式に行っちゃった。
子供たちは食堂のテーブルでロト賭け事遊びをしている。今夜は夜更かし。
「一コペイカ落としちゃった!」ふいにグリーシャが興奮した声で言う。
みんなは、ランプをおろしてテーブルの下に潜り込む。銅貨はなかなかみつからない。
ようやく、銅貨がみつかる。
みんなはテーブルに着いてゲームを続けようとする。
「ソーニャが眠っている!」アリョーシャがみんなに言う。
ソーニャは巻き毛の頭に両手に乗せて、まるで一時間も前に寝入ったように、さも気持ちよさそうにぐっすり、すやすやと眠っている。
みんなが銅貨を探しているうちに、うっかり寝込んでしまったのだ。
「ママのベッドへ行っておやすみ!」アーニャが食堂から連れて行きながら言う。
「おいで!」
みんなは一団となって連れていく。
五分とたたないうちに、ママのベッドは壮観となる。
ソーニャが眠っている。並んでアリョーシャがいびきをかいている。
二人の足の上に頭を乗せて、グリーシャとアーニャが眠っている。
そこには料理女の息子のアンドレイまでが混じっている。
みんなのそばには、新たなゲームの始まるまで力を失った一コペイカ玉が、いくつかころがっている。
さあ、おやすみ!
1886.01.20 ペテルブルグ新聞 エマ・ワトソンって中二階のある家のリーダそっくりだな
嫌いだわ 一番好きな「中二階のある家」
ラスト一行の翻訳
原卓也 ミシュス、君は今どこにいるのだ?
小笠原豊樹 ミシュス、きみはどこにいるのだろう。 Мисюсь, где ты?
ミシュス、君はどこにいるの?
(私の訳) 「たわむれ」という短編を今読んだところだが、素晴らしい
青春の甘い思い出とその後過ぎ去った時間・・・、人生だな お前ら和歌山県出身の下村拓郎様(35歳、元自衛隊)をご存知か、この方は将来素晴しい人物になるから覚えておいて損はないぞ 「狩場の悲劇」なんて読んでるのはここでも俺だけか?
チェーホフ唯一の長編小説 >>593
それ、ありきたりの探偵小説だから、チェーホフ好きからしたら
どうでもいい小説なんだな
チェーホフは人生の深淵を描く小説にこそ真髄がある このスレの常連は中公かちくまの全集を揃いで持っているんだろうな 『決闘』チェーホフにしては長い中編
ロシア文学によく登場する余計者が
決闘を契機に改心する話だが、
冗漫でチェーホフ一流の切れ味が乏しい チェーホフ
@bot_anton
友達に腹が立ったら心の中で百かぞえろという格言を思い出し、彼は急いで数えはじめた。 「決闘」チェーホフ
午後1:33 · 2021年11月20日 「奥さん」という短編を原卓也訳で読んだが、よかった
恋愛結婚して7年経つが、夫婦にもはや愛情はなく、冷え冷えとしている
それどころか妻は年下の男と恋愛中だし、夫は結核にかかっている
なぜあんな女と結婚してしまったのかと夫は後悔している 3月に川崎でかもめが上演される。チェーホフの戯曲を実際に芝居で見たことがないから一度見てみたい チェーホフの戯曲は難解、というのとは少し違うけど意図するところが一回読んだだけだとよくつかめない感じがする
何回か読み直して胸に落ちる。そして初見のときも読み直すときも切なくて涙目になってしまう 狩場の悲劇 (中公文庫)
チェーホフ (著), 原 卓也 (訳)
税込:1,100円
発売日:2022/06/22
ISBN:978-4-12-207224-4
商品説明
「五月の朝に詩的な《赤いワンピースの娘》に出会って以来、おびただしい数の犠牲者が、人世の暗い波間に、永久に姿を消し去った」……モスクワの新聞社へ持ち込まれた、ある殺人事件をめぐる小説原稿。そのテクストの裏に隠された「おそろしい秘密」、そして読み終えてなお残り続ける「もう一つの謎」とは何か? 近代ロシア文学を代表する作家が若き日に書いた唯一の長篇小説にして、世界ミステリ史上に残る大トリックを駆使した恋愛心理物語の古典。巻末に、江戸川乱歩による評論を収録。
江戸川乱歩――「チェーホフともあろう作家の、こういう作品を知らなかったのだから、われわれの全く気づかない面白い探偵小説が、まだどれほど残っているかと思うと楽しくなる。……探偵小説のトリックの歴史から考えても、相当大きな意味を持つ」。 https://keisan.casio.jp/exec/system/1189949688
1860年1月29日生まれ干支がわかります
未年と丑月が対になるのがわかります
理想と生活のあいだに葛藤がある生まれ 狩場の悲劇 (中公文庫)チェーホフ (著), 原 卓也 (訳)
税込:1,100円 中公文庫
発売日:2022/06/22
ISBN:978-4-12-207224-4
商品説明
「五月の朝に詩的な《赤いワンピースの娘》に出会って以来、おびただしい数の犠牲者が、人世の暗い波間に、永久に姿を消し去った」……モスクワの新聞社へ持ち込まれた、ある殺人事件をめぐる小説原稿。そのテクストの裏に隠された「おそろしい秘密」、そして読み終えてなお残り続ける「もう一つの謎」とは何か? 近代ロシア文学を代表する作家が若き日に書いた唯一の長篇小説にして、世界ミステリ史上に残る大トリックを駆使した恋愛心理物語の古典。巻末に、江戸川乱歩による評論を収録。 光文社古典新訳文庫にてチェーホフ傑作選刊行予定(ヴェーロチカ/六号室)浦雅春訳
おそらく5月頃 >>611
今河出文庫から出ている浦雅春訳のチェーホフ短編集が相当良い
今回の光文社の短編集も期待できる 「犬を連れた奥さん」
主人公と奥さんとが散歩のついでに港に船を見に行き、ゆっくりと方向を変えるのを見続ける場面。
ある人によると二人が寝たことの暗喩であるそうな。 わがチェーホフベスト3
中二階のある家
退屈な話
六号室 中二階、退屈な話、たわむれ、イオーヌイチ…
失われた若い頃を悔恨して儚む話が多いよな 遅まきながらやっとこの作品見て3時間長く感じず飽きずに見れたしまあ面白かった
要は自己再生の話でチェーホフの戯曲に出て来る生きていかなくてわと質がちょっと違うと思うけど重ねてるのね?
見て一番はチェーホフの戯曲の言葉って凄いんだよなということを忘れてた自分に思い出させてくれた
ちょっとあの手話ではチェーホフの言葉は伝わらないんだけどね
映画の中で使う劇中劇だから実際の舞台とは違うけど、聾唖でもない女優に聾唖役で手話やらせて締めの感動演出に使ってるのがダサく嫌らしかった
稽古場のシーンでチェルフィッチュっぽいなあと思ったらエンドロールの協力で名前が出てきた
安部聡子さん出てたが彼女の地点の舞台での演技はまじ凄くこの映画の劇中劇の役者の演技は比じゃないよねw
原作本読んでないし羊をめぐる冒険しか読んだことないが
車の中で妻のこと語るのにセックスセックス言葉に出して来るところが村上春樹っぽいなと思ったw
チラシちらっと見てただけで映画見るまでずっと田畑智子が出演してるのかと思っていたw いろいろと盛り込みすぎなんだよ。木に竹を接ぐというか。
やりたいことをやりたいように詰め込んだ結果、長尺になってしまっている。
安っぽいクリシェと化した村上春樹的な「生き残された者の背負った宿命」みたいなテーマと、
俗物の塊のような教授に二十年以上も献身的に奉仕して、
自分の人生を棒に振ってしまったと感じているワーニャ伯父さんの絶望、
その2つを重ね合わせて悠介とみさき、ワーニャとソーニャを抱き合わせて
最後にソーニャによる「辛い運命だけど、これからも生きていくのよ」的な有名な科白を韓国手話を使って観客に向けて送る…
やりたいことは分かるんだけど、それにしては北海道で悠介が発する科白が陳腐なんだよね
こんなに長い時間かけて(妻の死から2年以上経てから)やっとそんなことに気づいたのかよ、みたいな
実はテーマがちぐはぐでチェーホフと村上春樹は食い合わせが悪いんじゃないかと疑ったな
チェーホフ劇の中にある多層的な感情の揺らぎみたいなものを、村上春樹は捉えていない。
それはチェーホフのレトリックに満ちたテキストを表層だけ捉えて、
テキストの内側にある重層的な言葉の意味のテクスチャーにまで達していないからだと思う 手話で良かったと思う
セリフだとゴリ滑りしてたと思う マイケル・メイヤー『かもめ』2018
Rotten Tomatoes「『かもめ』の最新版は、他のチェーホフの翻案作品との差別化はほとんどできていないが、その一流のキャストにとっては演技を披露する魅力的な場となっている。」